「椿三十郎」破天荒が生にくい時代で御座います

2007年12月06日(木) 0時19分
「椿三十郎」★★★
織田裕二主演、豊川悦司、松山ケンイチ、中村玉緒出演
森田芳光監督、2007年、119分



黒澤作品をリメイク、
脚本は当時のまま

そのくらいの知識だけで劇場へ。

若いひよっこ侍が藩を良くしようと立ち上がるが、
一枚も二枚も上手の悪い奴らに
到底対抗出来ない、
そこに破天荒な侍が現れる。

展開は「どうなるんだろう?」なんて
思うことはなく、予想どおり進んで行くが
常に気になったのは
その脚本だ、
ホントにこれが当時のままなのか



もっと緊迫した重々しい映画と思いきや、
半分位はコメディタッチで、
自信ない若侍が勢いだけで突っ走る
バカバカしさや言葉に笑う。


もちろん時々のチャンバラシーンもあるが、
全体的に息をつめて見入るというより、
小ネタに笑いつつ
予定調和を楽しむような作りになっている。

足りないのは人情味か
ここにどこかホロリとさせるようなものが
欲しかったな。

見終えて
悪くはないけど、「あー面白かった!」と
単純に思える出来ではなかった。

もちろん昔の脚本のままだからと言われたら
返す言葉がないが、
今見せるものだから、
現代向けにアレンジしても良いんじゃないか


映画の内容としては
何度も焼き直されたもので目新しさはなく、
いわゆる時代劇で描かれる勧善懲悪、
そしてヒーローは去って行く。

どうも爽快感はない。

一本の映画に何かを求めすぎなのかもしれないが、
映画にこだわって出演している織田裕二、
まだまだ物足りないぞと
応援の意味を込めて言いたい。

★100点満点で70点くらい、
悪くはないけど、絶賛はしない★

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公開して3日目にして
400人位入る劇場は50人くらい、
成績も週末4位という
低調な出足、頑張れ。

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