「僕がいない場所」自分の居場所を探すこと

2007年11月22日(木) 0時18分
「僕がいない場所」★★★☆
ピョトル・ヤギェルスキ、アグニェシカ・ナゴジツカ、パヴェウ・ヴィルチャック出演
ドロタ・ケンジェルザヴスカ監督、2005年、ポーランド



自堕落な母親に見捨てられた少年、
自分の居場所を求める彼の日常は
かなり厳しいが
人のものを盗らず、施しは受けず
凛とした姿勢が良かった

でも現実は厳しく、
寒さのなかでとぼとぼ歩く姿は
子供は守られるべきと改めて感じる。

以前、「ロゼッタ」という
これも少女が一人で生きて行く映画を見たことがあるが、
あちらはも少し大人で
なんとかやって行けそうな希望があったが、
こちらはまだ10歳にもならないような子供で
一人で生きてくのはやはり難しい。

くず鉄を集めてそれをお金にしたり、
近くの家の少女が食べ物を運んでくれたりはするが
それもギリギリだ。

自由とは、やはり自立してからでないと
手にすることは出来ないのだろう

寒空の下、腹を空かせていては
夢も見れない。

日本では格差社会が問題とされているが、
それでも小学生の子供を
学校にも行かせず働かせる親はいないし、
それを社会が認めない。

戦後すぐには子供も重要な働き手だったが、
今はそれを考えると
マシな世の中といえるだろう。

途上国へ行くと
子供は快活に働いている、
それが自ら望んでの事なら良いなと
思わずにはいられない


しかしほとんどは働かざるを得ない状況で
その中でも明るい笑顔を見せてくれている。

個人個人の考えは様々で
価値観も多様だ、
それでも根っこの部分で
守らないといけないものは社会が
守りたいなと痛切に感じた。

★映画の出来は100点満点で75点くらい★

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こういうドラマ性の強い作品は
レンタルを待つより、劇場で見たい。
週末寝転んで、主人公の少年と対面したくないな、

映画祭の空いた時間に
渋谷で単館ものを見ようと、
小雨の中初めて行く劇場で鑑賞


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