「パッチギ!LOVE & PEACE」またパッチギですか!

2007年06月09日(土) 15時36分
「パッチギ!LOVE & PEACE」★★★
井坂俊哉 西島秀俊 中村ゆり 藤井隆 出演
井筒和幸 監督、127分


前作「パッチギ」は在日という重いテーマながら
全体に「生きる」という前のめりな情熱に溢れた作品で
「GO」と同様、かなり好きな映画だった。

さて、今回はまず「またかよ!」と
タイトルを見て思っていた、
この監督日本映画が「似たようなクズばっかり作ってる」とか、
「いじましくもせせこましいテーマが多すぎる」とか
かなり邦画や作り手のことを批判していたように
思うが、自分も同じテーマに挑む必要があったのかな。

内容は前作同様、苦労して苦労して
それでも元気!みたいな感動作になっているが
詰め込みすぎで
感情移入の余地もなく、
慌しくもその中で主人公たちは
難題に答えを出していく。

これがこのテーマの最初の作品なら
もっと感じ方は違ったろうが、
ほとぼりも冷めないうちに公開ということで
どうしても前作のイメージをひきずってしまうという
アンラッキーな感じもするが、やはりいまひとつだった。

過去の大変な時代を過ごして
日本人も在日も同じ国で生きている。

過去のことを知らなさ過ぎなのは
韓国の文化を受け入れることで、今は日本全体が
そんな方向に向いているようにも思える。

だったらどうしたらいいのか。
せっかくならそのひとつの方向も示してもよかったんじゃないかな。
こんなことがあった、
それだけでなくもう一歩。

韓国には10回以上訪れ
表面的には不快な思いをしたことはないけれど、
何も知らずにただ歩き回るようなことはしたくない。

だからと言って、個人としてできることは少ない。
最初に行った5年前と比べても
韓国には明らかに日本の文化が入り込み始めている。

海を隔てた、たった隣の国でありながら
まだ韓国では日本のTVドラマさえ放映は
自粛が求められている。

何でだろうと考える、
何でだろうと多くのひとが考えることが
ひとつのきっかけになるかもしれない。

前作のヒットを受けて、この映画は沢山の人が
劇場で見ていると思う、だったらなおのこと
次の一歩を示して欲しかったな。

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「LOVE & PEACE」という大袈裟なタイトルも
なんだかしっくりしなかったな。

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