「ハンニバル・ライジング」美しい顔に飛び散る鮮血!

2007年05月22日(火) 20時12分
「ハンニバル・ライジング」★★★☆

ギャスパー・ウリエル 、コン・リー 主演
ピーター・ウェーバー 監督、2007年、フランス




芸術を愛し、美食家、
驚くべき知能の高さと
反面に見せるグロテスクさ。

人間誰もがもつ才能や知的な好奇心も
博士にあっては何もかもが
一般の人間の域をはるかに越えてしまっている。

シリーズ最新作はハンニバルの
少年時代から医学部で学ぶまでの
成長の過程で経験した恐ろしい事柄と、
彼が自ら手を染めたいくつくかの復讐。

美しい顔の青年の青白い顔に
ほとばしる鮮血。
彼はそれを指でそっと拭うと舌で味わいさえする。
言葉で表現しようとするより
映像で見せる方が納得出来るものがある。

日本人として登場するムラサキを
コン・リーが妖艶に演じている、
日本人ぽくないけれど、
雰囲気は合格。

「羊たちの沈黙」からの
ハンニバルのそれぞれの時代を見てきたが、
結末は分かっていてもやはり
ジョディ・フォスター演じるクラリスと
ハンニバルのやり取りが面白かった。

それでも、全能の神のごとく
ハンニバル・レクターの神秘性は
シリーズを通して守られた。
そして今回の映画では彼の心の底に
触れることができた、
あの衝撃の顔の表情、見ているこちらも苦しい。
消せない過去を心の底にしまいこんで
血みどろのシンフォニーを奏でるのだ。

今、原作も読んでいるところ、
どんなに新作で幼いハンニバルに親しもうと
読んでいるときに浮かぶのは
アンソニー・ホプキンスの無表情な顔だ。

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もう、こうなったら色んなレクター博士の歴史を
次々作ってもらいたい、そしていつかクラリスと一緒に。

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