「百年恋歌」タイトルが大袈裟すぎ、もっとパーソナルな映画

2007年01月17日(水) 23時01分
「百年恋歌」★★★
スーチー、チャン・チェン主演
ホウ・シャオシェン 監督、2005年

3つの時代の恋人たち、
「それはもう帰らないから美しい」
原題の意味するように、
二人はどの時代も悲しそうだ。

特に1911年の二人は、言葉を話さず、
サイレントで字幕がセリフを伝える。
表情だけで伝える
繊細なシーンは、動きも無いためか
退屈に感じる。

映画を見る時に、
感情移入することは、かなり重要だ。
もちろんアクションの凄いシーンの
ヒーローになるつもりは無いが、
自分の気持ちを重ねることが出来る人や、
エピソードを見つけると
映画がぐっと近付いて感じるのは確かだ。

この映画にそれは無い。
何かを匂わすような部分はあるものの、
全体的には作家性の強い監督のこだわりにあふれ、
「分かる人にだけ、分かってもらえたらいいからな」といった
雰囲気に満ちている。

それが悪いとは思わない、
その映像や表現世界が、自分の感情に
ぴったりとくる時もあるからね。

ただこの映画に自分はそういった「何か」を
見つけられなかっただけのこと、
結局映画好きな人の多くは
そういう気分を何度も味わいなら
自分の「この一本」に巡り合うため
また劇場へ足を運ぶのだから。

ということでこの作品は★三つ
見て「損した!」ということは無いが、
ここに自分の見たい何かを見つけるのは
難しい。

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見る前と見てからの印象が全然違うのも
珍しい映画。

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