「リトル・ミス・サンシャイン」確かにみんなが輝く時間がここにある

2006年12月25日(月) 21時30分
「リトル・ミス・サンシャイン」★★★☆
グレッグ・キニア 、 トニ・コレット 、 スティーヴ・カレル主演
ジョナサン・デイトン 、 ヴァレリー・ファリス監督、2006年アメリカ

タイトルは美少女コンテストの名前、
主人公一家のメガネの女の子が
このコンテスト優勝を夢見て
家族で黄色のバスに乗り、1000キロ以上離れた
カリフォルニアへの横断の旅。

それほど有名でない主役たち、
全員の揃った写真も冴えない、
大丈夫かなと思いつつ劇場へ。

「成功へのアイデア」を売りこむ父親、
麻薬を今でも隠れて吸うおじいちゃん、
飛行士になる願かけに9カ月も無言の業をする息子、
ここに失恋し自殺未遂したゲイの叔父、
しっかりしてるけど依存が強い母親。

誰も普通じゃない、
過激な性格付けだが、
多かれ少なかれ、皆どこかに自分に似た、
見たくない部分を持っているのかもしれない。

たどり着いたミスコン会場では、
子供なのに気持ち悪いくらい媚をうる少女たち、
顔のしわをそこらじゅううに引っ張った主催者。

やはり普通じゃない、
陳腐だ、
そう思う、でもまた感じるのだ、
自分たちが日常かなり真面目に取り組んでいることも、
実はかなり陳腐なものかもと。

デフォルメされた考えや欲望に
呆れつつ、笑ってしまう。
何だこれ、結構面白いじゃん!

年末に眉間に皺を寄せるような難しいのでなく、
泣けるのでも無い、
こんな風に笑って映画を締めくくるのも悪くない。

小粒で地味な作品だけど、
劇場に行けば、その労力と投資分くらいは
報われる映画だ。

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バスを家族みんなで押してから、エンジンがかかったら
飛び乗るシーンは最高だった。バカじゃないのと思いつつ
なんだかなんだかスゴク良いシーンだった。

「犬神家の一族」よりオススメ。

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