「硫黄島からの手紙」事実を風化させるなと心に刻む

2006年12月12日(火) 22時27分
「硫黄島からの手紙」★★★★★必見!
渡辺謙、二宮和也、伊原剛志、加瀬亮出演
クリント・イーストウッド監督、2006年、アメリカ


硫黄島が制圧されたら
米軍の戦闘機がいよいよ日本の本土に向かうことになる
日本の最後の生命線を舞台に
イーストウッド監督が描く日本軍側から見た硫黄島の戦闘。

何も知らなかった事が恥ずかしくて
そしてアメリカの監督に、こうして完成度の高い作品を
作られてしまったことに
悔しい思いを感じた。

この作品は日本を描いている、日本の俳優
皆日本語を話し、日本人の視線で戦場を見つめる。

人間の命がこんなにも無残に扱われたこと、
兵隊でもない人間が、赤紙を受け取り
戦場に行き、その殆どは帰らなかったこと。

一体何を得たというのだろう。

大画面に映し出される映像は奇妙だ。
これからいよいよ戦闘というときになっても
二宮君達、兵隊はどこか他人事で、緊迫感があまり感じられない、
それどころか、激しい戦闘状態のなかにあっても
主演のほとんどは武器を持って撃つことさえしない。

監督は生々しい戦闘に主眼を置くよりも
61年前にこんなにもバカバカしいことが
国家同士で行われていたということを印象つけることに成功している。

大切な沢山の命が失われた、
その上に今の生活があるということ、
何も戦争はその時だけのものでなく
今に続き、今後に続いていくのだ。

米軍戦死傷者28, 686名
日本軍戦死者21,900名

遺骨の多くは収集もされず、硫黄島の大地に眠っている。

この映画を見て泣いてる場合じゃないぞ、
この映画を見るまでは殆ど何も知らなかったじゃないか。

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戦争は終わっていないと実感した。
こんなに多くの命が失われてもまだ世界のどこかで
人は人と殺し合いをしている事実。

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