「RIZE/ライズ」這い上がってやる

2006年08月22日(火) 0時22分
「RIZE/ライズ」★★★DVD鑑賞
デビッド・ラシャペル監督、2005年

L.A.サウスセントラルは
世界で最も危険な地区と言われている。

黒人の多く住むこの地域に住む若者は
ギャングかダンサーに分かれている。

もちろんそんなに単純には
割り切れないだろうが
この映画は
まず単純化した図式から
ここに住む若者の「怒り」を
ドキュメンタリーで見せていく。

しなやかな筋肉と超絶テクニックの生み出すダンスは
彼らの激しい「怒り」を現しているという。

残念だなと思った、こんなに素晴らしいのに
その根源にあるものが怒りということが。
生まれたときから周囲は物騒で親はドラッグに浸り、
逃れるためにはダンスしかないと彼らは言う。

唯一の逃れる場所があってよかったなと思うが、
そう思うと余計と画面に繰り広げられる
情熱の踊りが「怒り」から逃れるもののような感じがしてしまう。

世の中全部が悪い、コミュニティは崩壊し
政府も無策だ、
悪い、悪い、悪い
負のパワーがダンスに現れているなら、それは不幸なことにしか思えない。

「RIZE/ライズ」這い上がってやる!と言うけれど
形を変えても「怒り」から、誰かを触発し
素晴らしいと感じさせることは難しいと感じた。

上を向いて楽しんで欲しいと思うが
それは自分がLAから遠く離れて、ノンキな毎日を送っているからか。

とにかく神業的な体の躍動は素晴らしいだけに
なんだか余計と虚しく感じた。

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★ダンサーにとってはバイブルとDVDのジャケットに書いてあるが、
テクニックを見るだけならともかく、この映画全編を見たとき
自分がマネようとしているものの、大変な重さを彼らはどう感じるだろう。
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