「ローズ・イン・タイドランド」現代のおとぎ話は甘くないのだ

2006年08月02日(水) 0時52分
「ローズ・イン・タイドランド」★★★
ジョデル・フェルランド、ジェフ・ブリッジス 主演
テリー・ギリアム監督、2005年、イギリス、カナダ

主人公の少女は
「不思議の国のアリス」が好きな
10歳のジェライザ=ローズ。

アリスを連想させる地面にあいた穴など、
ファンタジーを思わせるが、
それは導入のほんのさわりだけ。

知的障害の隣人と仲良くなり始めたあたりから
これはとてもおとぎ話とは言えなくなっていく。


しかし監督は今を輝くジョニー・デップをかつて無残に切り刻んだ人、
夢のようなファンタジーが繰り広げられるわけは無いのだ。

このあたりから居心地が悪くなってくる。

自分が見たかったのはこんな醜悪な映画じゃない、
でも純真無垢な感じの少女と醜い男の取り合わせは、
見た目ではわからない現実を示しながら、
現代のファンタジーは一筋縄ではいかないことを見せてくれる。

どうかなこれ、あまり人には勧められない、
他にもっと面白く見ることができる映画があるからね。

怖いもの見たさに見るなら悪くないけど、
ここにはディズニー的なファンタジーは微塵も無く
もっと無残で残酷な物語があることだけは言ってあげたい。

変わった映画だったなーというのが素直な感想。

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★アート系映画が好きな人は、これを期待していく人が多いだろう、
これは「踏み絵」みたいに、みんな口ごもるように
はっきりと自分の正直な感想が言えなさそう。
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