「雪に願うこと」キョンキョンの透明な存在感が良い!

2006年06月08日(木) 0時48分
「雪に願うこと」★★★
伊勢谷友介、佐藤浩市、小泉今日子主演
根岸吉太郎監督、2006年

東京で事業に失敗して、
北海道の兄の厩舎に戻った主人公。

突然環境の違うところに入り込んだ男は、
明らかに他の人達とは違和感がある、
主演の伊勢谷友介は、完全に他から浮き上がっている。
これは演技のなせるところというよりは、
キャラクターだろう。

展開は見えている、
こういう場合は、じゃあどう見せてくれるかだ。

「兄ちゃんはいいな、迷いがなくて」
現実逃避を続ける気弱な主人公が、
何げなく言う。

「迷ってばかりだよ」

そうなのかなと思う。
圧倒的に強く、何の迷いも無いように
見える人がいる、
やはり羨ましいと感じる時もある。

でも他人を羨んでも自分の問題は解決しない、
分かっている、
分かっているけど
時々ふっと。

小泉今日子が良い。
賄いのおばちゃんが、あんなに輝いていちゃ
だめだろう。
そのくらい画面を圧倒するオーラを感じた。

引退状態の馬が最後の勝負をすることになる。

いろんな人が自分の人生を
その馬が勝つことを重ねる。

そんな勝手なことを考えても
本質は何も変わらないだろう、
でもきっかけが欲しいのだ。

変わらないものはこの世にない、
形や立場や関係や
様々なものがひとところで留まる事なく
変わっていく。

栄光のゴールは無い、
分かっている、分かっているいるからこそ、
踏み出す一歩の勇気の後押しが欲しいのだ。

地味な映画だ、TVドラマでも充分かもしれない。
でも映画館の暗闇で映画とそれを見ている自分だけの
親密な空間は、やはりそれだけじゃない
何かを得る事が出来るはず

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