嗚呼村上春樹的青空世界「東京奇譚集」

2005年09月27日(火) 22時10分
「東京奇譚集」★★★★
村上春樹著

新聞の広告欄で発売を知る
帰りにはカバーをかけた本を持って地下鉄へ。
開けて早く読みたいところだが
誰にも邪魔されない空間で
じっくりと読みたくて
手の中のプレゼントの中身を知りたいような
一気に読むのはもったいないような
そんな気分でアパートへ急ぐ。

そして2時間もかからずに
読み終えて、新しくコーヒーを入れて
ページの所々を開けては
斜め読み。

どこを開けても村上ワールド
文章の揺れはあっても
感じるのはどこも春樹さんだ。

こういうのって、安心であり
なんかちょっと物足りない。
そして気がつく強烈な心の揺さぶりって
感じられなかったな。

慣れてしまったのか。
奇妙な世界にも、隣に感じるような親密さを
読み取り始めたら
そこに居心地の悪さや、訳の分からないものは
見つけられず、
ありえない設定も飲み込んでしまう。

春樹さん、もっと遠くへ行ってくれないと
そのうちオレ追いつきそうだよ。
そんな気がした。

もちろん春樹的青空はすっきりした空に
ぼんやりとした雲がポツ、ポツと浮かんでいる。

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