「故郷」西島秀俊のリアル

2005年09月20日(火) 22時30分
「故郷」★★★
西島秀俊、片岡礼子 主演

不思議な映画だ。
何の解決というか
最初から問題なんか無かったかもしれないのに、
エンドロールではなんだか
爽やかな気分。

これは西島秀俊という
役者に負うところが
大きい気がする。

母の結婚式に
帰郷する主人公。

ひとり暮らしの母を気にかけながらも
都会での気ままな生活を送る
日本の大多数の大人のひとり。

都会に出る前に
好きだった同級生との再会、
そして同級生の子供と過ごす
「借りもの」のような時間。

このあと主人公がどうなるのか、
明確には示されない。
そうだ、そんなに簡単に
道筋が見えたらたまらない。

電車は故郷から東京に向かうけれど
人は歩き始めても
どこに向かっているのかなんて分からない。
もちろん人生という電車のようなものに乗って
今もどこかへ向かっているのだろうが
人はその動く車輪の方向を自分で決めたいのだ。

なんかすごくリアルな映画だ。
そしてお伽話のようでもある。

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★西島秀俊っていう俳優は、圧倒的な存在感は
全然感じないのに、色々な役で
「ああこんな感じの人、いるかもしれないな」と
思わせるリアルさがある。
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