早朝の托鉢を見る・ルアン・パバーンの祈りの朝

2008年07月25日(金) 0時09分
2008/3/13〜3/26(春のラオス、メコン河沿いの旅)C

早朝5時半に起きて支度をし、
托鉢見物へ
どの辺りがメインなのかも分からないので
宿の近くを歩いていると、
メコン川沿いの道と
シーサンワンウォン通り、そして
サッカリン通りあたりで
オレンジの袈裟の行列を目にする、
急いで追いかけ、まずは彼らの背中を見送った。

狭い道の両端に並んだ家の前で
地元の人がご飯や思い思いの食物の入った入れ物を
持って、僧侶の通るのを待っているのだ。

自分も道の端に座ってしばらくすると、
来た、来た、来た。

次から次へと斜めにかけたたすきの端に
ご飯の入れ物を抱えながら
何か小さくお祈りをしているように口を動かし、
各家からの施しものを受けて通り過ぎて行く、
50人はいただろうか、
オレンジの線になった
彼らの背中を見送ると
厳かな雰囲気に包まれる。

狭い道にかなりの人がいるのに
ひどく静かだ。

毎日の生活の糧をありがとう、
そして仏に仕える人々に施せる
豊かさへの感謝と。


この時この街全体が
祈りと感謝に満たされる。


しばらくして大きな通りのシーサンワンウォン通りへ行くと、
たくさんの小さな椅子がズラリと歩道に並べられ、
大型バスから中国の団体が陣取った、
托鉢体験ツアーなのだろう、
一斉に座って食物を前を通る僧侶へ渡している。
写真のフラッシュが光り、
興奮した声、笑い、肩を組んで写真に収まる人達。

さっきまでの厳かな雰囲気は一変して
ただの観光地となってしまった。
こういうのって「嫌だな」とすぐに思うが、
少し静かなだけで、自分も地元の人から見たら
同じ観光客なのだろう。

そう思うとそれでも自分はこういう場所へ
また訪れるのだろうし、
なるべく普段の生活を乱さないようにと
自分を戒めることくらいが
お邪魔させてもらう自分たちの礼儀だと感じる。

さっきまでの静かに興奮していた気持ちは
霧散したが、それでも自分の立つすぐ側を
通り過ぎる托鉢の僧侶たちからもらっった感動は
色あせない。

宿へ戻り、ベランダで朝のまだ冷たい空気の中
コーヒーを飲んだ。
日中には多くの車が通る道も
まだ静かだ。

TVで見た托鉢姿の僧侶のいる小さな町の風景に、
今は自分もその中に居て、静寂の中
人は何故祈るのか、なんて考えさせたりする。
この祈りがそれぞれの思いに届きますように。


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巨木に祈り、朝日に祈る、かつては自然の様々なものに
祈りをささげていたのだろう。

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ワット・シェントーンのきらびやかさ(ラオス/ルアン・パバーン)

2008年07月06日(日) 20時36分
2008/3/13〜3/26(春のラオス、メコン河沿いの旅)B



ワット・シェントーン寺院の屋根は独特だ、
幾重にも重なり両端には龍が口を開けている。
伝統的なルアンパバーン様式といわれているが
強い日差しを浴びて
年月を経た重みのようなものが
一層際立ってその場に立つ自分に迫ってくる。


壁面には様々な絵やモザイクが
金色のほか、極彩色で
一見統一感はないようにも思えるが、
しばらくいくつかの建物を見て
周囲の緑と対比していると
すべてがぴったりとそこに当てはまるように感じる。

建物のひとつには1960年に
シーサワンウォン王の葬儀で使われた霊柩車が
収められている。
黄金の龍をモチーフにした
贅を凝らしたもので力の大きさも同時に分かる。


壁面を飾るレリーフには
細部まで凝ったものもあり、
当時の職人の技といいものを作ろうという
心意気のようなものが伝わる。


お隣のタイも仏教国だが
明らかに建築様式は違っている、
またラオスの首都ビエンチャンの建築とも
若干違いがあるようで
この土地独自の文化を体感できる。

見知らぬ町を歩き、オレンジの袈裟の僧侶が
普通に寺院からひょいと出てくるのに出くわし、
それがここのいつもの風景なんだと思うと
すごく嬉しい気持ちになる、
なんだか自分もその風景の一部であるようで。



ワット・シェントーンデータ
入場料 20.000キップ(約200円)
早朝6時〜18:30まで入場可能

写真撮影については特に注意書きはないが
常識の範囲で行動したい。

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以前行った首都ビエンチャンとは全く趣が違い
別の国のようだ。

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春のラオス、メコン河沿いの旅Aルアン・パバーンの宿・食事その他

2008年05月27日(火) 0時09分
2008/3/13〜3/26(春のラオス、メコン河沿いの旅)A

ルアン・パバーン(LUANG PRABANG)での宿は
地球の歩き方にも掲載されている
サーラー・プラバーンを日本からネットのホテルサイトで
12月に予約していた。



一応、メコンビューの部屋ということだが
道路を挟んだ向かいに同じ経営の簡素な
レストランがあり、メコンはその向こうなので
チラチラと見える程度
それでも町の中心部にあって、
緑が多く河の流れの直ぐそばということで満足。

とりあえずは腹ごしらえと
まずはメコン川沿いの道を歩いて
いくつかのレストランを覗いた。

観光客のワリに店はそれ程混んでいない、
道路からさらに川沿いに階段を下りて
気に入ったテーブルを見つけた。
オーダーしたチキンのバジルソース炒めは
完全に観光客向け。



強い日差しをさけて
川からの風を受けながらの
食後のコーヒーは最高、
ただし味は自分に強すぎで
コンデンスミルクを追加、
店によって違うだろうが、ベトナムコーヒーのような
深煎りなのかかなり強烈な濃さだった。

日中の強烈な日差しを避けてか、
通りに人があまり歩いていない、
とりあえずは有名どころの寺院を押さえておこうと
1560年セタティラー王建立の
ワット・シェントーンを目指した。

入り口には絵葉書や手書きの経文などが
販売されている、
ああ、ここも観光地化されてるんだなと思いながら
中へと進むが、ここも他には人は居ない、
静かだ。

本堂の裏の「黄金の木」は
その他の金で飾られたものと違い
赤地にモザイクで仏教の物語が描かれている。

その他、さすが王様が建てただけある
ゴージャスな金色の氾濫
寺院というよりやはり権力の象徴のような気がした。

緑に囲まれて、落ち葉を掃除するだけでも
大変そうだが、境内はきれいに清掃され、
とても気持ち良い散歩だ。

ミャンマーやカンボジア、ベトナム、タイ、中国に
囲まれたラオスは王政からフランス統治という時代を経て
現在はラオス人民革命党一党独裁が続いているが
ミャンマーと違いその内容は
ベトナムに近いようだ。

でも首都ビエンチャンからも遠く離れた
この世界遺産の町では、現在の政治からも遠く、
寺院を中心に発展した小さな町という
印象しか受けない。


旅のデータ

サーラー・プラバーン(宿泊)
メコンビューの部屋 一泊80米ドル(朝食付き)
昼食 35.000キップ(約350円)
夕食 50.000キップ
コーヒー一杯 レストラン 10.000キップ(100円)
        簡素な食堂 6.000キップ(60円)

ワット・シェントーン入場料 20.000キップ


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ゆっくりと旅の更新をしてます、早くしないと
次の旅が始まりそう。

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バンコクからラオスのルアン・パバーンへ

2008年04月18日(金) 20時18分
2008/3/13〜3/26(春のラオス、メコン河沿いの旅)@

ラオス入国は二回目
前回はタイの東北部ノーンカイから橋を渡っての
入国だったが、今回は飛行機で目的地の
LUANG PRABANGへ、
ここはラオスにある2つの世界遺産のひとつ。



ルアン・パバン中心部の保護区内にある建造物群
(ワット・シェントーン、プーシーの丘、王宮博物館、
ワット・ウィスナラート、ワット・タート・ルアンなど)
1995年に文化遺産として登録された。

@

ラオスエアーで10:30発 → 12:20着
早い早い、
機内は通路をはさんで2列づつで100人くらい、
そこに30人くらいを乗せて、(機内の写真@)
この短い間にハンバーガーの機内食が慌しく配られ(A)
機内から下をみると、もうすぐ目的地。(B)


川沿いに出来た小さな町を通り過ぎ
無事着陸、外はムワッとする暑さだ。


日本人は現在ノービザなので
他の乗客が手続きしている間を抜けて
あっという間に建物の外へ


B

町までのタクシーは50.000キップと決められているので
交渉ナシで乗り込んだ。
1000キップが日本円で約12円、町まで600円くらい、
旅の間はだいたいゼロを2つ消してから1.2倍と
考えながら買い物をしていた。

空港から町までは約20分、
中心地に入るといきなり建物が増えたので
この町だけが周辺でも突出しているのだろうなと感じた。


途上国だと最初の触れ合いが
中心地までのタクシーなどの交渉、
そしてタクシーに乗り込むと、
今度は運転手相手に
観光ガイドなどの交渉となるのだけど、
ここでは全く話しかけられもせず
ホテルに到着、
気が抜けるほどあっさりと
入国 → 交通手段確保 → ホテル到着


それは普通ならそれでいいのに
なんだか物足りなく感じるのは
こちらも少しは「ヤル気」をもって旅を始めてるのに
向こうが何も仕掛けてこないと
逆に物足りないというおかしな感じだった。

ルアン・パバーンの最初の印象は
気が抜けるほどあっさりとしたもので
町並みも高い建物がなく、緑があちこちに見え、
車窓から見る短い間に寺院の屋根や長い塀が続き、
楽しい旅になりそうだと思った。


2008/3/13〜3/26(春のラオス、メコン河沿いの旅)


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3月の11日間の旅行の様子を少しずつ書いていきます。

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