映画「タクシー運転手 〜約束は海を越えて〜」ソン・ガンホのリアル

2018年05月10日(木) 1時09分
映画「タクシー運転手 〜約束は海を越えて〜」★★★★
製作年/国、2017年/韓国
配給:クロックワークス
時間:137分
公開日:2018年4月21日(土)
監督:チャン・フン

ソン・ガンホ、トーマス・クレッチマン
ユ・ヘジン、リュ・ジュンヨル 出演



      →★映画のブログ     
どんなブログが人気なのか知りたい



「実在の人物をモチーフに、
韓国現代史最大の悲劇とも言われる
光州事件のもうひとつの真実を紐解くドラマ。
『高地戦』のチャン・フンが監督を務め、
事件の実情を伝えようとするドイツ人記者と、
彼を乗せ、光州の中心部に入った
韓国のタクシー運転手の物語を描く。」

(ぴあHPより)

チャン・フン監督は、
かつて熱くなった「映画は映画だ」←過去記事へ
の監督なので楽しみに劇場へ。


韓国という国は若い、
国の歴史は古いが、
現在の様な民主的な国家となるまでは
急激な変化がいくつかあり、
この映画が描く「光州事件」も
何度か映画化されている。


ソン・ガンホ演じるタクシー運転手が
光州事件の真っただ中に
放り込まれるが、
歴史を変える様な人じゃなく
ソウルのそれも成績の良くない
運転手が見た真実に
リアルな恐怖を感じた。



主人公のマンソプはタクシー運転手
家賃を4か月滞納し、
11歳の娘をひとり育てている、
家計は苦しいが、いい加減さと明るさで
悲惨な感じはしないのが救いだ。


ソウルから光州に外国人記者を
乗せていけば高額は報酬を
もらえるということで
他のドライバーが受けた仕事を
強引に自分のものにして
光州に向かうが、そこには
想像してなかった悲惨な事件が起こっていた。

当時、報道も政府に統制されていたため
少し離れた隣町では
光州で何が起こっているか知らされず
普段の生活を送っていたが
光州でデモを行う学生に向かって
発砲や暴行が行われていた。

タクシー運転手は、
自分の仕事をしているだけなのに
いつものタクシーのフロントガラスから
見える光景は
報道で知らされていることとかけ離れ
何が起こっているか知ることになる。



ソウルでは、学生が勉強そっちのけで
デモをしているのを
批判的にさえ見ているが、
彼らの考えがどうこうじゃなく
一般民衆に向けられた軍隊の砲火が
「これは違う」と肌で教える。

見てるこっちも
主人公と一緒にその渦中に居て
何か尋常じゃないことが
政府によって行われていることを知る。



今ならスマホですぐに誰かが
発信出来るかもしれないが
新しい時代には
違った形の大きな力の制御が
働いているのかもしれないなと思うと
ちょっと怖くもなる


官僚が誰かと会ったことを
「思い出した」と言って
証人喚問に応じると
ニュースで言う、
誰がどんな力で
記憶を「覚えがない」とか
「思い出した」とか言わせてるのだろう?

本当の恐怖は身近なところにも
あるのかもしれない。


★オススメ度合い★
起こっている事件は悲惨だが
ソン・ガンホが時にコミカルに
飽きさせないので見て損なし。

★100点満点で85点

soramove                    →  ★映画のブログ
                     どんなブログが人気なのか知りたい

映画「血も涙もなく」今では名声を確立した俳優たちの熱は感じる

2016年04月15日(金) 1時09分
映画「血も涙もなく」★★★☆DVD鑑賞
チョン・ドヨン、イ・ヘヨン、チョン・ジェヨン、
リュ・スンボム、シン・グ 出演

リュ・スンワン 監督、
116分、2002年3月1日韓国公開
2002、韓国
(原題/原作:피도 눈물도 없이 / No Blood No Tears)



<リンク:人気ブログランキングへ">>→  ★映画のブログ★どんなブログが人気なのか知りたい


「カンヌ国際映画祭(07)で韓国人女優初となる
主演女優賞を獲得したチョン・ドヨンをはじめ、
話題作が相次ぐチョン・ジェヨン、
韓国ドラマでお馴染みのイ・ヘヨンら、
実力派俳優を起用したスリリング・アクション。
韓国版『バウンド』とも言えるシナリオの面白さ、
アクションの痛快さは超一級。
最後まで目が離せない展開にハラハラ、ドキドキ。」

AMAZON HPより


チョン・ドヨン、チョン・ジェヨンが出演と
それだけでしっかりした作品と思うが
映画が始まって、しばらく
何がどう展開していくのか
もうひとつ分からない、

「何だ、これ」
そんなふうに思っていると
やっとひとつのストーリーが見えてきた。


チョン・ドヨンは多くのシーンで
サングラスをかけていて
演技っていう演技も見せない、
そこへいくとチョン・ジェヨンは
今では心優しい印象があるが
この映画では破天荒な男を
熱演していて、彼にとっては
美味しい役だったかも。



リュ・スンボムも出てくるが
パッとしない感じ

製作年を確かめると2002年ということで
なんとなく分かる
彼女、彼らが今のような
確かな名声を得る前の映画なのだ。



そう思って見ると
なんかギラギラしたものが
強く迫って来る気がする。
何か傷跡を残そうとするみたいに。


緊迫感のあるアクションシーンというより
ちょっと間延びした感じ、
それでも熱量は伝わって来る。


なので今では名声を確立した
俳優の駆け出しの頃の
ちょっと恥ずかしい映画なのかも、
ラストは哀しくて、可笑しくて
この映画が目指そうとしたものが見えた。


でもまあ、劇場で見るほどの出来ではないな
日本でのDVDレンタルも2007年ということで
出演者たちが有名になった頃
やっとDVDとなったようだ。

自分のように韓国映画が好きなら
チェックして、この映画自体と言うより
この映画の出演者の現在と
比較して見るもの面白い見方だ。


★100点満点で75点

★この記事が参考になったらココもクリック!よろしく←

soramove

映画「薄氷の殺人 」何もかもが氷に閉ざされた世界で

2016年04月05日(火) 1時09分
映画「薄氷の殺人」★★★☆wowow録画で鑑賞
リャオ・ファン、グイ・ルンメイ、
ワン・シュエピン、ワン・ジンチュン 出演

ティアオ・イーナン 監督、
106分、2015年1月10日公開
2014,中国、香港,ブロードメディア・スタジオ
(原題/原作:白日烟火/Black Coal, Thin Ice )



<リンク:人気ブログランキングへ">>→  ★映画のブログ★どんなブログが人気なのか知りたい


「2014年のベルリン映画祭で最高賞の金熊賞と、
主演男優賞を受賞した、中国製のフィルムノワール。
人体をバラバラに切り刻んだ
殺人事件の謎を追う刑事の奔走を描きながら、
中国の田舎町の現状を浮き彫りにする。
『第三の男』等の名作のカメラワークを踏襲しつつ、
現代社会を描き切った俊英ディアオ・イーナンの
シネフィル的センスに注目したい。」

ぴあ HPより


この映画の感想は3月30日に書いている、
この記事は公開予約で4月5日に
ブログ上に公開されるが
その頃、私は中国を旅行中だ。



今回は西安へ「兵馬俑」を見に行ってくる、
せっかくなので帰りに上海にも滞在
5泊6日の短い春の旅をしている最中。
この映画みたいに寒くないど良いけど。

ということで
ベルリン国際映画祭で金熊賞と
銀熊賞を受賞したクライムサスペンス、
そんな大きな勲章をもらった作品が
どんな中国映画なのか

気になっていたものを
wowowで放送してたので
録画してやっと見た。


とのかく寒い寒い映画、
描かれる華北地方という場所が
中国のどの辺か全く分からないが
とにかく氷に閉ざされたような
寒い寒い場所。


何かに頑張ろうと思っても
とりあえず寒いから
ストーブの前から離れたくない
そんな気分。

未解決の連続殺人を追う
元刑事は、被害者たちが
ウー(グイ・ルンメイ)という未亡人と
近しい関係だったことを突き止める。

このあたりから物語の行くへが
分からなくなってくる、

張り込みをしてるうちに
その女を好きになり
事件を解決したいのか
彼女と親しくなりたいのか・・・。

そんなあれこれを
寒い寒い中で
何処へ向かうのかと考えてると
とりあえず事件の核心に近づくが
それさえこの映画の
些細な出来事のひとつのようだ。

これが最高賞の映画?
その意味が分からない

でもその冠がなければ
この映画を見なかっただろうから
そえだけでも意味はあったとも言える。


これを劇場で見ていたら
また印象が違っただろうか?
それはもう分からないことだけど
時々TVで放送されてるのを見て思う、
これをお金を払って劇場で見てたら
印象は違ってたんだろうかと。


ということで
wowowで放送してくれて良かった、
自分にはそれ程目を引くところもなければ
劇場でこそ見たかったとも
思えなかったからだ。

とにかく冬には見たくない
寒い寒い映画だった。


★100点満点で75点

★この記事が参考になったらココもクリック!よろしく←

soramove

映画「鬼はさまよう 」韓国映画のテイストが凝縮された残酷映画

2016年03月26日(土) 19時09分
映画「鬼はさまよう」★★★☆wowow録画で鑑賞
キム・サンギョン「テス 」
キム・ソンギュン「スンヒョン 」
パク・ソンウン「ガンチョン」 出演

ソン・ヨンホ  監督、
103分、
2015 韓国
(原題/原作:The Deal)



<リンク:人気ブログランキングへ">>→  ★映画のブログ★どんなブログが人気なのか知りたい

WOWOWの放送が日本初公開。

「ベテラン刑事が偶然逮捕した当て逃げ犯は、
実は連続誘拐事件の犯人だった……。
展開が二転三転していく
社会派クライムサスペンス。」

wowow HPより

韓国映画を情熱を持って
追いかけていた時期があった、
まさに玉石混交の夥しい新作が
韓国でどんどん公開されていて
日本で待っていたんじゃダメダ
そんな気持ちでソウルに行っていたっけ。

そういう頃から比べると
あの情熱が無くなったわけじゃないのに
そこまでする気が起こらないのは
韓国映画の独特のテイストに
慣れたしまったからだろうな。


といううことで
このクドイ、クドイ、しつこい映画は
まさに韓国映画の正統派にふさわしい、
過剰なまでの残酷なシーン、
気味の悪い殺人犯は
もう人間じゃない。

途中で「交換殺人」という
驚くべき展開もあるが
驚くと言うより
「よく考えたなー」と。


ラストはどうするんだ
これで良いのか
こんな終わり方なんだ・・・と
思わせておいて
スカッとしたラスト、
人道的には許されないだろうが
気持ち的には断然許してる。


wowow放送が日本初公開と、
劇場公開は見送られた作品、
以前ならこの程度の作品なら
公開されていたと思うが
状況は厳しいのだろう。

人に「面白いよ」と
勧めるような映画じゃないが
見て損したとは思わない
でも見終えて
次はもっとホワッと癒されるような
優しい映画が断然見たくなるのだ。


★100点満点で75点

★この記事が参考になったらココもクリック!よろしく←

soramove

映画「国際市場で逢いましょう」庶民の経験した韓国近代史

2016年02月20日(土) 1時09分
映画「国際市場で逢いましょう 」★★★★DVD鑑賞
ファン・ジョンミン
キム・ユンジン
オ・ダルス
チョン・ジニョン
チャン・ヨンナム
ラ・ミラン
キム・スルギ
ユンホ

ユン・ジェギュン監督、
127分、2015年5月16日公開
2014,CJ Entertainment Japan
(原題/原作:国際市場)



<リンク:人気ブログランキングへ">>→  ★映画のブログ★どんなブログが人気なのか知りたい

「朝鮮戦争の頃から続いている韓国、
釜山のマーケット“国際市場“を
舞台にした人間ドラマ。
1950年代、エネルギーに
満ちあふれたこの場所で、
家族のために働き続けた男の生を描く。
庶民生活のリアルで
ノスタルジックな描写が光る。」

ぴあHPより

韓国映画にはまっていた頃は
わざわざソウルまで行き、
分からないハングルでも
画面に食い入るように見ていた、

15回行ったところで止めたが、
この映画にはその頃の
「熱」の片鱗を感じる事が出来る。
いつの間にか韓国映画も
洗練されてしまい
熱い熱いドラマが少なくなった。

この映画は1950年代から2014年まで
近代韓国の歩んだ日々を
庶民の生活から描き出している。

南北が分断される騒乱に紛れ
家族が引き裂かれた過去、
こういう歴史は自分達、部外者には
理解しきれない部分がある、
それでもファン・ジョンミン演じる
主人公のドクスが大切にする
家族と言う絆は万国共通だ。


家族の為に必死で働く主人公、
西ドイツの炭鉱で働き、
ベトナム戦争に従軍し、
ドクスは何度も命の危険にさらされる。


彼は自分に言い聞かせるように
「戦争の時代を生きたのが、
子供たちでなく僕たちでよかった」と言うが
それは自分の力で家族を守った
彼だからこそ重みを持つ言葉だ。



釜山の国際市場で
叔母のやっていた小さな店を
買い取って立ち退きの話にも
頑固に反対する主人公の秘密が
ラストに明らかになるが
泣ける



韓国の人達、特に朝鮮戦争を体験した
時代の人達には
とても身近な話だろうな、
ただし映画として観た場合は
彼らの激動の時代を凝縮して
それが幾分薄まってしまい
もうひつ心に響かなかった。


きっと主人公の感情が
かなり抑えられていたことが原因だ、
でもそれこそが製作者の
意図だったのかもしれない。

もう過去を声高に言う時代から
脱却しようと言っているのかもしれない。

この映画もレンタルで借りて見た、
劇場で見ていれば
もっと違ったかもしれない、
韓国では上映中、観客がどうだったかも
気になった。
彼らは熱いからね。

★100点満点で80点

★この記事が参考になったらココもクリック!よろしく←

soramove

映画「殺人の疑惑 」ソン・イェジン目当てだと、期待ハズレ

2015年02月06日(金) 10時17分
映画「殺人の疑惑」★★★DVD鑑賞
ソン・イェジン、キム・ガプス
カン・シニル、イム・ヒョンジュン
イ・ギュハン出演

パク・ジュンフン監督、
95分 、2014年11月8日公開
2013年/韓国/スコープサイズ/114分/カラー/ステレオ
(原題/原作:OMAMAMIA)



<リンク:人気ブログランキングへ">>→  ★映画のブログ★どんなブログが人気なのか知りたい


「韓国三大未解決事件のひとつ
“イ・ヒョンホ君誘拐殺人事件“に
インスピレーションを得たクク・ドンソク監督が、
『私の頭の中の消しゴム』の
ソン・イェジン主演で描くサスペンス。
懸命に自分を育ててくれた父親に、
重大事件の犯人ではないかと疑惑を向けた
主人公が辿る残酷な運命を描き出す。
父親役を『箪笥〈たんす〉』のキム・ガプスが演じる」

ぴあ映画生活 HPより


ソン・イェジン主演ということで
レンタルして見た

幼児誘拐殺人事件の時効が迫り
犯人が身代金を要求した
肉声が公開され、
その声が父親とそっくりで
もしかして犯人じゃないかと
疑いの種が芽生える。


でもこのあたりの描写は不足気味、
よく似た声だけで
父親を疑うっていう飛躍に
もうひとつ納得させて欲しかった

でも疑わないと話は進まないのだけどね。


父親に大切にされてることは
十分に感じていながらも
自分なりに調べ始め
疑いを深めていく。


結局事件としては犯人は分からず終い
迷宮入りの実際の事件を題材にしているので、
このも最後まで見ても未消化な気分。
釈然としない・・・。



この映画としては
ラストの父親の不敵な笑顔が
犯人を示唆しているが、
それもすっきりさせてはくれない。


時々こういった
事実を基にした映画が作られるが
映画的な何かを示すような場合でも
結局は真実は分からないので
仕方ないけど、もやもやした気持ちのまま
ラストを迎えるわけで、
やはり物足りない。

ソン・イェジンの美しさは
この映画では全く生かされず
映画の暗い闇に埋もれてしまっている、
残念だ。


次は彼女らしい映画を見たい。

★100点満点で60点

★この記事が参考になったらココもクリック!よろしく←

soramove

映画「メイド・イン・チャイナ」何を信じたら良いのか、突き付けられる

2014年12月29日(月) 19時09分
映画「メイド・イン・チャイナ」★★★★
パク・ギウン、ハン・チェア、イム・ファヨン出演

キム・ドンフ 監督、
東京国際映画祭で上映
100分 韓国語 Color | 2014年 韓国 | 
(原題/原作:Made in China [ 메이드 인 차이나 ])



<リンク:人気ブログランキングへ">>→  ★映画のブログ★どんなブログが人気なのか知りたい


「中国でウナギの養殖業を営むチェンは、
自分が輸出したウナギが
安全であることを証明するため
韓国に密入国するが、
検査の結果、ウナギが
汚染されているという
致命的な結果が出てしまう」

東京国際映画祭 HPより


韓国映画のジャンルのひとつ、
北の人間がソウルにやってきて
脱北者やスパイの悲しみを
描くというのがあるが
この作品は中国人が密入国してくる。


陸続きっていうことは
常にこんな状況があるのだなと
島国の自分はボヤッっと考える。
傍観者そのものだ。

この映画は10月に
東京国際映画祭で見た作品だ



中国でウナギの要職をしている
主人公は、韓国に出荷したウナギが
汚染されているということで
取引停止なったが、
そんなはずは無いと
ウナギを箱に入れ、密入国して
なんとか再検査をしてもらおうとする。


ウナギが悪いというより
それらを管理する公的な機関が
悪い結果を出すように
裏で取引をして
その検査に不合格となったウナギを
横流ししている事実を掴む



こんなことホントにあるかどうか
分からないが、
あっても驚かない、
そのくらい自分自身も
韓国と言う国に不信感を
持っているのかもしれない。

なんか、何でもアリって感じで。


ただこの映画はそれだけじゃなく
一緒に密入国した男から
妻が韓国人に奪われたので
復讐して欲しいと言われ
そのもう一つのミッションも
スリリングに描かれる。



検査局の女性は
極度に食物の産地や製造国に敏感で
メイドイン・チャイナは決して
口にしない。

そういうことが本当にあると
何処かで聞いた事があるが、
口から入るものに
花瓶になる気持ちも分かるが
中国人が中国産を信じなくてどうするって、話。

そんな現状を描きつつ
当事者たちの
なんともいえない心情を
深くえぐる。
秀作だ。


でも、地味だからヒットは
しないだろうな。
描いてる内容も歓迎されるものじゃないしね。

脚本をキム・ギドクが担当しているので
公開されるかもしれないが、
名古屋では無いかもしれないな。


★100点満点で80点

★この記事が参考になったらココもクリック!よろしく←

soramove

映画「殺人の川 」作品の出来、不出来が相変わらず

2014年12月22日(月) 20時21分
映画「殺人の川」★★★DVD鑑賞
シン・ソンロク, キム・ダヒョン,
ファン・イニョン出演

キム・デヒョン 監督、
99分
2010,韓国
(原題/原作:BLOODY INNOCENT)



<リンク:人気ブログランキングへ">>→  ★映画のブログ★どんなブログが人気なのか知りたい

「スンホ(キム・ダヒョン)とトンシク(シン・ソンロク)は
同じ中学に通う友人同士。
二人とも純粋な一人の少女ミョンヒに片思いしていた。
しかし、ある日ミョンヒは何者かに強姦され、
冷たい死体となって川辺で発見される。
捜査の結果、殺人犯として捕まったの同は、
なんとトンシクの兄キョンシクで…。
強姦・殺人・自殺・実際に起きた事件を元に
描かれた、韓国の闇をえぐる問題作。」
amazon HPより


最近は韓国映画はもっぱら
DVD借りて見てますが、
やはり面白い映画ばかりじゃなく
それはパッケージでは分からないので
結局実際に見てからじゃないと。


当然だけれど、
この映画を劇場で見ていたら
かなりガッカリしただろう

実際に起きた事件を映画化し
その真相は明確にされない、
これじゃあ、後味が悪すぎて
見るこちらは未消化だ。


20年くらい前の出来事だろうか、
イメージのソウルではなく
少し田舎の小さな町
そこで暮らす中学生に起こった事件と
その事件を近くで経験した
二人の少年を描いている。

日本で公開される韓国映画は
かなり厳選されてきているので
それなりに出来の良いものが多いが
この映画は・・・。

自分達はソウルが舞台の映画を
多く見ているので
その意味ではこの映画の舞台のような
田舎の少し前の風景や
人々の様子ってのは
日本のそれと、大差ないと
すぐに感じるし
それがつい少し前のことに
僅かながら驚き
韓国の近代化のスピードを実感したりもする。



ひとりの少女を好きな
二人の少年は
けん制しつつも
やはり自分が彼女を手に入れたいと
抜け駆けの様な事をする、
その事で哀しい事件が発生し
その犯人もまた身内にいたということから
彼らの記憶は封印されていく。


見終えて
ちょっと時間のムダだったという
気もしたが
5本で1.080円だから
まあ、そんなところか。


玉石混交
色々ある。

★100点満点で60点

★この記事が参考になったらココもクリック!よろしく←

soramove

映画「ザ・テノール 真実の物語」日韓の絆を見る事が出来る

2014年11月13日(木) 19時09分
映画「ザ・テノール 真実の物語」★★★☆
ユ・ジテ、伊勢谷友介、チャ・イェリョン、
北乃きい、ナターシャ・タプスコビッチ、
ティツィアーナ・ドゥカーティ出演

イ・ジョンボム 監督、
121分 2014年10月11日公開
2014,日本;韓国,「ザ・テノール 真実の物語」プロジェクト
(原題/原作:The Tenor Lirico Spinto )




<リンク:人気ブログランキングへ">>→  ★映画のブログ★どんなブログが人気なのか知りたい


「『オールド・ボーイ』のユ・ジテと、
国内外で活躍中の伊勢谷友介の
初共演が実現した日韓合作映画。
『NHK-BS ハイビジョン特集』などで
紹介された実話に基づき、
声を失う悲劇に見舞われた
韓国人オペラ歌手ベー・チェチョルと、
彼に救いの手を差しのべた
日本人プロデューサーの絆と、
彼らが成し遂げた奇跡を感動的に映し出す。」

ぴあ映画生活 HPより


アジアのテノール歌手の中で
高い評価を受けていた韓国出身の
べー・チェチョル(ユ・ジテ)は、
ヨーロッパの歌劇場で活躍していた。


ところが彼は甲状腺ガンを患い
手術をし声帯と横隔膜の神経を切断したため
素晴らしい歌唱力が喪失してしまう。


彼を救ったのは音楽プロデューサーの沢
田幸司(伊勢谷友介)との出会いがあったから、
これは真実の物語、
釜山映画祭では映画の挨拶に
べー・チェチョル本人も登場したという。

いつか釜山映画祭にも
行ってみたいものだ。



映画は実話と言うことだったが、
全く知らなかった。


持って生まれた才能は、
それを磨き続ける事の方が
大変そうだと、凡人の自分は
映画を見て感じた、
特に「声」などという
体調や空気など
様々な要素に常に気を配っていなければならず
オペラ歌手がそういうことに
敏感なのもうなずける。


こんな素晴らしい才能を持って
注目されているからという事でなく、
自分達も普段から体調に気をつけ
仕事に支障がでないようにしているのは
変わらないことだとも思うが。
木曜あたりから風邪をひいて
週末寝込んで、月曜には治ってしまうのも
心理的なものも結構
影響してると感じるからね。


少し前まで確かにあった
自分の才能が、手術で失われてしまった、
これは実話でハッピーエンドだから良いが

単なるフィクションだったら
この終わりだと出来過ぎと感じるだろう。
だからほっとして
なんか人間の底力みたいなものを
感じたりした。



韓国との関係がスッキリしない現在、
映画でこうして交流するのも
良いものだ

ユ・ジテという役者の軽快さと
持って生まれた才能も再発見できた。


映画としては、出来は70点くらいの
平均値だけど
なんか映画の力を感じたので
プラス5点でした。


★100点満点で75点

★この記事が参考になったらココもクリック!よろしく←

soramove

映画「ファイヤー・ブラスト 恋に落ちた消防士」このテーマは、ラブコメにしてはいけない

2014年10月02日(木) 19時09分
映画「ファイヤー・ブラスト 恋に落ちた消防士)」★★★DVD鑑賞
コ・ス、ハン・ヒョジュ、マ・ドンソク、
キム・ソンオ、ジュニ、チン・ソヨン、
チョン・ジニョン、ヤン・ドングン出演

チョン・ギフン 監督、
120分 2014年4月5日日本公開
2012,韓国,ツイン
(原題/原作:LOVE 911 )



<リンク:人気ブログランキングへ">>→  ★映画のブログ★どんなブログが人気なのか知りたい

「『高地戦』『超能力者』など
話題のメジャー大作への出演が続くコ・スが主演を務め、
暗い過去を持つ消防士を演じるヒューマン・ドラマ。
心に深い痛手を負い、誰も信じられずにいる消防士と
女性外科医が出会いを通して、
それぞれに自己を再生させていく。
ヒロイン役は『王になった男』、ドラマ「トンイ」の主役で
人気が上昇中のハン・ヒョジュ。」

ぴあ映画生活 HPより


3年前に妻を亡くした消防隊員ガンイル(コ・ス)は、
妻を助けられなかった事を
いまだに悔み自分を責め続けていた。

救急病院で心臓外科医として働くミス(ハン・ヒョジュ)は
医療ミスを犯し、
被害者の夫に医療訴訟を起こされてしまう。


この被害者の夫との接点から
ミスはガンイルに近付いて
自分の訴訟をなんとか回避しようと
あの手この手で彼に近づくが
彼は全く相手にしない。


このあたりはコメディ色を強くしていて、
他の作品なら笑って
二人の接近をその後の展開で
見つめるんだけど、
この映画に関しては
人の命が失われているわけで
決して笑えない状況なので
この笑いを誘うシーンも
主人公の軽薄さを一層協調するだけで
却って逆効果だ。



その主人公がドラマ「トンイ」を
演じたハン・ヒョジュなのが
なんとも残念、

「トンイ」は毎回楽しみにして見てたからな。
もっと、彼女らしい良い役を
選べなかったのだろうか


それでも二人はいくつかのエピソードを重ね、
近づき、恋に落ちていく、
その中で男は自分を責めることを止め
前向きになる
そして女は自分の犯した過ちの
重大さに気が付いて
メデタシメデタシとなるわけだけど。


韓国映画にしては甘すぎないか?

こんなハッピーエンド
だめだ。

どうしても受け入れられないのが
医者として働く人間が
自分のミスを重大には受け止めず
医師免許を失わないで済むように
奔走し、その過程で恋に落ちるわけだけど
やはり根っこの部分でこの女医は
変わらないと思う。
扱っているのは「人の命」だからだ。



そう思うと
映画のハッピーエンドが
あまありに軽薄に感じてしまう。


ストーリーの出だしを
他の設定にしたら
軽いラブコメで笑って
ちょっとほんわかして楽しめただろうが
やはりこれではダメだ。


とまあ、こんな感想。

★100点満点で65点

★この記事が参考になったらココもクリック!よろしく←

soramove
2018年05月
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
https://yaplog.jp/sora2001/index1_0.rdf