映画「マイウェイ 12,000キロの真実」遠くまで走った二人の真実

2012年01月24日(火) 21時59分
「マイウェイ 12,000キロの真実」★★★★
オダギリジョー、チャン・ドンゴン、ファン・ビンビン出演

カン・ジェギュ監督、
145分、 2012年1月14日公開
2011,韓国,CJ Entertainment Japan、東映
(原題:My Way /마이웨이)







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「韓国での公開は日本より一足早く12/21、
惜しくも『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』に次いで
初登場2位で発進、4週目も9位とヒットとなっている
1000万人以上を動員した「ブラザーフッド」と比べると
200万人を超えたあたりで少し物足りないが
映画の内容は見ごたえのある傑作映画に仕上がっていた。」




35年もの長い日本統治のなかで生まれた
真実をベースにした映画、

韓国映画なので日本人は「悪」
韓国人は「善」という描き方は否めないが
当時はたぶんこの通りだったのだろうと想像できる、
今、自分達が考えないといけないことは
過去に学び、人間は世が世なら
こんなことも他者にしてしまうのだという真実だろう。



何も持たないからこそ
走ることに自分自身を表現したジュンシク(チャン・ドンゴン)と
走ることは自分の才能のひとつに過ぎず
ジュンシクをなんとも言えない表情で見つめる
長谷川辰雄(オダギリジョー)、
彼は何不自由ない生活を日本人として送っていた。
この京城(現ソウル)の街並みはスゴイ、
すんなりと映画の魔法に心地よくかかっていく、
やはりこれは映画じゃなくては味わえない至福のひとつ。



ここから二人の運命はどんどん変化していく、
噂に聞くノモンハンの激闘は
長谷川辰雄が狂気の表情を見せる、
いわゆる悪役とはいえオダギリジョーは
この映画で最高の役を手にした。



圧倒的なソビエト軍の戦車部隊を前に
逃げ戻る同胞の兵士に「戻れ!ひるむな!」と
銃口を向ける長谷川辰雄の顔には飛び散る血飛沫
砂ぼこりと焼けた煙
物々しい音、叫ぶ声
不謹慎かもしれないがホントに美しいシーンだ。
この戦闘という地獄絵図から
人間の持つひとつの本質が浮かび上がるのが
なんとも哀しい。



続くソ連の収容所生活での
韓国人と日本人の立場の逆転、
そんな中で描かれる主人公二人のそれぞれの思い、
そんななかでもジュンシクは仲間を気遣い、
辰雄はなんとかギリギリの軍人としての
誇りだけは失わないように生きるのだが、
生きるための選択として
ソビエトの軍服を来た時、彼の中の何かが
決定的に失われた。



戦闘や当時の街の様子など
大規模な予算でいかにも大作的な規模で
描かれているが
この作品で凄いのはそんな中でも
主人公達の心の動きを
その時々の小さなエピソードを見せることで
丁寧に彼らを追っていることだ。



初めて二人が出会った時、
主従の立場は違っても
一緒に走ればお互いの顔を見つめ
同じ様に前を向いて
息遣いが聞こえるほど側で
単純に走ることを楽しんだあの瞬間、
それから随分と時が経ち
随分と遠くまで来た

「ここから京城まで走ったらどのくらいかかるだろう」
案外真面目に言ったジュンシクの心だけは
すでに彼の祖国へ戻っていたのかもしれない。


こんな映画を韓国が作ってしまう現実、
日本でももっと大きな意思をもった作品が
作れないものか。

★100点満点で75点


最近、原発関連で妙な文化人扱いの山本太郎も出演、
俳優はその演技で何かを示すほうがいいと実感。



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カン・ジェギュ監督作品
銀杏のベッド(1996)監督・脚本
地上満歌(1997)脚本
シュリ(1999)監督・脚本
燃ゆる月(2000)プロデューサー
SSU(2002)エグゼクティブプロデューサー
ブラザーフッド(2004)監督・脚本
IRIS -アイリス-(2009)企画
マイウェイ 12,000キロの真実(2011)監督

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 今日は、2011ベスト10をお休みして、正月から劇場で観た映画を紹介したいと思います。先ずは、昨日観た「マイウェイ 12, 000キロの真実」を紹介します。

【題名】
マイウェイ 12, 000
こんな映画観たよ!-あらすじと感想-  2012年08月12日(日) 11時09分
★★★★★ “対立するものの間に友情が育つまでには長く険しい道のりが必要なのか” 祖父の死で辰雄は朝鮮人へ憎しみの感情を抱くようになります。このことが引き金になったかのように、映画の中では日本人による朝鮮人差別がエスカレートしていきます。選考会でのジュンシクへの妨害が仕組まれていたらしいことや、日本軍では何かにつけて朝鮮人に因縁をつけ体罰を与える野田の態度など、観ていて本当に嫌になりますね。そんな憎たらしい野田を山本太郎はうまく演じていたと思います。 また、辰雄は皇軍の兵士として死ねることを名誉と思...
映画とライトノベルな日常自販機  2012年03月03日(土) 23時45分
 素晴らしい!
 そう素直に感嘆した。
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映画のブログ  2012年02月18日(土) 22時32分
 マラソンでオリンピックを目指してライバルとなった韓国と日本の若者2人。 しかし
みんなシネマいいのに!  2012年02月05日(日) 18時56分
「ブラザーフッド」で朝鮮戦争を舞台に戦時の狂気とそして破綻と回帰の絆を描いたカン・ジェギュの作風は、「マイウェイ 12,000キロの真実」でも揺るぎない。
平和主義の父(佐野史郎)の意は酌まぬ冷徹将校になった辰雄(オダジョー)。軍国主義下で支配下にした朝鮮の民を見下す場面オンパレードは、一見、嫌韓主義の輩の、ほら韓国は反日だろ、という口実を与えるか?(しかし、ここに出てくる軍人というのは、日本だろうがソ連だろうがドイツだろうが行動パターンの類似性は担保しているのである。というよりソ連のシベリアの捕虜生活の過酷さの壮絶。
グンちゃんの「美男ですね」のすっ呆けマネージャーのキム・イングォン(外科医ポン・ダルヒ など助演多数)は、「マイウェイ」で鍵となる人物(ジョンデ⇒アントン⇒ジョンデ)を演じ、分かりやすく(?)、状況によって変貌した朝鮮の小心者を好演。ほぼ一貫して、アスリートであることを忘れないジュンシク(チャン・ドンゴン)の強さは、被支配化の中の朝鮮人の誇りという見方も可能ではあるが、やはり一人間として何が大切かという風に素直に取るべきだろう。
「ブラザーフッド」で健気な女性(故イ・ウン...
しぇんて的風来坊ブログ  2012年02月05日(日) 2時02分
韓流ブームと言われて久しく、そのきっかけはいくつかあったと思いますが、1999年
はらやんの映画徒然草  2012年02月04日(土) 9時49分
2012年映画観賞のトップを飾る作品は「マイウェイ 12,000キロの真実」。1944年のノルマンディー上陸作戦時に捕虜になったという東洋人の証言を元に作られた韓国映画です。韓...
タナウツネット雑記ブログ  2012年02月03日(金) 19時11分
 「シュリ」「ブラザーフッド」のカン・ジェギュ監督、オダギリジョー×チャン・ドンゴン主演。太平洋戦争時、日本、ソ連、ドイツ3着の軍服を着て生き延びた、二人の男の数奇な運命を描く。

 ちなみに「真実」と言いつつ、実際記録に残っているのは日本人一人であり、韓国
新・狂人ブログ〜暁は燃えているか!〜  2012年02月03日(金) 19時02分
1928年、日本統治下の朝鮮・京城(現ソウル)。 日本人の長谷川辰雄と朝鮮人のキム・ジュンシクは幼なじみで、共にオリンピック出場を夢見るマラソン選手。 国同士の反目から憎しみ合うようになった二人は、ある事件をきっかけにマラソンとは縁のない道を歩み始める。 1939年、モンゴル国境の戦場で、特攻隊を指揮する辰雄と日本軍に強制徴用されていたジュンシクは、運命の再会をするのだが…。 戦争ヒューマンドラマ。
象のロケット  2012年02月02日(木) 19時28分
きょう姉です先日、観てきた映画「マイウェイ」めーーーーちゃよかった!オダジョーの演技もチャンドンゴンもすごかったし、映像やら描写やらストーリーやら、うまく表現できないけど絶対オススメです!戦争って・・・もう、めちゃくちゃすぎるやん!その中にもドラマがあっ
ガンバ応援 From 北摂  2012年02月01日(水) 10時41分





 MY WAY

 1928年、韓国・京城。東京からやってきた長谷川辰雄(オダギリジョー)は、
使用人の子、キム・ジュンシク(チャン・ドンゴン)と出逢う。走るのが得意な
二人は、切磋琢磨しながら...
真紅のthinkingdays  2012年01月31日(火) 23時16分
マイウェイ 12,000キロの真実 ★★★★☆ かつてないスケールの戦争映画であり 2人の男のプライドと感情がぶつかり合う映画 第2次世界大戦末期、朝鮮半島から旧満州のノモンハン、旧ソ連、そしてフランス・ノルマンディー。 約12,000キロを、生き抜いた2人の男の話。 もともとは、アメリカ国立公文書館に保管されていた、 ノルマンディー上陸作戦後のドイツ軍捕虜
Healing   2012年01月31日(火) 22時10分
 『マイウェイ 12,000キロの真実』を渋谷TOEIで見ました。

(1)この映画については、評価がすごく分かれるのではないかと思います。
 クマネズミは、当初、オダギリジョーが久しぶりに主演する映画(注1)だから見なくてはと思って、映画館に駆け付けたのですが、半分...
映画的・絵画的・音楽的  2012年01月29日(日) 21時41分
いっさいの妥協を排除したと言っても過言ではなさそうなほどに、壮大で臨場感にあふれた戦争スペクタクル作品だった。主人公となる日韓二人の青年をオタギリ・ジョーとチャン・ドンゴンが好演。戦争と人間ドラマが絡
たいむのひとりごと  2012年01月27日(金) 8時17分
遅くなってしまいました
1月14日(土)公開の映画『マイウェイ 12,000キロの真実』の試写会に行ってきました



あらすじ
日本から朝鮮にやってきた長谷川辰雄(オダギリジョー)は使用人一家の子どもジュンシク(チャン・ドンゴン)と出会う。歳が近く足が速い二人は、共にオリンピックを目指すライバルとして成長していくが、第二次世界大戦の舞台で思いもよらない再会を果たす。軍人となった辰雄と朝鮮人ながら日本軍に属するジュンシク。二人は反発しながらも生き延びるために数カ国を渡ることとなる。


感想
「シュリ」「ブラザーフッド」のカン・ジェギュ監督、韓国映画史上最大級の製作費25億円、上映時間145分という大作で、戦争映画。映画製作への気概に満ちた韓国映画界のハイウッドへの挑戦とでも言いましょうか。実際、戦場での戦闘シーンの迫力はこれまでの映画では観たことないくらい凄まじく、唸りました。俳優たちの目の前で爆発する爆弾の臨場感、爆風で吹き飛ぶ俳優たち…。
(公式サイトに戦闘シーンの撮影話の解説が詳しく載っています)

臨場感は素晴らしいのですが、これが劇中3回もあり、しかも145分という長尺の作品のなかで繰り...
理性と感情の狭間で  2012年01月27日(金) 0時02分
「シュリ」「ブラザーフッド」のカン・ジェギュ監督が韓国映画史上最大級となる製作費25億円を投じ、アジアからノルマンディーまで1万2000キロを生き抜いた男の実話を映画化。1944年 ...
気ままな映画生活  2012年01月25日(水) 22時07分
生きる道を、探して…



詳細レビューはφ(.. )
http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201201140003/



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by G
日々“是”精進! ver.A  2012年01月25日(水) 6時06分
『マイウェイ -12,000キロの真実-』 を試写会で鑑賞です。

中々やるなアジア映画ってところを見せてくれました

【ストーリー】
 第2次世界大戦末期、ノルマンディー上陸作戦後、ドイツ軍捕虜の中に1人の東洋人が発見される。話す言葉もわからない中、連合軍の尋問を受けた彼が語り始めたのは、にわかに信じ難い物語だった。1928年、日本統治下の朝鮮。そこには、頑なに国を信じた辰雄(オダギリジョー)と、ひたむきに夢を信じたキム・ジュンシク(チャン・ドンゴン)がいた。


これが真実だとすると壮絶な生き様です
運命とは時には儚い方向になることもあれば、思った通りになることもある。
それが分からないから運命・・・全然関係ない話をしました

子供の頃からのライバルであるが、その出会いから皮肉である。
日本に侵略された日本人と朝鮮人。
辰雄のじいちゃんが爆弾で殺されてしまった。
その犯人に仕立て上げられたのジュンシクの父という皮肉なことになってしまい、
そのまま別れるが・・・再会は日本軍の隊長と部下という関係で再会する。
別人のようになった辰雄はジュンシクに特攻を命ずるが、反抗する。

中々の戦争シーンで迫力満点です。
でも、...
ノルマンディー上陸作戦後に撮影されたドイツ軍捕虜の写真の中に、日本軍・ソ連軍・ドイツ軍の3つの軍服を着て生き抜いてきた東洋人の姿があった。
事実をもとに作られたこの映画に隠された、もう一つの真実は・・・・・
ノルウェー暮らし・イン・原宿  2012年01月25日(水) 0時26分
今年一回目の映画です。試写会です。今年からスタイルを変えます。 【予告orパンフ
うろうろ日記  2012年01月25日(水) 0時18分
ノモンハン、シベリアの強制収容所、ノルマンディ―日本軍、ソ連軍、ドイツ軍と3カ国の軍服を着て闘うという数奇な運命を辿った日本人と韓国人の姿を壮大なスケールで描き出す。監督は『シュリ』のカン・ジェギュ。主演に『ウォーリアー&ウルフ』のオダギリジョーと『グッドモーニング・プレジデント』のチャン・ドンゴン。共演にファン・ビンビン、山本太郎らが出演している。
LOVE Cinemas 調布  2012年01月25日(水) 0時10分
2012年01月
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