映画「冷たい熱帯魚」血みどろの海に浮かぶ魂たち

2011年07月15日(金) 0時09分
「冷たい熱帯魚」★★★☆
吹越満、でんでん、黒沢あすか、神楽坂恵、
梶原ひかり、渡辺哲 出演

園子温 監督
146分、2011年1月29日,
2010,日本,日活
(原作:原題:COLD FISH )






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名古屋のキノシタホールで現在上映中!レンタルまで待たないで
気になるなら是非劇場へ!

「公開された時、気にはなっていたが
結構エグイ内容と聞いて躊躇していると
公開があっという間に終わってしまい
見のがしていた作品だったが、
名古屋のキノシタホールで上映されてることを知り
さっそく劇場へ、
なるほど血みどろヌルヌルの衝撃映画だった」



小さな社本熱帯魚店を営む主人公は
娘が起こした万引き事件をきっかけに
大きな熱帯魚店を経営する村田と知りあい、
親切にも反抗的な娘を店で働かせるよう勧めてくれ、
さらに高価な熱帯魚を輸入する事業を
一緒にやらないかと持ちかけて来た。


徹底的にリアリティは無い
芝居してるって感じがする、
けれどすぐ傍にいるような手触りがする、

何だろうこの感覚、
きっと人間の様々な感情を
一番分かりやすく見せてくれているからか。


ほぼ無抵抗で流れるまま生きてるような
主人公の社本(吹越満)が
ギリギリの所で豹変するシーンが2か所

一度は不発に終わるが
ラストの爆発は見事
このカタルシスを味わう為には
やはりこんなエログロが必要だったようだ。


韓国映画のお得意技を
ひょいと借り受け
恐ろしいだけじゃない
血みどろの向こうに見える静謐まで
描き切った傑作でした。



でもね、これ簡単に人には勧められないよ、
R18指定まさに大人が楽しむ映画、
血がドバーッ、内臓や肉片がテラテラ光って
臭いが画面から漂ってきそうなほど、
週末のリラックスタイムには向かない
やはりこれはDVDとかじゃなく
劇場で一対一で向き合うべき映画でしたね。



劇場を出て歩道橋を渡るとき
下を走る車
交差する直線の道路
高さの不揃いのビル群
無機質なはずのものが
様々な色を帯びて迫ってくるような
妙なトリップで僅かの間遊ぶ。



★100点満点で75点★これ以上はつけられない

soramove
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この監督の映画はたしか「自殺サークル(2002)」以来、
過激でありながら、描きたいことへの真摯な情熱が見える気がする。

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