映画「セラフィーヌの庭 」芸術家の魂を見る、刺激的な作品

2010年09月09日(木) 21時50分
「セラフィーヌの庭」★★★☆
ヨランド・モロー、ウルリッヒ、トゥクール、アンヌ・ベネント、 出演
マルタン・プロヴォスト 監督、126分 、2010年8月7日公開、2008,フランス、ベルギー、ドイツ,アルシネテラン
(原題:SERAPHINE)




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「1912年、フランス・パリ郊外のサンリス。
“女ゴッホ“として、
死後有名になった女流画家セラフィーヌ・ルイ、
その生き方は誰にも理解されず
埋もれていくはずだったが、
ドイツ人画商、ヴィルヘルム・ウーデに見出され
個展を開くことを勧められるが
戦争が彼女の運命を変えていく」



使用人として働き、
貧しい暮らしを送る主人公は、
自然と会話し、
部屋に戻って絵を描くという毎日を送っていた、
稼いだお金は画材に消えて
いつまでも貧しい暮らしを続けているが
心の貧しさはない。

絵を描くということに人生の全てを捧げ、
他人からどう思われようと
風と話をし、川の水と戯れ
自然を感じたまま書き続けた主人公の
孤独で無垢な魂は美しい。



芸術に疎いので女流画家セラフィーヌ・ルイという
名前さえ聞いたこともなかった、
彼女の生み出した絵の圧倒的な「何か」を伝える力も凄いが
映画として見るとこれは主演のヨランド・モローが
鬼気迫る熱演で芸術家の孤独な魂を演じきっている。



この映画を見て何を学ぶか
それは見る人それぞれの感じ方で違うだろうが
自分に置き換えた時
ここまで何かにのめり込む対象を持っていることに
強烈な嫉妬のようなものを感じた、

時間も忘れ経済的なものも無視して
ただ好きなことに打ち込むということ。

そんなことを夢想しつつも
結局そんな何もかもを犠牲にするようなものを
見つけることが出来る人はごくわずかだろう、
彼女のような生き方を羨ましいと感じつつも
そんなふうにはならないだろうなと
映画を見ている人の多くが
安全で退屈な川のこちら側から
遠い向こう側を見ているのだろう。



★100点満点で75点

soramove
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主演のヨランド・モローはまさに当たり役を射止めたようだ。


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