「J.D.サリンジャーの死/ライ麦畑でつかまえて」

2010年02月08日(月) 7時38分
>「J.D.サリンジャーの死/ライ麦畑でつかまえて」
誰もが守り守られる存在でありたい




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「ライ麦畑でつかまえて」というまさに
キャッチコピーのようなタイトルで
中学や高校の頃に読んだ人も多いだろう、
そんな有名な小説の著者が91歳で亡くなった」



先日の朝日新聞に1982年当時の
スーツ姿で笑っている写真があり、
サリンジャーの顔をちゃんと見たのは
初めてだった様な気がする。


それくらい外に出ない有名作家だった。


2003年には村上春樹が新訳を出したことで
久し振りに新訳で読み返した。
彼が熱望していただけに思い入れのある「あとがき」が
出来上がったようだがサリンジャーは
そのあとがきを作品に載せることを拒んだとも聞いた。

改めて読み返した時
何があんなに心に残っていたのかと思った、

ここに出てくる少年は
立ちはだかる学校や大人に対抗しようと
弱い自分をさらけ出しながらも
なんとか前に進もうともがく姿に
共感したのだろう。

なんといってもタイトルが秀逸だった、
堅い文字やカタカナの並ぶ翻訳本の棚の中でも
「ライ麦畑でつかまえて」というタイトルは
それ自体が何かを伝えてくれていた。

誰もが「これで正しいのか」と
思い悩む時、
崖っぷちで落ちないように
確かな存在が居て欲しいと思うもの、
その象徴だったような気がする。


「サリンジャーの新刊」という
同時代の体験こそ出来なかったが
書かないことで
映画にも彼を連想させる人物が
重要なキャラクターとして登場したことも。

大人になった主人公の「それから」を
読者誰もが望んだけれど、
それは叶わなかった、

読んだ人それぞれが自分で見つけていけばいい。

「バナナフィッシュにうってつけの日」
こんなタイトルの短編を目次で見つけた時
海の向こうの見たことも無いものを
ぼんやりと思ったあの日。



soramove
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今後、彼の日記だとか残されたものが目に触れることになるだろう、
彼が望んだままであって欲しいと願うだけ。

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キャッチャー・イン・ザ・ライ 村上春樹訳で。 ☆☆ 読みやすかった。ただ、主人公が読み手に語りかけてくるこの文体は好きでない。 共感できるところが多くてよかった。 ホールデンが学校を去るときのくだり。さあいよいよここともお別れということになり、鞄やら何やらをそっくり持ったとき、僕はしばらく階段の降り口に立って、これが最後ということで廊下を見わたした。それで僕はなんだか泣いちまったんだよね。どうしてだろう。よくわからない。僕は赤いハンティング帽をかぶり、例によってひさしを後ろにまわした。それから声を限りに叫んだ。「ぐっすり眠れ、うすのろども!」。その階にいる全員がたぶん目を覚ましたはずだ。それから僕はさっさと出ていった。  p89 なんか好きだわ、こういうの。去り際のちょっと感傷的な描写。 ホールデンの妹がまた、かわいいんだわ。拗ねるとことか。 兄について行くといってきかないところの描写がと
SIDE-3  2010年06月16日(水) 22時09分
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