「パブリック・エネミーズ 」ジョニー・デップが挑む純愛と銀行強盗

2009年12月16日(水) 18時39分
「パブリック・エネミーズ 」★★★☆
ジョニー・デップ、マリオン・コティヤール、クリスチャン・ベイル出演
マイケル・マン監督、141分 、公開日:2009年12月12日、アメリカ
(原題:PUBLIC ENEMIES)



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「1930年代前半のアメリカ。
銀行強盗と捕まっても脱獄を繰り返す
ジョン・デリンジャーはPublic Enemy No.1として
警察から指名手配を受け逃亡劇が始まる。
不況に苦しむ大衆からはヒーローと支持されたようだが
そのあたりの熱狂はあまり感じられなかった。」



実在の人物の映画化である、
好きだね、こういうの。
「いい人」は胡散臭すぎなのでジョニー・デップなら
やはり犯罪者を選ぶのだろう、
こんなカッコイイ銀行強盗が居るのかよと思いつつ
スマートとも言い切れない強盗劇を見る。
でも実際はこんなふうに、もたついたり
予期せぬ出来事が起こるものなのだろう。

前年の1929年10月24日(木)には
ニューヨーク証券取引所で株価大暴落が起き、
世の中が真面目に積み上げるという
基本的な部分に疑問を持っていた時代かもしれない、
それから電話交換台が出てきたが
いちいちラインを繋ぐ人が存在し
警察による盗聴が生々しく描かれる。


こんな時代背景や風俗が映し出され
その時代の空気を感じることが出来る、
大強盗なのに高級レストランに出入りする
主人公の姿に、大丈夫なのかよと思いながらも
その大胆さが警察をあざ笑うようで
小気味良くもあった。


シカゴ警察の局長メルヴィン・パーチェス(クリスチャン・ベイル)は
地味で理詰めの作業をしながら
徐々にデリンジャーを追い詰めていくが
あと一歩で取り逃がしてしまい、
このあたりの緊張感はなかなかのもの。



そしてこの映画のもうひとつの軸が
主人公の運命の恋人との純愛、
他人を信じ切ってしまうことから
恋人が捕まってしまった時の
喪失感をたたえた表情が心の痛みを雄弁に語る、
そして映画は伝える
これが彼らの選んだ人生の顛末だと。


1930年代に帽子やスーツに気を使い
颯爽と眩しい時代を駆け抜けた主人公は
31歳で死去。


見逃したくない傑作とまでは言わないが
劇場で主人公たちの輝きを見るのは
映画好きの至福のひとときだ。

★100点満点で75点


soramove
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「ブロウ」そしてこの「パブリック・エネミー」と犯罪者の役って
役者には魅力的に思えるのだろうか。

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