「さまよう刃 」少年法に守られた悪魔を誰が裁くのか

2009年10月19日(月) 0時09分
「さまよう刃 」★★★
寺尾聰、竹野内豊、伊東四朗主演
益子昌一監督、114分、2009年、2009-10-10公開




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「最愛の娘が少年達に乱暴され、殺された、
妻を亡くし、生きる意味さえなくした主人公は
被害者を守るというより、法律を守る警察にも
疑問を抱き、ひとり行動を開始する」



少し前には大きな話題になった「少年法」
殺人を犯しても、その後の更生という犯罪者の未来を考え
殺害された被害者を時にないがしろにするとさえ
感じる法律が話題になった頃から
たぶん多くの人も、どこかがおかしいと感じているはず。

この映画は早いうちに犯人は明かされ
被害者の父の孤独と苦悩に焦点があたり、
彼の行動をどこかで応援し、
そういうこともアリと肯定している自分に気づく。


法律という基準があるからこそ
自分たちは理性的に社会と向き合っている、
でも理性では割り切れないこともあるだろう、
そんな割り切れない気分を抱えながら
それでも、嫌なラストになりそうだなと
考えながら主人公の無骨でただまっすぐな行動を見守った。

ラストに彼の気持ちが明かされるが
そのあたりの種明かしがもっと効果的でないと
なんかこの映画の「核」の部分がぼやけてしまったようで
残念だった、
主人公の葛藤の部分をもっと掘り下げるべきだった。


このあたりはたぶん小説では濃密に描かれていたはず、
そして映画化がもう少し早ければとも思う、
今では「少年法」というものへの評価というか考えは
ある程度みなが認識しているからだ。

寺尾聰の枯れた感じは良かったが
どこかで感情の爆発部分を見たかった、
それさえも抑えられたようで、
そういうこと全てがラストの意味を薄くさせている。

★100点満点で65点


soramove
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「容疑者Xの献身」は小説も映画も傑作だった、こちらはそこまではいかなかった。

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2009年10月
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