「1Q84」今夜空には二つの月が見える

2009年06月24日(水) 20時09分
「1Q84」今夜空には二つの月が見える
村上春樹著


                              ★映画のブログ★
                              どんなブログが人気なのか知りたい


どんな内容かも分からず、
とりあえずネットで注文、
一日早く書店に並んだことを知り、
思わず届くのを待てずに、書店で
買ってしまおうかとさえ思った。


「村上春樹ブシが帰ってきた、
イミ不明の『空気さなぎ』や
『リトルピープル』という言葉を
記号に置き換えて
とりあえず文章の調子を確かめるように
読み進めた」



本を読むのは主に地下鉄の移動中、
でもこの時期、部屋に戻っても
鞄から本を取りだして
まさに読みふけった。
読み終えてもう一度読み返して
10日あまり、幸せな時間を過ごした。

何を言いたいのか本当のところは
分からないけれど、
何かの象徴としてのキーワードが
頻繁に登場し、
現実と空想の世界の間を
危うい綱渡りをしているような
奇妙な浮遊感を味わった。



それでも文章は平易で読みやすく、
とりあえずあれこれ考えて
思い悩んで立ち止まることもなく、
久しぶりに音楽もかけない、音のない空間で
コーヒーの香りだけを側に
本と向き合う時間を過ごして
本の感想もさることながら
こんな時間の使い方さえ新鮮だった。

ラスト近く、
「この後どうなるんだろう」と
Book3があるのかもと思いながらも
この次ってまた5年とか待たされるのだなと
物語の主人公の様な深いため息をついた、
声をかけても誰も答えてくれない
深い井戸の底の底をのぞきこむように。

発売2週間を待たずに100万部突破という
社会現象となっていながらも
内容について話す人は驚くほど少ない、
感嘆に「こうだ」と感想を言えるような
内容でもないし、
この本を多くの人が読んで
「他の人はこの本をどう読んだのだろう」と
様子を窺っているようで
その雰囲気も面白く思える。

これまでの集大成のように
オウムを思わせるものや、善なるものの
不完全さや、自分の立つ足下がいかに脆いか等々、
様々な部分に自分が引っかかる何かを
見つけられるような
不思議な読書体験だった。


★100店満点で90点


soramove
★この記事が参考になったらココもクリック!よろしく(1日1回有効)←ランキング上昇ボタン

心に深く突き刺さる「何か」は無かった。

★人気映画ランキングはこちら、どんなブログが一番読まれているか
  • URL:https://yaplog.jp/sora2001/archive/1305
トラックバック
トラックバックURL:
−心から一歩も外に出ないものごとは、この世界にはない。
心から外に出ないものごとは、そこに別の世界を作り上げていく。−







さて、BOOK2も読み終えました

BOOK1の後で、あまりに多くの謎が残り過ぎてる為
感想が述べにくいと言いましたが、
気まぐれな猫の日常  2009年10月29日(木) 23時03分
今回のこの「1Q84」は残念ながら私は凄く好き!って程の小説ではありませんでしたが、いつかきっとまた数十年後とか、村上さんが書いた本が自分の波長が合う!って事があるかと思うので、気長に楽しみに待とうと思います。
ポコアポコヤ  2009年08月28日(金) 15時35分
ようやく村上春樹の『1Q84 BOOK1,2』を読み終えることが出来た。現段階では、これで物語が完結したのか、これから続刊が出るのかはわからない。
カイエ  2009年07月09日(木) 22時40分
» 1Q84
少なくとも68万人いるという本書の読者のうち、村上春樹を初めて読んだ私のような者は極めて少数派に属すると容易に推察される。

一方でコアな読者の多いという著者の作品という観点からも想像すると、本書はむしろ私のような少数派に評価される傾向があると想像される。

フクロウ探検隊  2009年07月06日(月) 14時32分
それだけが理由ではもちろんない。

エルサレム賞受賞の記念スピーチ「壁と卵」でも少し触れられていた小説家と嘘とについての言説にまたまた感心させられてしまった。

つまり、「偽のレンガで、真実の壁を築くこと、それが僕の仕事です。」とういう表現だ。

フクロウ探検隊  2009年07月06日(月) 14時31分
 「1Q84 BOOK 1 」(554ページ)と「1Q84 BOOK 2」(50
コニコの喫茶店  2009年07月02日(木) 9時59分
1Q84
村上春樹 オススメ本度☆☆☆☆ 新潮社
今週の日本経済論の授業シリーズは都合によりお休みとし、今夜は先週発売された村上春樹さんの『1Q84』(新潮社) を取り上げたいと思います。私も村上ファンの例に漏れず、発売と同時に買い求め、やや時間はかかりましたが、最近読み終えました。朝日新聞のサイトによれば、6月4日現在で BOOK 1 が51万部、BOOK 2 が45万部売れていて、次の入荷は6月10日ころとのことです。BOOK 1 とBOOK 2 をほぼセットで買っているとして、大雑把に、昨日までに『1Q84』を買ったのは日本人の0....
吉岡家一同おとうさんのブログ  2009年06月28日(日) 14時52分
週末、お天気がいいので久しぶりに海辺へ出かけた。やはり風が強く、肌が冷たかった。
岡田昇の研究室  2009年06月25日(木) 17時32分
[[attached(1,center)]]


村上春樹の 「1Q84」 を読み終えました。
先週の日曜日に買ったので、ちょうど1週間かかりました。





今までの作品と同じように、
「村上春樹らしい」 という印象を受けましたが、
「これまでにはなかった感じ」 も受け取りました。





率直に言っておもしろかったです。
読み終えてしまったことが残念なくらいに…。
すごい勢いで売れているのでとっても期待して読みましたが、
その期待を裏切られること...
今日のココロは何色かしら…  2009年06月24日(水) 23時57分
2009年06月
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
https://yaplog.jp/sora2001/index1_0.rdf