クラークの秘

2008年01月13日(日) 2時25分
県内にキリスト教が伝えられて昨年で満400年を迎えたとされることを記念し、資料展示「群馬のキリスト教文化」が、前橋市日吉町の県立図書館で10日から始まった。明治時代、本県を全国でも有数の「キリスト教先進地帯」に発展させた内村鑑三や新島襄らの足跡や秘話が紹介されている。

 展示では、北海道開拓使長官も務めた黒田清隆が1900年に亡くなった後、内村が書いた追悼文とみられる直筆の文=写真=を紹介。この中で内村は、黒田が札幌農学校の初代校長としてクラーク博士を招き、北海道に向かう船中で、道徳教育にキリスト教が不可欠と主張するクラークと、布教は認められないとする黒田が対立、最終的には黒田が「聖書を配っても良いが公然と配ってはいけない」と言って折れたというエピソードを明かし、自身が札幌農学校に学んだことから、「黒田がいなければキリスト教に出会うこともなかった」と述懐している。

 このほか、県内のキリスト教関係者10人の書籍など約130点を展示。3月23日まで。

(2008年1月11日 読売新聞)

歴史は塗り替えられるものですよね。
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