凶美少年の甘い蜜は媚薬・麻薬・毒薬ー144 映像芸術・「血に咲く狂気に散る」

September 01 [Mon], 2014, 12:35
 男のモノを直でこすられるなんて信じられない。最初から前張りすればよかった。
「あと9人もいる。こんなのずっとするのか?…最悪…。」
 旬が前張りにしたから他の奴らも前張りに変更され、
 それでなんだかホントに素っ裸に見えるからこれはこれで屈辱的な気分だった。
 ベッドに次のイケメンが乗っかって、前張りしたから毛布もなしだ。
 みんな見ている前でほとんど裸でお互いの部分をくっつけて演技が始まる。
「くそ…。こいつもか……。」
 次のイケメン俳優も旬に激しく動いて、演技なのかどうなのか…
 ずっと身体が揺れてポーズを変えてまた始める。
 一人につき2回ずつポーズを変えていつもの自分の行為を旬に再現してみせた。
 旬の上から伸し掛かかり、両足を持ち上げて横から押し込んでくる
 俳優の気持ち悪い顔を見たくなくて目をきつく閉じる旬。
 腰がパンパン当たって、いつまでやるんだよと腹が立つ。
 相手役のオーデションではあるが、相手役を撮影する時間は少なく、
 屈辱的な格好を強要されて、怒りに堪えて表情が歪む旬の顔ばかりアップにしている。
「うーん。色っぽい。でもあの肌の色がでない。もったいない。」
 監督と助監督はカメラの画像を見ながら何かを話し合っている。
 馬宮はこの映画を今までの自分の作風とは一切違う映像にしたいと考えている。
 白い花が赤く染まって散る。花は全ての種類の本来の色を失い純白に輝くが
 全てが血に染まり、咲いて散る。散って、咲いて、咲いて、散る、その花びらの美しさ、
 血に濡れた花びらに輝く裸体を横たえる美少年の映像が撮りたかった。
 次々見知らぬ男に犯され、精神が崩壊していく様子。狂気の美しさを夢見た。
 どうしても撮りたい映画だったが、どの少年も花の美しさに負ける。
 夥しい花の美しさを凌駕する美少年。実際にはそんな美少年は存在しないと、
 正直諦めて撮影を開始しようとした矢先に現れた美貌の少年。
 花をも超える美貌をこうして実際に見て、画面に魅入られつつも、
 なおどこか信じられないような奇跡に見える。
 美しい少年の苦痛に歪む表情も本物。美しい映画になるだろうと馬宮は夢見た。
 昼休みになってバスローブを着てみんなで食堂で昼飯の弁当を食べた。
 旬が口いっぱいに肉を放ばってモグモグしてると何人かの役者が寄ってきて同席した。
「矢上は色っぽいからみんな本気になっちまった。」
「程々でお願いします。なんで男相手なんだか、僕だって綺麗な女優さんが良かった。」
 しかしホントに女優が相手なら僕は心臓麻痺で死ぬかもしれない…。
 旬は女優の生の裸を見て血が上りすぎて真っ赤になって死ぬ自分を想像した。
「矢上は甘栗プロダクションなんだって?やめなよあんなショボイとこ。
 タレントみんなオーディション落ちまくりだろ?枕やっても無理。俺んとこに来いよ。
 社長に矢上を合わせたらきっと喜ぶよ。仲良くやろう。」



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凶美少年の甘い蜜は媚薬・麻薬・毒薬ー145 甘栗プロはク×リで有名

September 02 [Tue], 2014, 12:42
「社長…そっちの社長ってタレントに手出さない?甘栗プロの貝原社長は女優食いだ。」
旬はごはんをばくっとぼうばりながら隣や前に座った連中に尋ねる。
「どこでも気にいった女は抱くよね。矢上は綺麗だから男でも当然抱かれるよ。」
「僕が抱かれるのは決定事項なのか?嫌だね、愛のない性行為なんて。」
 旬が真面目にそう言うと全員爆笑したので、旬はムカついた。
「なんだよ!」
「矢上はまだ子供だな。まあそのうちすげえ女好きになるんじゃない?
 女は矢上に全員遊ばれそうだ。」
 旬にとって女好き、遊び人、は最大級の侮辱の言葉。
 失礼だ!!この誠実な俺が晃と同じ男のクズになるわけないだろ!
「まさか!僕は不真面目な行為は絶対しない。女性とは結婚を前提にきちんとした
 お付き合いをするんだ。」
 全員腹をよじって大爆笑だ。
「あははははははは、あははははははは。面白い、マジ笑った!矢上って面白いな!
 絶対うちに来いよ、あんな潰れかけの芸能プロなんて似合わないよ。」
「潰れかけ……。」
 総司さん、甘栗プロを本音ではどうしたいんだ?
 儲け主義の総司がうだつの上がらない部署を潰さないのは不思議だ。
「甘栗プロは本社の甘栗グループに補填してもらってやっと成り立ってるんだ。
 なにしろまともなタレントがいないだろ?みんなクスリ浸けだし。」
 旬の目がキラーンと光る。
「クスリ…確かにおかしいよあの連中。社長がアレ持って来いって言うと幹部が社長室
 になんか持ってって、そうすると女優が貝原と寝るんだ。おかしいだろ?」
「甘栗プロのタレントはみんな売れないから精神不安が多くてさ、撮ってる最中にも
 おかしくなったらマネージャーが奥に連れてって、急に明るくなるからきっと
 やってるなってみんな話してる。タレントをク×リ浸けにしてるのは社長と幹部だ。
 本来ならタレントを見張る側なのにな。」
「それって有名な話?」
「裏ではみんな知ってる。誰がク×リやってるかとか。矢上もやりたい?」
「まだ事務所に来て一カ月で僕もクス×が欲しくなったよ。
 ク×リがあればこんなカメラテストも笑ってできるかもな。」
 すると俳優達は小声で旬に言った。
「クス×今あるよ。なんならあげる。これからおれと本番しようか?」
 旬はげんなりし、他の俳優は抗議した。
「それなら全員撮り直しにしよう。そうじゃないと不公平だ。ホントにしたら
 いい気持ちなんだから演技も変わる。そうだろう?」
「いや、結構。いらない。もう行くよ。」
 旬はもうこれ以上話すとヤバイと思って現場に戻ってその後休み休み今日の
 オーディションを終えた。
 すると最初にやったイケメンが監督に直訴してきた。


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あれ??非表示だった!!どこが??

凶美少年の甘い蜜は媚薬・麻薬・毒薬ー146 チェリーボーイで悪かったな!!

September 04 [Thu], 2014, 11:41
「待って下さい。俺ももう一度毛布なしでやりたい。これじゃ俺が不利だ。」
 それでまた最初の人気イケメン俳優につきあった。
「ハア、ハア、ハア。」
 旬を膝に乗せた体いで気持ち悪く喘ぐイケメン俳優のかすれる声にうんざりする旬。
 上下に揺れながらイケメンは耳元で囁いた。
「矢上、今日これから俺んち来いよ。」
 イケメン俳優の横顔がニヤリと微笑む。
「行かない。」
「ホントに俺としようよ。」
「もう充分だろ…。」
 イケメン俳優の膝に乗せられた旬のおし、りにイケメン俳優に×、い部、分が押し付けられる。
 またも本気でやりやがって…。
 イケメンが背を仰け反らせ、忙しなく旬を押し倒し、上から全身をな、める真似をしつつ
 旬の体を覆いながら蠢き、旬の体を後ろから抱きしめ足のあいまに自分の
 こしを押し込んで狂ったように動かすイケメン俳優。
 迫真の演技には見えるが、ただ自分の欲望を人前に晒しているだけの俳優。
 達したらしくやっと離れて、監督達が話し合って、3人の俳優をもう一回
 見てみたいというのでさらに3人がもう一度旬に乗ることになった。
 旬はさすがに怒りで監督に言った。
「すみません、俺門限あるんです。明日もあるんでしょう?明日でいいでしょう?」
 恐るべき新人にオーディションを受けている俳優は強張ったが、
 馬宮は少し考えて旬を帰す事にした。
 やっと終わってくれた…旬は無言で俳優を押しのけ立ち上がった。
「どけよ。」
 キツイ顔で旬に押されて、麗しい姿と違い、恐れを知らぬ美少年に俳優たちは
 好奇心満々の表情だ。
 スタッフが片づけをし、俳優達は旬の後を付いて口説きにかかった。
「ふー、目が回る。」
 呟く旬の横にイケメン俳優が並んで旬を見下ろし笑っている。
「矢上は初めて?」
「矢上はチェリーボーイか?みんなー、やっぱり矢上はチェリーだってさ!」
 うるせえな…周りの大人の無神経な会話を聞き流せずイライラするし、
 朝から夕方までずっと突きあげられて揺れ続けた旬は軽く船酔い状態だ。
「今日は夢に見そうだ。薬欲しい…。」
 旬は睡眠薬のことを言ったつもりだったが他の俳優はマ薬だと思ったらしく喜んだ。
「あるよ。やりたいならついてこいよ。いい友達がいるから紹介するよ。
 そしたらホントにしようよ。矢上を連れてったら驚くだろうな。綺麗だから。」
 旬は麻薬潜入捜査は甘栗プロに限るから他の芸能プロには関わりたくない。
「疲れ切ったから帰る。」
 旬は汗だくの体をシャワーで流して、役者の誘いをシカトして服を着てスタジオを
 出て行うとした。
 みんなでエレベータの前に立っていると馬宮監督が自ら追いかけてきた。


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凶美少年の甘い蜜は媚薬・麻薬・毒薬ー147 台本を読んでみた

September 05 [Fri], 2014, 12:53
「矢上君。これ読んどいて。」
 と監督から言われ、差し出された白い本を手に取ってめくってみる。
「なんですか?」
「本だよ。台本。主人公のイメージを掴んでおいてくれ。」
 それで早速旬は最大の疑問をぶつけた。
「主人公はなんで黙って男なんかにやらせてるんですか?」
「諦めたんだ。読めばわかる。」
「ふーん。これアダルトでしょ?話なんて別にいらないんじゃないんですか?」
 旬が馬鹿にしたので馬宮監督の表情が怒りでひきつりその場に居合わせた全員が
 シンとしたが旬は鼻で笑った。せめてもの仕返しと言ったところだ。
 旬と馬宮を見比べて、俳優達は今日は美少年を口説くのを止めて監督のご機嫌を伺った。
 気分の悪い旬はふらふらしながらやっと帰り、
 ホテルの自分の部屋に入るとベッドに座り、さっき渡された台本を読んだ。
「しょーがないからな。」
 主人公は絶世の美少年。しかしそれ以外は平凡な高校生だった。
 ある日いつものように下校する途中人気のない公園で少年は誘拐される。
「俺もあったあった。」
 旬の場合は自ら潜入したのでだいぶ違う。
 誘拐されて目隠しを外されると見知らぬ部屋。それも監禁用の牢獄。
「マジ?俺の事書いた訳?」
 旬はマフィアに悪態をつきつつ連行されたが、気分的にはそんな気分だ。
 少年が脅えていると先程の5人の誘拐犯が入って来て少年は犯された。
「俺は助かった。」
 その後少年はこの部屋に囚われ腕に手錠と鎖をつけられ売春をさせられる。
「怖〜。」
 旬は鎖ではなくクスリを打つ予定だった。
 毎日毎晩やってくる男達に弄ばれて少年は精神がボロボロになって行く。
「ふつーそうだよね。」
 そんな少年を世話する男がいる。客が帰った後少年の身体を洗い食事を与える。
「それが相手役か。」
 少年は地獄のような生活で自分に優しくしてくれる青年に恋をする。
「それはありえない。せめて友情だろ?俺ならまずこいつを殺して脱出を図るな。」
 少年と青年は激しく愛しあい、客が帰った後快楽を求めて離れられなくなる。
「ちょっとまて、何人も客取ってんだろ?その上激しくなんてできるか!
 ケツが痛いだろうし、疲れ知らずかっつーの。」
 青年は少年に恋い焦がれ、少年が客を取る様子を覗くようになる。
「なんで?」
 少年は客達の愛撫で激しく感じ、その姿に青年は興奮と怒りと嫉妬を抱く。
「チッ、変態め。」
 ついに青年は少年の上で快楽にふける客を殺してしまう。組織の人間がやって来て
 青年は少年の目の前で殺される。少年はこの世で唯一愛する男が殺されて絶望する。
「唯一の愛?いつのまに…。だいたいなんでこの相手役、主人公を逃がすとか警察に
 届けるとかしないんだよ。組織が怖いからか?なんかおかしいよな。
 この主人公全然しゃべんないし。まあだから俺みたいなトーシローにも主役が
 できるんだろうけど、それにしてもただ泣くか喘いでるばっかりじゃねーか。
 てめえ男のくせにおかしいぞ。」



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凶美少年の甘い蜜は媚薬・麻薬・毒薬ー148  少年陰売の死

September 07 [Sun], 2014, 11:31
 少年は再び絶望の中で毎日客を取り、快楽を与えられる。ひたすら性描写が続く。
 そして少年は新たな世話役を誘惑する。
 セリフ―(ねえ、僕が欲しい?何でもしてあげるよ。)
「うわこれが初セリフ?勘弁してくれ。」
 こんなセリフ、恥ずかしくてとてもじゃないが言えない…。
 世話役は組織から絶対に手を出すなと言われていたが少年の魅力に負け関係する。
 何度となく快楽を貪って、少年は世話役に願う。
 セリフ―(もっと強く抱いて。もっと欲しい。お願い気持ちよくして。)
「ヘンな奴。」
 世話役は少年の望みをかなえようと激しく激しく抱く。それでも少年は求める。
 セリフ―(もう普通じゃ感じない。首を絞めて。お願い絞めて。)
 世話役は少年を最高の快感に誘う為に首を絞める。
 少年の体内は世話役をビクビクと締め付ける。
 相手役セリフ―(ああ、凄い、締め付けてくる、ああー!)
「死ぬ間際の痙攣だな。」
 セリフ―(もっと絞めて。もっと。もっと。もっと…。)
 少年の視界は真っ暗になる。
 そうして少年は死んで肉体という牢獄から解放されて自由になる。
「ひでーな。俺のセリフってこれだけ?」
 旬は台本を放り投げてベッドに不貞寝した。恥ずかしい。こんな役やれるか。
 旬は深海3000m下に落ちたほどがっかりしてしまった。
 しばし寝て、ぼんやりリビングに行くと休日でも自分の部屋で仕事をしている総司と
 顔を合わせた。総司は水を飲もうとしている。
「どうだ桐生君。馬宮監督はどう言ってる?」
「はい、カメラで僕の肌の色がちゃんと映らないってボヤいてました。
 今日はベッドシーンで相手役を選んでました。明日は2次審査だそうです。
 朝から夕方まで10人の役者に乗っかられて揺れてたからまだ目が回ってます。
 みんな本気で…前張りしててもわかりました。」
「………。」
 それを聞いて総司は怖い顔をした。
「今日台本渡されてさっき読みました。すげえご都合主義であんなんでいいのかって
 感じです。主演の少年は男娼で男達の餌食になって最後はぼろぼろになって死ぬ。
 途中までまるで実話みたいだって思いました。僕もあのままマフィアに捕まってたら
 同じだったんだろうなって。でも納得できないのが、この主人公バカなんです。
 全然逃げようとしないんです。話はとにかく弄ばれて喘いでるだけ。」
「……。」
 身も蓋もない桐生君の言い様。確かに桐生君なら戦って死ぬであろう。
 実際そうだった。
 だが、囚われる鎖にも色々な形がある。
 総司には馬宮監督の作品の主人公に旬ではない別の人間が重なった。



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