凶美少年の甘い蜜は媚薬・麻薬・毒薬ー121 渦巻く妬み

August 02 [Sat], 2014, 12:37
 旬の冷たい横顔を上から見つめて囁く。
「まだじらすのか?」
 じらしてねーよ。旬は貝原の臭い息がかかるのが不快で身体を反らす。
「すいません、そろそろ若宮さんとまた他の局あいさつ回りします。」
「挨拶ばっかりしてないでダンスの練習もしろよ。」
 貝原は交わされて不満な顔をしたが、若宮や、他のタレントが丁度入ってきたので
 何食わぬ顔で社長室に行った。若宮が不審な顔で旬に寄り、旬も声を掛ける。
「ちーす。」
「どうしたの?なんか入ったら変なムードだったけど。ケンカしたの?」
「矢上が焦らすからだろ。凄いな矢上は、あちこち大物釣りまくって、
 俺にもコツを教えてほしいよ。」
 アイドル志望のまあまあ可愛い少年がそう言って皮肉に笑った。
 ちっ、こいつもくだらねーな。この事務所にはろくな奴がいないと旬は思う。
「なんなら僕の代わりにどうぞ。」
 すると他の若い女優がキンキン声で旬の代わりに嫌味を吐く。
「あんた程度の顔で矢上君の代わりなんて出来ないわよ、もし代りに行ったらあんたが
 仕事干されるわよ。」
 若いアイドルは嫌な顔で若い女優を睨んだ。
 醜いな〜、旬は呆れて若宮と事務所を出て行った。
 車に乗って局に向かう途中で旬はさっきの幹部の話をした。
「室井って奴、あいつにクスリの話を持ちかけたら乗ってきました。」
「………。」
「室井はそんなの当たり前って感じでしたから、総司さんが考えるより内部での
 薬に対する犯罪意識は相当薄いみたいです。」
「…あ、甘栗社長に知らせます。」
「総司さんには僕がもう少し情報まとめたら話します。それから
 もう少し調べたらアメリカに帰ります。」
「え、もう?早いね。予定では3カ月でしょ?」
「うーん、その予定だったんですけど、もういいかなって思って。
 それに話しが進んでこのまま逃げられなくなるとホントに政治家達に
 弄ばれそうで怖いです。」
「そうか…怖い世界だね。桐生君は総帥の愛弟子なんだから何かあったら大変だ。」
 甘栗太一の変わらぬ笑顔が目に浮かぶと、旬の心は穏やかになる。
「先生…。先生の側にいると世界は清浄です。先生の側を一歩離れると僕の周りでは
 こうして欲望とか暴力が渦巻く。僕は外の世界とは関わっちゃいけないんです。」
「…こんな言い方して怒らないでね。もし君がその魅力を使えば、
 君は何でも思いのままだよ。」
 運転をしながら若宮は正面に向かってそう言った。
 旬も前を向いたまま答える。
「若宮さん。意外ですね。そんな風な考えがあるんなら、このまま芸能界にいればいい。
 僕は結構です。僕は静かに地味に生きていきます。」
 若宮は黙った。
 この少年には甘栗グループの総帥がバックにつくんだからもう権力なんかいらないのか。


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凶美少年の甘い蜜は媚薬・麻薬・毒薬ー122 総帥のお稚児さん

August 03 [Sun], 2014, 12:07
 一般人とは全く違う美貌と権力を既に持っている美少年には平凡にでしかない
 人間たちの気持ちはわからないんだろうなと、若宮は妬み、
 心の中で悪意を持った。
 若宮は会った事のない甘栗グループの総帥が社長・甘栗総司と同じハンサムな男で、
 たぶんこの少年は総帥の色なんだと思った。
 だけどいつまでも総帥の寵愛が続くとは限らないのは少し頭がよければわかるよ。
 他の権力者と関係しておけば捨てられた時に助かると思うけどね。
 しかし、若宮が何を考えているのか、旬には興味はない。
 前回とは別のテレビ局について旬と若宮は受け付けを通して中に入り、
 注意しながら局回りを始めた。
 しかし残念ながらこの間の局と同じ歓迎を受ける事になる。
 今回はまず最初にお偉いさんと予約を取ってゆっくり挨拶しに行った。
 編成局長はニコニコ笑って旬を紳士的に迎えてくれた。
 若宮に連れられた超美少年を一目見て、その美少年に自分から手を差し出した。
「よろしく、名前は?」
 旬の横で若宮が答える。
「甘栗プロの矢上旬です。よろしくお願い致します。」
 旬は編成局長と握手し、隣で若宮が頭を下げている。
「甘栗プロさんも初めて宝物を掘り当てたね。綺麗で魅力的なだけでなく、
 不思議な力がある。」
 若宮は一生懸命ヘコヘコ頭を下げた。
「ありがとうございます。矢上君はまだうちの事務所に来たばかりなんですけど
 もう仕事がどんどん入ってまして…。」
 局長は驚いた顔をした。
「他の局にもう行ったの?」
 そう言われて若宮はビクッとして慌てて謝った。
「もも申し訳ありません。たまたま近いほうから行きまして…。」
 つくずく権力者に弱い男……旬は若宮をケーベツの目でシラ〜と見た。
「いいんですよ、ただ凄いなー、うちも乗っておかないとなーって
 そう思っただけですよ。」
 編成局長と笑顔で別れて結構まともだったので旬はホッとして若宮にお願いした。
「若宮さん、何もないうちにもう出ましょう。その辺で時間つぶしましょうよ。」
「そうだね、なんかせっかくいい雰囲気だからこのまま…。」
 と言いながら歩いていると、芸能界で大物の俳優が向こうから歩いてきた。
 ニコニコしながらまっすぐこちらに来て、旬はヤバイ逃げようと思ったが生憎
 廊下の隅に追いやられた。
「名前はなんていうの?」
「矢上旬です。」
「…矢上…。」
 大物俳優は後ろでハラハラしている若宮に命令した。



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凶美少年の甘い蜜は媚薬・麻薬・毒薬ー123 アナ×を探られて

August 05 [Tue], 2014, 12:44
「マネージャー、向こう向いてこっちが見えないように立ってて。」
「あ、はははい。」
 大物俳優にすぐに従った若宮の様子に旬は情けない気分だ。
「若宮さん……。」
 大物俳優は旬を自分の体で見えないようにして手前に抱き寄せた。
「すぐすむから。大人しくしていて。」
「嫌です。」
 旬なりに失礼にならないように気遣いつつ大物俳優から離れようとしたが、 
 構わず大物俳優は旬の頭をぎゅっと抱き寄せて後ろに手を回した。
 背中からすーっと手を降ろして旬のズボンの上から手でまさぐっておしりに指を立てた。
「あっ!」
 びっくりして旬は声を出してしまい、それが聞こえて若宮が慌てて振り向く。
「あの…。」
「ちゃんと見張ってろ!」
「ははっはい。」
 若宮は怒られるとすぐ縮こまる。
 大物俳優は旬のおしりを掴むから、旬はたまらなくなってもうこいつを蹴りころしたい
 欲求が激しく湧くが、こんな局内で暴行したら生放送で報道されて、
 自分と甘栗グループの関係がバレて大変な迷惑をかけてしまうという思いで
 頭がごちゃごちゃになった。
 先生に土下座させてしまった、先生をあんなに小さくしてしまった、俺は、俺は…。
 横嶋を半殺しにした旬の代わりに甘栗太一が土下座して謝った姿が
 胸に刺さっている旬はここでは自分を失っては駄目だと怒りに耐えた。
 服の上からだから、これはなんでもないんだ!
 目を閉じて時間が過ぎるのを待つ旬。
 大物俳優の右手は執拗に旬のおしりをいじり、もう左手は旬の項から背中をすべり
 撫で回した。
「うーん。すべすべしてキレイな肌だ。気持ちいいね。」
 大物俳優は更にア×ルを探る指を奥に入れようとして旬はビクッとのけ反った。
「本番です!」
 ありがたいことに大物俳優は呼ばれてスタッフがやってきたので旬を離し、
 何事もないような顔で振り返り、
「ああ、今行くよ。」
 と普通に答え、それからもう一度旬を振り返って笑った。
「味見だ。甘栗プロね。今度貝原社長に連絡するよ。」
 旬は壁にふらっと背中をつけてぼんやりした。
「すすすみません、矢上さん。」
「……若宮さん……。」
旬の目は敗北感で虚ろな感じだ。
「すぐ帰りましょう。」
 若宮が旬を連れて行こうとすると、
 その旬の様子を少し離れた所でじっと見ている髭の痩せた男がいる。
「………。」
 


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凶美少年の甘い蜜は媚薬・麻薬・毒薬ー126 曲がってますけど

August 06 [Wed], 2014, 13:44
 髭の男は旬に声をかけるんでもなくじーっと見てる。
 旬は怖い気分で声をかけられないように顔を伏せながら前を通って逃げた。
 エレベーターに乗ると、もう一人慌てておっさんが走って乗ってきた。
「10階お願い。」
 そう言われて若宮が10階を押す。
 エレベーターが開くとその男は降りるとき旬も引っ張った。
「プロデューサーが君に来てって。」
「…すみません。もう帰るんです。」
「いいから。」
 プロデューサーは自分の控え室に連れて来させるとスタッフを追いだした。
「大丈夫なにもしないから。そこに座って。」
 なんだかなーと思いながらも素直に従う旬。
 旬をソファーに座らせるとプロデューサーは旬の顔をじっと見つめ
 すぐ横に座り直した。
「凄く可愛い。」 
 そういうと自分のムービーを構えて撮影し始めた。
 ぐるぐる何かに取り憑かれたかのように旬の回りを回って撮影する。
 そのうち床に寝っころがり、下の方〜から撮影し始め、
 その床に背中をつけたまま移動を始めた。
「いいよー、ああ、可愛い〜、可愛いよー。笑ってー、スマイル〜。」
 笑えといわれても旬の表情は暗かった。
 なんだか無理な体勢で撮影するプロデューサーは途中で首をひねって痛めた。
 帰り際は首が曲がった状態でプロデューサーは旬を見送った。
「なんなんだっつーの。」
 プロデューサーの控え室から旬がブツブツ言いながら出ると廊下の隅っこで
 若宮は申し訳なさそうな顔をしてる。
 この野郎と思ったが顔には出さなかった。
「大丈夫です。写真と動画撮影されただけでした。
 プライベートコレクションにするそうです。」
「そうですか、よかった。」
 また帰ろうとするとさっきの髭の男が見てる。
「不気味……。」
 とぼとぼ歩いて、一回のロビーにつくと受付のお姉さんが若宮に連絡した。
「すみません、編成局長がマネージャー様にお話があるそうです。」
「あ、わかりました。矢上君ちょっとその辺で待っててくれますか?」
「……はい。」
 明るい日差しの下でぼんやりしてる旬はそれだけで絵になるからみんな見惚れる。
 若宮が上に行こうとすると、さっきの大物俳優が追いかけてきた。
「さっきは悪かったね。今女優同士が喧嘩しちゃって撮影止まったから時間できました。
 マネージャー、あの子をホテルに今晩連れてきてくださいな。」
「すみません、あの子はそういうことはしないんですよ。」
 そう言われると、大物俳優は財布を開けた。
 札束がどんと入っていて若宮は目を丸くした。
「これ、取っておいて。」



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凶美少年の甘い蜜は媚薬・麻薬・毒薬ー127 旬を売った

August 08 [Fri], 2014, 11:40
 札束は十万円程はあり、若宮は恐縮して頭を下げる。
「こ、こんなに頂いてよろしいんですか?」
 さりげなくお金を数える若宮、12万円あった。
 大物俳優はにっこり笑い、若宮は少し迷ったが言った。
「実は、彼は誘われたホテルへは行きません。でもその場で逃げられないようにすれば
 させてくれると思います。ただ、あまり重いのではなく軽いものにして下さい。お願いします。」
 そう言うと若宮は走ってきたADを呼び止めた。
「すみません、話が長くなるので矢上に2階奥の待合室で待ってて下さいって
 伝えてください。」
 と言って、大物俳優にこそこそ話した。
「あの奥の待合室は死角になっていまして、誰にも見られません。どうか、私の事は
 言わないでください。それからあの子に甘栗プロに迷惑掛る、甘栗本社に迷惑掛る   
 そう言えば大人しくなるはずですから。でもこの事を私が言ったとは絶対に絶対に
 言わないで下さい。」
「ああ、いいよ。今後もお願いするから。」
 若宮は毎回10万円貰えるのかと思って嬉しそうにエレベータで上に上がった。
 矢上君はどうせ総帥と社長の色なんだから別に誰に何されてもいい…
 若宮は本心では旬を馬鹿にしていた。
 旬が若宮の伝言を聞いて2階の待合室の奥でぼんやり座ってると
 さっきの大物俳優がやってきてすぐに旬の前に立ちふさがった。
「見つけたよ矢上君。休憩になったから追いかけてきた。
 さあ、時間がないからすぐやって。」
 そういうと大物俳優は自分の大きくなったものを出した。
「さあ、すぐ×めて。」
 堂々とわいせつなモノをそそり立たせる男に旬はぞっとした。
「お断りします。」
「じゃあ手でやって。」
「嫌です。」
「しょうがないね。甘栗プロのタレント使わないように言うよ。
 本社に迷惑掛けるよ。いいの?」
 そう言われて旬はぼんやりしたので大物俳優は旬が嫌がるのに手をとって触らせた。
「そのまま手で触っていてくれ。」
 そいうと大物俳優は旬の手をとったまま自分で激しく××を動かしだした。
 大物俳優は獣じみた目で旬の顔を凝視しながら興奮した。
「ハア、ハッ、ハッ、ハア…。」
 旬は目を伏せるしかできない。
「さいてい……。」
 旬の手に汚い男の大きな××の感触が気味悪くこすられる。
「うう。」
 大きく唸って、大物俳優は飛び散らせた。
「ふう、よかった。」
 そう言うと旬を壁に後ろ向きに押しつけて足を開いてズボンをガサガサ下ろそうと
 するからもう我慢の限界に達した旬は大物俳優を突き飛ばして飛び出した。



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