さあ世界を征服しよう!−745 チョーシに乗るダメ親

September 01 [Sun], 2013, 12:20
 宇宙船のボートのような下部から旬と横嶋の話を聞いている晃は上を向きつつ怒鳴る。
「俺たちのお陰!!!」
 のほほんっと落ちる宇宙船に乗ってる旬と横嶋、そして自分にも言い聞かせた。
「俺の親父パワーを舐めるな!俺だってまだまだやれるんだーっ!!」
 おおおーっと唸って宇宙船を持ち上げようと晃は頑張り、ロバートは微笑んだ。
「アキラ、その調子だ!偉いぞ!お前は良い父親だ。」
 褒めてくれる優しいロバートに晃は嬉しくなった。
「お前も旬の親だ!って他人に言ったら俺ら、ホモの夫婦に間違われるな。」
 晃が笑ってそういい、ロバートも横の晃の顔を見ながら笑った。
「ハハハ、それを知ったらアンが怒るだろうな。」
 すっかり忘れていた美女・アン。晃にとって死んでからの恋愛?
 死の境界を超えて晃にあたしと結婚してと本気で願った女。
「アンか、いい子だったよな。なんかあの子には悪い事したな。」
「モテる男の罪だな。」
 ロバートがモテル男と賞賛してくれて、スケベキングとして女の上に
 君臨した栄光?が蘇り、晃が目をキラーンと輝かせる。
「俺ってカッコイイ??」
「ああ格好良いよ。」
「よっしゃああああああああああああああ!!」
 晃はロバートの褒め言葉に、高揚した気分で力をバリバリ発し、気分に比例して
 強い力が出た。
 すると力のバランスが崩れて宇宙船が傾いて旬達が悲鳴を上げた!
「うわあああああああ――――――――――――!」
 宇宙船はかなり傾き、旬はおもいっきり横嶋にしがみついたが、
 横嶋も無防備な格好での傾きに旬をしっかり抱きながらも喜ぶより
 目端に見える空と地面の半回転に恐怖した。
「ぎょおおおおおお〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」
「宇宙船が!!」
 晃側が持ち上がった格好で宇宙船が斜めになりロバートは怒って晃に怒鳴った。
「アキラ!バランスを崩すな!力を抑えろ!」
「す、すまねえー。」
 晃は調子に乗ったことを反省した。
 晃が高揚した気持ちを落ち着かせ、力の加減をし、
 ロバートと晃に支えられてなんとか旬と横嶋を乗せた宇宙船は
 ふわふわバランスを取りながら飛ぶ。
 エネルギーゼロから1%近く充電されたが、フワフワ飛ぶ宇宙船は
 もうレオン達の車が追いつける距離で、レオン達は余裕で追いかけた。
「キャッホ―――――――――――ッ!」
 先行く宇宙船を殆ど射程距離にとらえてレオンははしゃいだ。
 素敵な空飛ぶスクラップにしがみ付くのがもう限界に達した旬は
 どこか人気のない所に着陸させこの宇宙船の始末をしようと考えた。
 ド田舎、人家がもうない森と大草原が見えてここら辺で降りて隠れようと
 旬は横嶋に言いたかったが、口から出るのは悲鳴だった。
「わあああああ――――――――――――っ!」
「ぎょへえええええええええええええええええ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」
 二人は叫んだ!必死で捕まってても吹く風に左右に揺られて今にも落ちそうなのだ!
「ロバートー、もう俺だめだー!」



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さあ世界を征服しよう!−746 死ぬ前に擬似合体でイク〜〜?

September 02 [Mon], 2013, 12:22
 晃がエネルギー切れで身体?が震えだした時、支えている宇宙船では、
 横嶋が突然腰を激しく動かし始めた。
「よこ、何を、やめ、やめろ、わあああああああああ!!」
 旬は地面へ向けて落ちつつ、何故か横嶋の膝の上でガンガン下から突き上げられて
 舌を噛みそうだが、頑張って怒った。
「死ぬ前に、やらせろ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
 それが横嶋の返答だった。
 支えている宇宙船の下で晃だけでなくロバートも限界を訴えた。
「よ、よしアキラ!もうこの辺で降ろそうー、実は、お、俺も…限界だ…!」
 晃とロバートの力の限界が来て二人は宇宙船をうまく着陸させようとしたが、
 乗っている旬と横嶋は何度かガクンと落ちては下降しているだけに感じる。
 急降下してるだけでなく旬は横嶋の腰に突き上げられつつ身体にぎゅっとしがみつき
 その二人の様子はもはやエッチをしてます状態だが、実際はそれどころではない。
「うわー、こ、れじゃあ、魔、法のじゅうたん!」
「おお〜〜、お前、可愛いこと言うな〜。愛、愛しているぜえ〜!」
 落ちているのに横嶋が腰を激しく動かし旬の身体が横嶋の膝の上で
 小刻みにバウンドする。
「何をヤッ、てるんだこ、の非常時に!もう落ちる、ぞ!!」
「うほほほ〜〜〜〜〜!もう死ぬかもしれないと思ったら子作くり本能〜〜〜〜」
 横嶋は服の上からでも犯す!の一念で片手で自分のモノをちゃっかり出して、
 旬の足の合間にこすりつけて、突いて突いて突きまくっている。
 だが直接身体にこすられているとはしがみつく旬は気がついてはいない。
「馬鹿っ、俺は男だ!どー頑張ってもできねーよっ!」
「男でいいから死ぬ前に結婚してくれえ〜〜〜〜〜〜〜〜!」
「やめろこの変質者っ!」
 しかし横嶋は死を受け入れたのか、なんと運転していた両手を放し、
 愛する旬を後ろから抱えて一緒に死のうとしっかり抱きしめた。
「おおおおおおお!!!い、いく〜〜〜〜〜〜!!」
「き、気色悪いぞ横嶋あーっ、なん、か、固いものがーっ!」
「あおおおおおおおお!!」
 ガクガクガクガク馬鹿みたいに腰を動かし、宇宙船もガタガタ動き、
 晃もロバートももう駄目だと観念した。
「せ、せめて被害を小さくしよう!」
 スクラップの宇宙船上では横嶋がクライマックスを向かえ、旬は生まれて初めて、
 男のイク瞬間の激しい突き上げに晒された。
「ああああああああああああああああ。」
「おおおお〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。」
「しゅーん、バカ野郎、暴れるなー、俺もう無理だああ―!」
 晃は悲鳴を上げ手を放し、晃の目の前を宇宙船は真下へ落ちて行く。
「わあああああああああああああああああああああ。」



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さあ世界を征服しよう!−747 昇天、そして墜落

September 04 [Wed], 2013, 13:48
 晃が力を失い、傾いた宇宙船はロバートのコントロールも全く出来ず、
 虚しく二人の目の前を落ちて行った。
「あー!やっちまったー!!!」
「バカ、アキラー!」
「すまーん!」
晃は自分の力不足で地面へ向けて墜落していく宇宙船を追いかけて急降下する。
 宇宙船では旬が悲鳴を上げながら必死で横嶋にしがみつき、
 横嶋は愛する旬に露出した自分のモノをこすって、こすって擬似合体で達し、
 どぴゅっと飛び出た横嶋のせーえきが旬の腹や胸、首辺りまで飛び散り
 世にも幸せそ〜うな、気持ちよさそ〜うなほかほかした顔色で落っこちていった。
 晃とロバートは落ちた宇宙船より早く地面に到着し、墜落する宇宙船を
 支えようと二人で両腕を上に上げ、構えた。
「アキラ、下で受け止めよう!最後の力を振り絞るんだ!」
「ああ、俺頑張る―――――――っ!」
 二人は宇宙船が落ちてくる位置をあっちだこっちだと走り回って移動修正した。

 墜落する新兵器を車の中からレオンは見て歓声を上げている。
「ワオワオワーオ!マリコ人形が落ちたぞ!ボクが最初に捕まえる!ヒャホーッ!」
 レオンを乗せた車は車道をガタンと外れて赤茶けた土に降りると
 スピードを上げて爆走した。
「ぎゃあああああああああああああああああああ――――――――――――――っ!」
 クルクルクルクル回転しながら落ちてくる宇宙船のほぼ真下でロバートは晃に
 指示した。
「よし、ここだ!アキラ、受け止めろ!潰れても頑張れ!」
「ロバート、ありがとー。」
 晃は友達の子供の為にロバートがここまで助けてくれることに感謝した。
 そしてもう落ちる宇宙船を見上げ、晃とロバートはここだという落下地点で待ち構え、
 二人は両手を上げてバリバリ電気を発した。
「くうううっ!」
「くそ――――――――――――――っ!」
 旬を助けようという二人の底力で二人の上に電流が渦巻きスパークする。
 クルクル回った宇宙船、もう地面に激突するという時に
 晃とロバートの頭の上に渦巻く電流の渦に反応した宇宙船は急に停止した。
「おあああああああああああああああ!!」
「うひょ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。」
 もう落ちるギリギリの衝撃のせいか、その前の危険な運転のせいか、
 地面激突寸前で止まった反動で、旬を抱きしめていた横嶋は、安全バーが壊れて
 宇宙船から旬を抱きしめたまま飛び出した。
 一緒にドタバタと飛んで地面に放り出された二人は、それでも
 地面に落ちる間際まで横嶋が愛する旬を抱きかかえていた為に旬は直接的な
 地面激突の被害を受けずに済んだ。
 地面にゴロゴロ転がりながら、さすがに横嶋も手を離して二人はバラバラになった。
「うううう。」
「いてえ〜〜。」
 地面に投げ出された二人はそれでも大きな怪我を負った様子もなく、
 落ちて投げ出されて、地面で唸った間もなく起き上がった。
 うつ伏せだった旬は両腕を地面に伸ばして、のろのろ体を持ち上げ、
 横嶋はごろっと両手両足を投げ出して大きく息を吐いた。
「助かった〜〜〜。」
 それからこっそり自分の露出したモノをしまった。


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さあ世界を征服しよう!−748 こりないクソガキ

September 05 [Thu], 2013, 12:24
 宇宙船の下では晃とロバートが両腕で宇宙船を持ち上げているが、
 どうやら旬と横嶋が無事だったと見て、その場に膝をついてへたり込んだ。
「し、死ぬかと思った。」
「何度も言うけど、もう俺達死んでるよアキラ。」
 しかし宇宙船は晃とロバートのエネルギーを少し受け取ったのか、
 晃とロバートの身長と腕を伸ばした少し上の辺りで空中に浮いている。
「あれ?」
 晃は自分たちの真上で浮遊している宇宙船を見て溜息をついた。
「もしかして何もしなくても良かったのか?」
「…もしかしたらな。」
 晃ががっかりしながらそう言うとロバートも苦笑しつつそう応えた。

 恐怖のフライトを終えて地面に着いた旬はホッと胸をなでおろしたが、
 しかし懲りない旬は無事晃達のおかげで地上に着くと早速次の行動を開始する。
「ふーっ生きてて良かった。よし、あれを回収するぞ!」
「ここはどこだ〜〜?どうやってあれにまた乗る?」
 宇宙船もどきは地上3m程の所に浮いている。
「くそう、なんかロープかなんかないか?」
 旬は都合良くその辺に落ちてないかと見回す。
「よし桐生、俺が肩車するからお前がうまく乗りこんでコントロールしろ〜〜。」
「ああ。」
 横嶋の肩に乗って旬は宇宙船もどきに乗り込もうとした。
「ううう、ちくしょう、あと少しなのに届かない。」
「なんとか身長伸びねーのか?」
「できるかあっ!」
 と言ってるうちにバランスを崩して転がった。
 また地面に激突だ。
「わーっ。いてえ。」
「だいじょぶか〜子供が産めない身体になったらどうしよう〜。」
「元から産めねーよ。」
 元気に悪態をつくと旬は立ち上がって宇宙船に向かって飛び跳ね、横嶋も跳ね始める。
 二人がピョンピョン飛び跳ねて悪戦苦闘しているのを見て晃は呆れた。
「おまえら元気だなー、俺もう駄目…。」
 宇宙船の下から四つん這いで移動し、疲労感で倒れながら見ているが、
 何があっても性懲りもない息子の姿を晃は舌をダラッと出してアッカンベーをしてる。
 横嶋に命令してまた肩車をさせて旬がなんとか手を伸ばし宇宙船に届きそうになると、
 宇宙船のエネルギー残量が完全に0になって、宇宙船はガタンと地面に落ちた。
「うわー!」
 突然宇宙船が落ちて、旬を肩車している横嶋も後ろにのけぞって倒れた。
「よかった。おい、横嶋、お前は前を持て、俺は後ろを持つ、急いで逃げよう。」
「お前〜〜、これを持って逃げる気か?」
「あったりまえだあ!特殊合金をこんな所に置いて行けるか!
 家庭用電源で充電出来るんだろう?あいつらすぐに充電して使うぞ!
 それに別に飛べなくても光線砲は使えるんだろう?こんな危険物放置できるかあ!!」
「わかったよ〜。」
 旬が怒るので横嶋は尻にしかれる亭主の如く、妻・旬に従った。
「俺って将来恐妻家になるな〜。」


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さあ世界を征服しよう!−749 万里子を守る者と奪う者

September 07 [Sat], 2013, 12:37
 横嶋はブツブツ言いながら宇宙船を持ち上げるが特殊合金自体は軽いが、
 エンジンはそれなりに重い。
「うう、重い…!」
「腰にくる〜〜〜。」
 横嶋が前を旬が後ろを持って持ち上げているがかなり重いらしく足元がふらつくのを
 見てロバートと晃は互いの目を見て頷きあった。
「アキラ。」
「ああ、特殊合金に電気を流せば軽くなる。俺たちの最後の最後の力を振り絞ろう。」
 ロバートが右を、晃が左に回って宇宙船に念じる。
「万里子の為に、力を!!万里子と旬の為にーっ!!」
 晃はもう鼻血もでない限界の限界を超えるんだと万里子の顔を思い浮かべた。
 ロバートも、密かに恋をした万里子と親友・晃、そして我が子の代わりの旬を
 守ろうと強く念じ、限界の力を振り絞った。
 もちろん旬もだ。絶対に認めないが、母・万里子を守ろうと小さな身体に力を
 込めてこの世界を脅かし、万里子を奪う危険極まりない武器を持って行くんだ、
 レオンに渡しはしないと念じて持ち上げた。
 ほんの僅かな電流で浮遊する特殊合金の性質のお陰で、カツカツの晃とロバート、
 二人が発する微量の電流に特殊合金が反応して少しだけ軽くなった。
「逃げろ!!」
 旬の号令で前を持つ横嶋、後ろを持つ旬が真横に宇宙船を向けつつ走った。
 旬と横嶋は宇宙船のスクラップを持ち上げて走り出したが、しかし、
 もうレオンの車が見えている。
「早く、走れ!!」
「桐生〜〜この宇宙船はあきらめようぜ〜〜、捨てて逃げよう〜〜〜!!」
 横嶋が情けない声で訴えるが旬は断固反対だ。
「駄目だああ!!絶対に持っていく!!お前は黙って走れ!!」
「だけどよ〜〜。」
「うるさああい!!」
 車の中から宇宙船が落ちたのも、なんだか背の高いのと背の低いのが
 ボートのようなスクラップを持ち逃げする様子をも呆れて見ているレオンは
 溜息混じりに呟く。
「ああ〜あ、人形って本当に頭悪いネ〜。」
 レオンと部下を乗せる車がもうすぐ到着すると見て旬は横嶋に怒鳴る。
「早くしろーっ!とりあえず森に入れ!!」
「くうう〜〜〜〜!!」
 だがもう遅かった。やはり宇宙船を持って行くのは無理があったのだ。
 いくら旬が怒鳴っても、普通に考えてこんな大荷物持って逃げられるわけがない。
 残念にも、いや、当然にも、そこにレオンの車とトラックがザザーっと
 土煙を上げてやって来て旬と横嶋の横を通り過ぎ、前を塞ぐ。
 レオン達の車が旬の行く手を阻み、後ろにも迫り、
 そしてからかう様に旬と横嶋、見えない晃とロバートの周囲をグルグル車が数台で
 回り始めた。


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