凶美少年の甘い蜜は媚薬・麻薬・毒薬ー21 悪霊退散〜〜!!

March 05 [Wed], 2014, 11:44
「確かスケベキングの異名を持つと聞いた…スケベキングのあきらが色情霊にならない
 のはおかしい…何かの陰謀か?」
 横嶋の目が探るように見るので晃は肩を上げた。
「何の陰謀だよ。俺は死んだのを契機にスケベは卒業したんだよ。って言うか、
 もしかして俺肉体が生きてる時色情霊に取りつかれてたのかもしれない。
 それでスケベが止まらなかったのかも。死んだらつきものが落ちた感じだよ。
 今は爽やか〜だぜ。」
 横嶋は目を吊り上げて訴えた。
「ノオオ〜!スケベ最高!スケベを卒業するくらいなら俺は死んだ方がマシだ〜。」
「だからお前はもう半分死んでるんだって。今お前の肉体が燃やされたらお前もう
 生き返れないんだぜ。ほんとーに死んじまうんだぞ?すっげえ深刻な話なんだぞ?
 わかったらサッサと自分の肉体に帰れよ。」
 旬をはさんで晃は横嶋に指を差してその指を遠くに向けて出て行けと示す。
「いやだ〜い、いやだ〜い!せっかくのチャンスなのに帰れるか〜!」
 横嶋はそう言うと突然床に転がり仰向けになって手足をバタバタさせダダをこねた。
「なんのチャンスだよ、馬鹿っ!」
「全くだなアキラ。」
 晃もロバートも自分達が旬を守る以上チャンスはないのにと、
 ガキの様にダダをこねる横嶋を見下ろしてこいつが死ぬと俺達が困ると話し合った。

 横嶋は宣言通り旬に張り付き旬が風呂に入ろうと裸になるとかなり下から這って
 ついて行き真下や後ろなどあらゆる角度で裸を堪能しようとしたので晃はドスッと
 背中に乗り首を絞め、ロバートも横嶋の目を抑えて見せないよう謀った。
「くう〜〜〜!畜生!なんて迷惑な奴らだ〜!」
「迷惑なのはお前だ!早く帰れ!」
 横嶋は悔しかった。
 このままではせっかく透明人間になって桐生にやりたい放題出来るはずが
 何もできない…ダメだ〜!何とかこの悪霊たちを追い払えねえか〜?
「悪霊たいさ〜ん!」
 横嶋は晃とロバートに向かって十字をきったり大袈裟なポーズで叫んだが
 晃は横嶋の頭をボカスカ殴って教えた。
「悪霊はお前だ!」
「ノオオオ〜〜〜〜!誰かエクソシスト呼んでくれ〜!」 
 横嶋は何処かに向かってお願いした後今度は足を組んで深く瞑想した。
 行動にイチイチ脈絡がない横嶋。
「何やってんのこいつ?」
「ほっとけアキラ。変態が静かなうちに休むぞ。」
 しかし旬がベッドに横になると横嶋は瞑想から一転ジャンプして飛びかかろうとし、
 それを横から晃が飛び上がってケリ落とした。
 横嶋を排除すると晃は普段通り旬の横に寝転がる。
「げげ〜〜、マジかよ〜〜〜、あきら、お前、桐生を毎晩犯しているのか〜〜?」
「人聞きが悪すぎる。添い寝だよ。赤ん坊の頃放置した埋め合わせ。」
 晃は自分の為に埋め合わせているのであり、旬はむしろ迷惑だろう。
 傍から見たら超可愛い美少年と美青年が寄り添う恋人同士にしか見えない。
「納得できねえ〜〜〜。」
 しかしこれでは真夜中も桐生に近寄れねえ〜〜〜、横嶋は再び瞑想をした。
 朝まで瞑想して、静かに目を開け、良い考えが浮かんだらしく口元を緩めた。
 そしてうるさい同居人と格闘しながら数日後に事件は起こった。
 眠りに就く旬に伸し掛かろうとする横嶋に対し晃とロバートは今日も闘う覚悟だった。
 しかし今晩は横嶋は笑顔で遊びに行くぞ〜と言う。
「あちこちの女の裸を見に行くぞ〜!ど〜だあきら〜ロバート〜いっしょに行こ〜。」
「俺はスケベキングは卒業したって言っただろ。記憶力ないのかバカッ!」
 晃は両頬を引っ張ってベロを出し、ロバートは諭した。
「こっちが見えなくても女性の裸を覗くのは犯罪だぞヨコシマ。」
「い〜じゃね〜か、じゃあたまには夜の街を遊ぼうぜ、なあロバートほんの小一時間。」
「うーん…。」
 晃とロバートはたまには夜の街をフラフラするのもいいかと頷いた。



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