凶美少年の甘い蜜は媚薬・麻薬・毒薬ー19 晃VSストーカー

March 02 [Sun], 2014, 12:34
 晃に蹴られてコテッと倒れた横嶋に晃は上から怒鳴った。
「ふざけるなーっ、結婚なんか誰が許すか―――――――――っ!」
「そこをなんとかお父さん!!俺は、どうしても桐生と結婚したいんだあ〜〜!
 結婚したらあいつに遺伝子操作で子供作ってもらって桐生の腹で生ませて
 生まれた子供は二人でちゃんと育てます〜〜〜〜!!」
「何をリアルに手順良く考えてるんだこのヘンタイ!!」
 蹴られても晃の足にすがりつき、もう一回さっきより強く
 晃は横嶋に蹴りをかまし、すると横嶋もそれを腕で受け止め、
 二人は闘いの体制に移った。
「この野郎〜〜〜、この俺様が頭を下げてやったにもかかわらず、許さねえ〜〜!!」
 晃VS横嶋…二人の対決が今ここに始まろうとしていた。
 晃が右の拳を思いっ切り横嶋に叩きつけると、横嶋にそれがヒットし、
 横嶋はよろけるが晃に低い体勢で突っ込む。
「おおおお〜〜〜〜〜!」
「させるか―――――――――っ!」
 ロバートはそんな二人を見て溜息を大きくついた。
「当分うるさくなりそうだ…。」
 ロバートは晃一人で十分うるさいのに横嶋と相乗効果のうるささに頭が痛くなった。
 ―…などという事態は全く見えてない旬と甘栗は家に帰り、横嶋も自宅ではなく
 旬に取り付き、晃と喧嘩をしながらも高級コンドミニアムに付いて行った。
 自宅に戻って旬はしょんぼりしたまま…土下座をさせてしまった申し訳なさで
 悲しそうに甘栗の顔を見ているので甘栗は笑顔で近寄り旬の頭を撫でた。
「桐生君。心配しないで、何があってもぼくは君が大好きだ。
 初めて会ったその時から今も、ううん、今はもっと好きだよ。」
 旬の大きな目がうるうるし、そのうちポタポタ涙がこぼれる。
「せんせえー、ぼく、横嶋を半殺しにしたこんな僕でも許してくれますか?」
「うん。やっちゃったものはしょーがないよね。」
 旬は甘栗の優しさ?に感謝した。
「ありがとうございます先生、僕、今日は美味しい夕飯作ります!」
「うん。楽しみだね。」
 旬の側に寄りたがる横嶋の接近を阻む晃と睨み合いながら横嶋は喚いた。
「おお〜〜〜、甘栗のおっさん、それはないだろう〜〜〜、半殺しにされた俺の身にも
 なれよ〜〜。まあ〜〜〜いいか〜〜、その慰謝料は桐生の身体で支払いだ〜…。」
 スケベな顔で涎を垂らす横嶋に晃は前から蹴りを食らわし、横嶋は後ろに吹っ飛んだ。
 倒れた横嶋はすぐに起き上がり怒りで燃え上がる。
「あきら〜〜〜てめえ〜〜〜、ほどなく許せねえ〜〜〜〜。」
「それはこっちのセリフだ!!お前には俺はずっと腹が立ってたんだ!
 よくも俺の旬に何かとエロイ真似ばっかしやがりやがったな!
 いまやヘンタイ霊となったお前から俺は息子を守る!!」
 晃が格好良く指を指す間に横嶋は態勢を整えまるでカンフーの様に飛びあがり、
 晃も負けじと飛び上がり二人は空中で交錯してドウっと倒れた。
 ピシッ、パシッ!旬が夕食の準備に勤しんでいると部屋の中でラップ音が鳴る。
「あれ?なんか今日は乾燥してるのかな?家鳴りが酷いね。」
 キッチンでお手伝いをする甘栗は天井を見上げて呟いた。
「はい。なんか横嶋がいるみたいな気がします…。」
 横嶋が目をキラキラ輝かした。
「おおお〜〜〜、俺を想っている?やはりお前は俺を愛して……。」
 晃の右ストレートがドカッと横嶋の顔に決まる。
「旬は迷惑なだけでお前なんか愛してないよっ!」
「…この野郎〜…。」
 横嶋は晃に掴みかかり二人は互いの胸倉を掴んでぐるぐる回った。



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