凶美少年の甘い蜜は媚薬・麻薬・毒薬ー26 総司からの内部調査依頼

March 12 [Wed], 2014, 12:28
 旬に蹴られる思念を受け床に倒れて陸に上がった魚の様にピチピチ跳ねて痛がる
 横嶋を見ながら晃は怒った。
「それにしても…!この変態ーっ!俺の目の前でよくも俺の息子を精神レイプ?
 しやがったな―――っ!」
 晃が横嶋の背中にドスッと足を置くと、ロバートも同じようにドスッと足を置き、
 横嶋は仰け反った。
「アキラ!ヨコシマを肉体に戻そう!!」
 晃とロバートは変態・横嶋を足と胴体を捕まえて飛んで強制連行した。
 真夜中のセントラルパーク上空に引きずり出される横嶋はもがいて抵抗している。
「離せ〜!離しやがれ〜!」
「ううるせえー!黙ってろ!」
 セントラルパークを越え、キラキラ輝くマンハッタンの夜景を三人は飛んで行くと
 すぐに横嶋が入院中の病院が見えてギャーギャー喚く横嶋を肉体が寝ている病室に
 ドスッと放りんだ。
「早く戻れよ!」
「嫌だああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」
 晃とロバートは横嶋を意識不明の横嶋の肉体に頭を掴んでぎゅうぎゅう押し付けて
 なんとか霊体を元に戻そうとするが横嶋は何としても入らないとがんばった。
「透明人間楽しいいい〜〜〜〜、もっと遊ぶんだ〜〜、桐生の秘密を暴くう〜〜〜!」
「はあはあはあ、くそーっ、しぶとい奴め。」
 それで晃とロバートが二人がかりで横嶋の上に乗ってドスドス踏みつけ肉体に
 押し付けてもしかし横嶋はピタッと空中に停止して踏ん張った。
「ぬおおおおおおおおお〜〜〜〜〜!」
「なんて奴…。」
 その横嶋の執念にロバートもお手上げになった。
 朝になって格闘の末、病室の床に座り込んでロバートは頭を振った。
「アキラ、そのうち横嶋も意識が戻れば嫌でも元通りになるさ。諦めよう。
 今後は俺たちが絶対にシュンの側を離れないようにしよう。」
 晃は悔しそうだ。
「くー!もう絶対旬にいやらしいことするなよ。」
「あきらあ、それは無理だあ〜〜。」
「クソ―、どこかに捨てて来たいぜ!」
 こちらサイドに来た横嶋の変態ぶりと強い意志力は晃とロバート二人の手にも余った。
 
 次の日の夜遅く、旬の携帯に随分久しぶりの人物、甘栗太一の弟・甘栗総司から
 連絡が入った。
「私だ桐生君。久し振りだな。」
 久しぶりに聞く総司の声、電話の向こうのハンサムな顔に苦手意識がある旬は
 やや動揺する。
「そっ、総司さん…ど、どうしたんですか?」
「うむ。実は君に頼みがあって、甘栗グループの甘栗芸能プロダクションで今
 問題が起きている。それで君に依頼だ。内部調査をしてもらいたい。」
 内部調査?旬の目がキランッと輝いた。
「えっ?内部調査?でもなんで僕なんですか?」
「うむ、君に甘栗プロにタレント志望の少年として潜入して情報をもらいたいのだ。」
「でも…僕日本で誘拐騒ぎとかで顔バレちゃってますけど。」
「うむ。心配はない。あれから約三年経つ。世間も君の事は忘れている。
 まあ君の父君、桐生晃氏の事はまだたまに話題になるが君はそもそも未成年の一般人。
 もう話題には上らない。だからばれることはないので安心し給え。
 そうだな、ついでにクリア・フューチャーで、晃氏の三回忌もやっておこう。
 いいか?桐生君。」
「…あんまり乗り気じゃないんですけど。」
 内部調査は面白そうだけど、先生の側を離れるのが寂しい旬は迷った。


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