新生アーバン初ライヴ!CD購入者には特典も…
2007.04.27 [Fri] 14:45


(C)白魚トーフ

5/6は“修正”マキシシングル『修正主義者』発売日であり、
また、浜崎容子を加えた新生アーバンギャルド初ライヴの日でもございます。
初ライヴはアーティズム主催・アーバンギャルドがホストバンドを務めさせていただいている東京一エロかわいいイベント【東京エロ可愛fetinism 03】
青い部屋からStudioCube326に場所を変えての開催です。


※なお、このイベントにてアーバンでご予約いただき、
新作『修正主義者』お買い上げの皆様には、
イベント限定の特典をプレゼントいたします!
何が入っているかは当日のお楽しみ。
特典は数に限りがございますので、ご予約を希望される方はお早めにお申し出下さい。

ご予約は shinkiba10ma★hotmail.com まで(★を@に変えて下さい)。
お名前・枚数のご明記をお忘れなく!


アングラから現代アートまで縦横する出演陣を御覧!

東京エロ可愛fetinism 03
2007年5月6日(日)
Open&Start 17:00 Close 22:30
前売:\2500 当日:\3000(1D別)
StudioCube326 
(03-5439-9199)
〒108-0002 東京都港区海岸3-2-6
(JR山手線田町駅もしくは都営浅草線三田駅から徒歩10分)
地図 
予約はshinkiba10ma@hotmail.comまで。
お名前・枚数を明記して下さい。

出演:
LIVE:アーバンギャルド/SPIKYS/Hi-Hi Set/東京やさぐれ女
BONYU-PAINT SHOW (母乳ペイント):増山麗奈
STRIP SHOW:Anna
LOLITA FIRE PERFORMANCE SHOW (ロリヰタ火炎舞踏):Hime [P.a born]
BURLESQUE SHOW:蒼羽 マリ
PERFORMANCE SHOW:Buri Cama
GOGO-GIRLS:吉田酢酸(情念)/花女/きめら/ruka/yamato
MC:愛葉るび
DJ:LIM/素股Q

展示:
未野/ペイ*デ*フェ/ちょこれーとちわわ/川島 伊紗(ATMAN)/圭乃椿/増山麗奈/牙屋
FORTUNE TELLER:黄金咲ちひろ

VJ:くっSeaまん

赤黒白大作戦、顔が戦場
2007.04.23 [Mon] 12:26

なんだこの眠さは。春眠暁をおぼえまくり。久しぶりの休日だので、寝て/作業して/寝て/作業してだけを交互に実践していたのだけど、ダメまだまだ全然足りない。数える羊が少なすぎるんです。里見美禰子が教えてくれた「ストレイシープ」口のなかで二度繰り返して終わりを迎えたい(『三四郎』が本物の小説の終わり方を教えてくれた)。

作業を中断して日の暮れるころ原宿へ。デザインフェスタギャラリーにて、カメラマン未野 VS 写真作家Alice 「自慰写真展」〜セルフポートレート展〜を鑑賞。デザフェス(イベントじゃなくてギャラリーのほうね)来るのはほんと久しぶり。2003年に自分の展示(「カメラ=万年筆」とゆーヴィジブルな世界とインヴィジブルな世界(言葉の世界)の拮抗と共存を謳った大味な展示でした。タイトルはヌーヴェルバーグ期の批評家アストリュックより引用)以来。かつての法政学館のような、学生運動がヒッピーと結託したバリケード状建築物の中へ。2Fの端っこの部屋が展示室。

「自慰」と名付けられただけあり、未野・Aliceの両名が展開するのはそれぞれ初めてというセルフポートレイト作品でした。

さて、女子でもない癖にアーティストとしての女子には一家言あるのですが(笑)とりわけ写真においては、男女の視点はかなり異なっているように感じます。写真(や映画)の世界では、女性は永らく「視る」立場を勝ち得ず「視られる」対象としてフレームに閉じ込められ続けてきた。90年代我々の国で起こった「女の子写真」のブームは、その意味で写真における性差を転倒させるのみならず、写真という芸術のあり方そのものをも揺るがした革命であったように思います。ヒロミックスの何が偉大だったかって、女子高生に「写るんです」を持ち歩かせたことでしょう。クオリティより技術より、まず「自分の思い」を切り取り、焼きつけることの大事さを彼女たちに教えた。それは恐らく男性の写真「愛好」者達には絶対持ちえなかった感性だと思うのだ。そしてその視座は、その後の「女性」写真家たちの立ち位置を決定した。

彼女たちの撮る写真が男性と決定的に違うのは、「対象」と「撮影者=自身」の距離感だと思う。女の子は写真家になるにあたり「視る」ことと同時に「視られる」対象としての作品を意識していて、それは「視られる」自分自身としばしば重ねられる。つまり作品が彼女たちの肉体の延長線上にあり、何を撮っても(空や電柱を撮っても)セルフポートレイトになってしまう。男性の写真家が自分の肉体を消失していこうとするのと裏腹に、女性の写真家は他者の肉体に言及すればするだけ自身の肉体の合わせ鏡になる。
だから女性がセルフポートレイトを撮ることは、鏡を鏡で映すようなコンフュージョンを引き起こす。自身をひと通り撮り終えたシンディ・シャーマンが、近年は性教育用の人体模型に自身を投影させ始めたように。

今回の展示にも似たような面白みを感じた。他者のポートレイトはきちんと顔を映すのに、自身においては「自分の顔が嫌いだから」顔を斜にし、或いは歪ませ続ける未野。レタッチでどぎつい脚色をほどこし、美形のホストたちに囲まれてロリータな一日を披露するアリス(しかしツーショットの写真に写っているオトコは生身の人間ではなく「リカちゃんのボーイフレンド」かける君だったりする)。二人とも、自分の肉体に対する(激しい賛辞と罵倒の)執着が、セルフにすることで空転し、完全に自分をおもちゃにしてしまった、みたいな。まさしく「自慰」なんだ。なるほど。男性の自慰行為には、自分はほぼ登場しない(女の子を想像するでしょ)のと対照的に、女性の「自慰」は自身の肉体から始まるのだなと思った(やられてる自分を想像するわけでしょ)。
男性の写真家が「自慰写真展」をやったとしたら、アイドルのピンナップにこびりついた精液ぐらいしか、自分を映すことはかなわないのであろう。クリムトの『ダナエ』みたいに。

今までいわゆる人物写真しか発表してこなかったみやんにとって「顔の隠れた」これらの作品群は新境地であるようにあるように感じました。彼女が撮る風景写真もやはり【赤黒白】なんだろうか。今後にも期待。


珍しい組み合わせ&ロリータちゃん
Hi-Fiな挙動不審
(C)未野

君はメンヘラーじゃない
2007.04.21 [Sat] 14:03


(C)白魚トーフ

ねえミス・インターナショナル お手紙書くのは初めてなの
あたしはあなたのファンです 今も手が震えているの

ねえミス・インターナショナル あなたのクラウン被りたいの
もしも良かったら一度だけ 絶対に返しますから

(スパンクハッピー/拝啓ミス・インターナショナル)


スパンクハッピーの『拝啓ミス・インターナショナル』を聴きながら自動書記的タイピング。菊地成孔はいい詞を書くなあ。あからさまに80sエレポップなアレンジは、80sを知らない世代にはあからさまにトミーフェブラリーのパクリに聴こえるんでしょうなあ。ここに登場する主人公の女の子、ミス・インターナショナルにファンレターを書く女の子の純潔っぷりたるや凄いよ?何度もしつこく引用する、寺山が読者の女の子を指して使った「処女の情熱は純度が高い」という言葉がいかにもふさわしい。

mixiに、自称アーティストが多い理由を教えて(お前もだろ!)
mixiに、自称クリエイターが多い理由を教えて(お前もだろ!)

しかしながら、あいぼんは「夢を与える」。綿矢りさも「夢を与える」。
ファンは自分の夢を、あいぼんに、綿矢に、ゆーちゃんに「託す」。
夢はそうそう持てないものだ。我々の国では夢っていうとどうしても職業と直結してしまうものだけど、もっとね、空を飛びたいとか(I wish I were a bird)、機械の身体を手に入れたいとか(きっといつかは君も出会うさ青い小鳥に)、そういう現実離れしたものであってもいいと思うのだ。
現実になることを前提にして語る夢は、厳密に言えば夢ではないと思う。
現実にすることを前提にしてるなら、「将来の夢は〜」なんて語らなければいいのに。
「将来の予定は〜」ぐらい、大上段にふりかぶってくれ。死にゃあしない。

将来の夢はアーティストになること。ではなく、
将来の夢は「夢」になること。ということか。
誰かの「夢」になることは「夢」の売春である。
自分の「現実」を考察せよ!

僕の「夢」は、あまねく総てのメンヘラーを救うことです(言い切った)。
アイロニーを愛に代えて。

松永T助川

修正主義者スチールをこっそり
2007.04.20 [Fri] 15:05

『修正主義者』PVと楽曲をやっつけ、今はもう一本のPVと公式サイトの準備中です。もすこし、もすこし待って。前戯が長くてすみません。猫の手も借りたい。なにかいいことないかな子猫ちゃん。
お待たせしてて申しわけないのでマキシシングル『修正主義者』収録のPV「修正主義者」のスチールをちょっとだけ公開します。











まあ異常な画面なんですけど、い、今はノーコメント!
何十枚も重ねたクロマキーは、机の引き出しに隠した日記帳の厚みに相当します。
アンフラマンス!

全然話は変わるんですが、ぼくらの。ってアニメ面白いんですか?なんかエヴァンゲリオン・チルドレンの匂いがぷんぷんするんだけども。テレビ持ってないんで誰か教えて下さい。AからSまで、Nまで詳しくなりたいんだ僕らの。

D・ハートフィールドをさがして
2007.04.19 [Thu] 13:54


(C)手塚治虫

『天才馬鹿』上映に便乗した、アーバンギャルドの全国ツアーが次々決定しています。

5/27 札幌スピリチュアル・ラウンジ
6/29 大阪キングコブラ(予定)
6/30 京都クラブメトロ(予定)

今までの『天才馬鹿』上映ライヴは松永天馬ソロがメインでしたが、今後はアーバンギャルド全員で参加していきますですぜ。
さそり監督や地元のバンドとも共演します。
詳しくはこちらを参照。都内でも勿論まだまだ上映します。
情報は随時更新していきます。
ライヴハウス、オーガナイザーの皆様、都外都内問わず、アーバンギャルドにオッファーがございましたら、お気軽に shinkiba10ma@hotmail.com まで。

アーバンギャルドは何処を切っても東京的なバンドなので(あ、都会っぽいとかってスカしてるわけじゃないですよ。客を選ぶ、しかしカルトな音楽性、オチのないユーモアとかを指して言っております。大好物の自嘲行為です)全国区では如何様に受け取られるか全然未知数なんですが、有り難いことにファンの方は全国区でいらっしゃるようなので、ひとつ郷に入って郷に従わず怒号と喧騒のさなかに身を置くのもいいかなと思いまして。ちなみに都外での、更に言えば23区外でのライヴは今のところ全くの未経験です。もっと言えば下北沢や高円寺のライヴハウスでは完全にアウェー状態でした。まあ生きてる限りアッウェーなんだけどね(総ての人間は死ぬ。ソクラテスは人間である。従って、ソクラテスは死ぬ。このゲームは必ず負けるように仕向けられているんです)。たのしみます。たのしんで下さい。そして都外のお客様、アーバンギャルドが巡演に参りました折には、是非ともライヴに足をお運び下さい。あなたの胸にコサージュを縫い付けるか、もしくは記憶の裏側にキ印のアップリケを縫い付けるか、いずれかの作業の完遂を約束いたします。針は持っていませんが意図は常に持ち歩いているので(こう見えても仮定的なんです)。

最近はデレク・ハートフィールドという作家の小説を好んで読んでいます(是非読んで下さい。お薦め)。日本ではあまり有名な作家ではないので、翻訳は何冊かしか出てないですけど、どれも秀逸です。ムダに難解かつディレッタントな語り口で綴られる稚拙なパルプ・フィクション。彼の作品を読むと、マニエリスムは暇潰しのためにあるとつくづく痛感して面白い。こういう文章を書きたいんですけどね。日々勉強してます。

月の満ち欠けを止めなさい!
2007.04.17 [Tue] 12:42


(C)手塚治虫

完全に変則的なリズムで奏でられるブログになってしまいましたが、まあ僕の心臓は四つ打ちで鳴ってるわけじゃないんで。御都合主義的展開を撃て!
本日未明、マキシシングル『修正主義者』の作業が終了いたしました。あとは発注されたデータが中国奥地の工場にて1000枚のドーナツ盤となって、WATARIDORIみたくこの国に帰還するのを待つばかり。コウノトリを撃たないで下さい。あと、彼女を信じないで下さい。
『中国女』は文化大革命に影響を受けたパリの学生たちが歴史修正主義に堕した現在の共産圏を断罪しつつ真の革命を志向するプロパガンダ・フィルム(という形式を借りたアンチ・プロパガンダ・フィルム)でしたが、『中国女』を模した『処女喪失作』に続くプレス作品が、まさしく『修正主義者』と名付けられたことは我々も思いつかなかった至高の皮肉にして自嘲!
自慰行為と同じぐらい自嘲行為も大好きなんです。自傷行為は今のところ未経験ですが自称メンヘラー、総ての事象は言葉で片付くと考えています。次章では時称を用いずに実証しよう、全時代的な革命の成功とその失敗を。
コミュニズムの何が好きって、その理想と現実のギャップが好きなんです。北朝鮮はウォーホルの正統な後継者、最も現代的なパフォーミング・アート。赤の広場に安置されたレーニンの剥製は、20世紀最高のミクストメディア作品。失敗も含めてアバンギャルド、前衛都市TOKYOは平和でありながら自殺者一人の意志が山手線を止めることのできる地獄の街。鳩が飛ぶ公園に集う都市生活者たちの心はびゅうびゅう風が吹いているのだ。せめて風博士になれれば。空気になりたい。涙みたいに蒸発したい。ロトの妻みたいに一塵の塩を残して。

この革命は必ず失敗する。
妊娠させたら失敗。我々とリスナーの関係は、そういう未婚の恋なんです。
アーバンギャルドの最新作『修正主義者』ご期待下さい。


手首の傷を修正せよ! 無修正の恋愛のために……

【お詫びと訂正】
2007.04.17 [Tue] 12:41

リスナーの皆様

平素より、アーバンギャルドを応援して下さいまして、誠にありがとうございます。

当バンドHPに掲載していた『修正主義者』リリース及び一連のキャンペーンについて、一部訂正しなければならない事項がございますので、ここにご報告いたします。

★1
“修正”マキシシングル『修正主義者』発売日ですが、当初予定した2007/4/30から一週間後となる2007/5/6発売に訂正させていただきます(5/6ライヴにて先行して発売するかたちになります)。

★2
HPにてフル発信する予定でしたPV『修正主義者』を、新作楽曲のPVと差し替えいたします。

一度掲載した内容を変更することになってしまい、誠に申しわけございません。
★1については、作業の遅れが原因です。すみません。
★2については当バンド内での協議の結果です。理由としては、新作PVが新しいアーバンギャルドをお披露目するにより相応しい作品であり、『修正主義者』がリリース作品のCD-EXTRAに見合った内容であると判断したためです。これは撮影後、編集作業をしていく上で判断いたしました。

4月中の発売を期待して下さった皆様には頭が下がります。
本当にごめんなさい。

しかしいずれも、作品のクオリティを高めていく上での結果であったということを、言い添えておきます。
自分たちにとって、そして当然のことながらお客様にとっても十分満足のいく作品をお届けするための結果であったということは、言わせて下さい。

申しわけございません。
今後ともアーバンギャルドを宜しくお願いいたします。

前衛都市代表・松永天馬

キスは舌先3分サイズで
2007.04.12 [Thu] 13:57


(C)Robert Wiene

谷地村啓が編曲した我がバンドのニュー・スタンダードになりうるであろう新曲のデモを聴きながら書いています。「女の子戦争」で珍しく褒められすぎたので更に次のレベルを目指して書かれておりますこのスコア、難産でしたが、なかなかイイ線いってるんじゃないでしょうか(手前に味噌があります)。炭酸飲料水のタイアップとりたい。サイダーだと思って飲んだら硫酸で口内大ヤケド、キスは劇薬、みたいなナンバー。添加物が気になる方は、瓶を裏返して原材料名を御覧下さい。ペドフィリアンな浜崎の歌声だけが甘味料となっております。青空が眩しいねえ。リアルじゃないですね。

この類の爽やかさはなんだろうか。ちょっと他に思い当たらない。もちろん楽曲の雰囲気としては全然異なるけど、爽やかなピコピコ、だけどビョーキ、というカテゴリーで考えるとカリガリ(cali≠gari)の『舌先3分サイズ』なる楽曲を思い出してみたり。ヴィジュアル系って全然知らないし嗜好物でもないのだけど、カリガリはちょっと気にかかってた。アーバンギャル(僕はアーバンギャルドのファン女子を誰がなんと言おうとこう呼ぶ)でも好きな人多いでしょカリガリ。ていうかアーバンギャルのRをのぞいたいわゆるバンギャ!のハートを打ち抜く楽曲多い。ピコピコでヴィジュアル系ってコンセプト打ち出したのこの人たちがはじめてなんですか?よく知らないんで色々教えて下さい。何がいいって、歌詞がいいよねー。「構造改革一夜にしてはならず/基礎を学んだ身ではない!」との歌い出しから始まり「羞恥の声明文未知数だけに確信もてず無駄に放射弾道やや低めね/横に広げつつ楔打ち込めど見込み違い丸裸/そして孤高はやや渋め」というサビにいたる。でもメロディやアレンジはあくまでキャッチー(名前の通り、有線で好まれる「3分サイズ」だし)。そのギャップに学ぶところも多い。ところで、この曲でずっと気にかかってる箇所があって(教えて下さい!)。サビにいたる一行手前「ラッキーカラー赤じゃあるまい/ましてや青じゃあるまいし/それだけは選ぶなかれ!」って詞のあとに「ぜんえんえんええ」って変な言葉が入ってるけど、これって「前エンエン衛」ってこと?「前衛」ってことでいいの?「前衛だけは選んじゃいけないぜ」ってこと?赤→革命に燃えるなかれ、青→青春によどむなかれ(「黒く塗れ!」とは言わない)、ましてや前衛なんかに手を出したら童貞もいいとこだぜってそういうことなのか。チョーいい歌詞! てゆーかチョー気になる! 歌詞カードは空白になっててわかんない。ググってもわかんない。誰か知ってる人いたら教えて下さい。
プロデューサー絡みでこの作品を知りました。ハルメンズ起用時を思わせる「鈴木慶一のイイ仕事!」なので、受難のマニア(passion maniacsかよ)のみなさんも必聴。

チルアウトの考察
2007.04.11 [Wed] 13:13


精液と血液と蜜の流れる博士。(C)白魚トーフ

「あたし空気読めないんですう。
だってえ、空気って透明じゃないですかあ」
然しながら。

「あたし人の目見れないんですう。
だってえ、視線が合うとどこ見てるかわからなくなるじゃないですかあ」
然しながら。

性悪説を唱えるつもりはさらさらないが、恐らく人それぞれの特徴は、その長所よりも短所においてとりわけ顕現されうる。器用さよりも不器用さが人間の味となり、目の前に立ちはだかる大きな壁が、障害が、奇形部分が、千のノンを切り返す鮮やかなヴィのように、それぞれが持つ色として、エロスとして、我々の魅力を形成する。悪を放埓に投げ出すのではない。悪を飼いならすでもなく、叩き潰すでもなく、向き合うこと。夜と向き合うこと。自分のなかに潜む幽霊と向き合うこと。姿が見えなくてもいい。「まなざす」こと。顔面は常に戦争状態だ。鏡とはいつでも緊張関係にある。この緊迫した空気を忘れるな。自分との恋愛関係を死ぬときまでキープしろ。
真にストイックであれ、とは、ストイックに悦楽を見出すことも禁じえる態度ではないだろうか。
できることよりできないことにチャンスがある。可能性と意志は共犯関係にある。戸川純は「踊れない」と歌い、その名はスペィドは「踊らないわ」と歌い、我々アーバンギャルドは「踊らされない」と歌い続けることだろう。できないのとしないのとはだいぶ違う、しかしながらわたくしには、個々人が持つ総ての肉体的或いは精神的障害が「運命」という名の下に、ア・プリオリに本人が選択したもののように思えてならないのだよ。いいかいシンジ君、我々が自由意志を司る天使なんてのは大きな間違いなのだ。アーバンギャルドのダンス・チューンは、時代に踊らされない/踊れない変拍子によって成立する。
我々の心臓は四つ打ちを刻まない。そこんとこ4649。

ショートケーキの歌を聴け
2007.04.10 [Tue] 13:58


(C)白魚トーフ

こんにちは。松永天馬です(無修正)。
先週後半はレコーディングが大詰めでして、記憶を記録できずでした。日々の記憶を記録することは文体練習としてもよろしいですし、何より自分の脳内にある四畳半大のベッドルームを片付けるのにもってこいですが、やはり忙しくなると心がお亡くなりになり、遺影を飾ってお葬式、荼毘に書きかけたメールや記録しかけた記憶なんかを忍ばせて、一緒に燃してしまうのです。「炎上」は見えない場所で。書かれた言葉より書かれなかった言葉のほうがこの世界には遥かに多い。書かれなかった可能性に錬金術の可能性、想像妊娠の可能性を、感じてみたり。みなかったり。
ほら、久しぶりに書くと筆が躊躇している。
松永天馬です。松永天馬です。松永天馬です。
自分の名前を連続して記すことは自己主張と見せかけて自分を記号化し、肉体と剥離させる手段ではないかということを、とある女子から学びました。

3曲レコーディングしました。近日発売予定である「“復讐(リベンジ)”のためのダンスチューン「修正主義者」、そしてアーバンギャルドのニュー・スタンダードたりうるやもしれない思春期女子と先生がデュエットで奏でる高速ナンバー、更に浜崎容子作曲によるネオ・シャンソン歌謡。昔より歌詞を書くのに時間がかかるようになりました。自分に意識的にハードルを課すようになったからだと思います。アーバンギャルドの歌詞は僕のドメスティックな詩の活動などとは異なり、常に下世話さと高尚さ、キャッチーさと難解さを天秤にかけながら作っているのですが、最近はどうも、昔より器用に書けるようになってしまったので、左手で書いたり、目隠しして書いたり、全部書いてすぐに全部消して書き直したり、色々試しています。
ショートケーキを擬人化したような浜崎容子の音声にもご期待下さい。では。
(営業を再開した不二家の店頭にて)
P R



2007年04月



松永天馬(アーバンギャルド)


1982年、東京生まれテクノポップ育ち。同志社大学で神学を、早稲田大学でロシア文学を学ぶ。演劇活動を経て、アートEDにか患るがなんとか完治。現在ポップユニット・アーバンギャルドでヴォーカル、作詞作曲、アートワークなどを担当。詩の朗読や映像を盛り込んだパフォーマンスはポップにしてシニカル、 童貞的執着と処女的情熱に満ち満ちている。

また個人の活動では詩のボクシングへの出場(第一回選抜式全国大会チャンピオン)やヴィデオアート制作などがある。


★「傷だらけのマリア」PV



ニューアルバム 『少女都市計画』
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★着うた配信中!(09/12/20「少女都市計画」より全9曲追加)
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1stアルバム 『少女は二度死ぬ』
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