呪縛 

2015年12月04日(金) 9時34分
夢を見た。






定期的に、昔の忘れられない人が出てきて
その奥には薄らぼんやりと夫がいて
私はいつも忘れられない人の手をとってしまう。


ずっとこうしたかったと、何度も何度も彼を見て伝え
彼もそれにやさしく応えてくれる。
私の心は多幸感で溢れだす。






目が覚めて、涙をぬぐって
「思い出はきれい」だとか「心残りがあるから」とか
とにかく理由をつけてたくさん言い訳をしたあとで、落ちこむ。
横にいる夫に申し訳なく思う。






いま確かに好きなのは、夫なのに。
忘れられない人なんてものは、偶像崇拝のようなものなのに。






けれど、今日だけは違った。
私は夫の手をとって「私はあなたが好きだ」と何度も伝えた。
言葉でも、身体でも、心でも。


それがうれしくて目が覚めて、横にいる夫の手を強く握った。






ようやく、長いながい呪縛がとかれたのかもしれない。

33 

2014年12月12日(金) 8時53分
33歳になった。
結婚して、日常を送って、有難いことにいまは新しいことを勉強させてもらってーー。


32歳最後の日、今まで避けていたLINEをiPhoneにインストールした。
登録して1分もしないうちに、あの人からメッセージが。






「結婚したの?」






10年ぶりだった。
心臓が止まりそうになって、恐くて、深呼吸して、
10分後に「したよ」と返信した。
その後何往復かお互いの近況を報告して、いつの間にかやりとりは終わってた。






私のなかであの人はあの人のままで、
いつまで経っても20歳前後の青年で、
それが私にとって心の支えで、宝物で、
だからいま32歳で、付き合ってる人がいて、
そろそろプロポーズするなんてあの人の現実は知りたくなかった。


幸せになってほしくて、いつでもあの人の笑顔を願っているけど
私のなかでだけは時間をとめて、逃げ道でいてほしかった。


勝手なのは重々承知だけれど。











仙台旅行 

2014年01月04日(土) 20時29分
2013年12月21日〜12月22日の一泊二日で、仙台に行ってきました。
ここのところ、結婚式関連で旦那さまとはいろいろなところに出かけたけど、
娯楽での旅行は3〜4年ぶり。
ふたりともとても楽しみにしてました。



朝はやや早めに出発。
朝食用に買ったおにぎり、美味しかったなぁ。


大宮を過ぎると、だんだんと景色が変わってきて



のどかな風景が。
そして、トンネルを越えるとそこは



雪国だった!

あまりの突然の変わりようにビックリ。
小さい頃は車窓からの景色なんてあまり興味がなかったけど、
いまは移りゆく景色を眺めるのが大好き。







そしてお昼まえに仙台到着。
雪が積もってなくてひと安心。
荷物をホテルに預けて、さっそく観光開始。
バスに飛び乗ります。



今回、観光は2ヶ所を予定。
まずは漫画『モテキ』や大好きな芸人サンドイッチマンが紹介していた
定義山の「三角油あげ」を食すこと。

ざっくり地図を見ただけだったけど、言っても仙台市内だし
30分くらいで着くだろうと高を括っていたら、
30分を過ぎてもまだ着かない……。

バスは無情にもどんどん山道を深く潜っていく。
隣では旦那さまが「ねぇ、後どれくらいなの?本当にルートあってるの?」と
怒り気味に圧力をかけてくる。



いつの間にか辺りには雪が積もっていて、
こんな景色を見せられたら「た、たぶん……」としか言えない私。

終いには大倉ダムまで通過し(断崖絶壁で死ぬ思いだった)、
もう姥捨山に捨てられるのだろうな、と覚悟したタイミングで定義山に到着。
片道1時間30分でした。





お目当ての「三角油あげ」は、安堵と冷え切った身体のスパイスが効いて
とても美味しかったのですが、
ネギのみじん切りとごはんがほしくなりました。






外の景色は、写真で見ても寒くなるほど。
もし行くなら、冬以外の季節をおすすめします。
特にまわりに観光するようなところはなかったので、
また1時間30分かけて帰宅。

ホテルにチェックインし、夜はこちらに住んでいる旦那さまの幼馴染みと
3人で食事会でした。



なんでも仙台ではせりが特産らしく、
「せり鍋」に連れて行ってもらいました。



せり初体験の私はドキドキでしたが、食べてみるとそこまでクセがなく
さっぱり食べられるので美味しい!
もりもり食べてしまいました。

旦那さまの幼馴染みともこうして食事をするのは3回目で、
すっかり昔からの知り合いのようです。
次は東京で飲むことを約束して、お別れしました。





2日目。
ホテルをチェックアウトしたら、旦那さまとは別行動。
彼はサッカー天皇杯の準々決勝を観戦しに行くというので、
私は以前の会社の元上司に会いに。





ご実家が由緒ある箪笥屋で(創業140年)、
数年前に会社を退職され、家業を継がれました。
彼の近況を知るたび、「頑張ってるんだなぁ」と私自身励まされます。

久しぶりにもかかわらず、温かく私を出迎えてくださり
箪笥ができるまでの工程を説明してくださいました。

「男性に生まれていたら、絶対職人になりたかった」
と言う私には、興味津々でたまらないひと時でした。


※素材を磨きあげて、艶を出していく工程


※2013年 グッドデザイン賞受賞作品


※リフォームされた100年前の箪笥


※子どもができたらへその緒を入れるのにほしいと思いました


ご興味のある方はこちらから。



熱心で仕事を楽しんでいる上司の姿は昔と変わらなくて、
とても元気をもらいました。



うしろ髪をひかれつつ、上司とお別れをした後は
観光の2ヶ所目。
気になっていた「輪王寺」へ。
菖蒲が見どころらしいので、6月頃に来たら最高なんだろうなと思っていたけど、
深々とした空気に心が震えました。









坂をのぼると、景色が広がります。







日も暮れはじめたので、仙台駅で旦那さまと合流。
ちょっと早めの夕食にしました。

夕食は最初から決めていて、旦那さまの知り合いにおすすめされていた
仙台駅内の立ち食い寿司へ。





大好きなあじと中とろ(あぶり)は
欠かさず食べました。
ん〜、ほっぺが落ちそう。
アラ汁も驚くくらいに美味しくて、大満足。





たった一泊二日の小旅行だったけど、
今回はやりたいことをかなりやれたので
ふたりとも終始ニコニコでした。

今年はまたちょこちょこ国内旅行に行きたいなー。









さようなら、また 

2013年12月19日(木) 18時49分



彼と連絡が途絶えた日も
仕事がうまくいかなかった日も
大雨にまぎれて叫んだ日も
彼と手をとりあうことになった日も
自分の結果が認められた日も
大空のした笑って踊った日も


いつも私と寄り添ってくれて
ありがとう


7年間 お疲れさまでした













生活を離れる 

2013年10月15日(火) 0時22分
入籍してから、初めて彼の実家に里帰りしました。
毎年恒例、地元のお祭りに参加するため。



一緒に暮らしてから2年半、結婚しても生活が変わるわけでもなく
恋愛感情から家族愛のようなものが育ちつつある最近、
たまには生活から離れることも大事だとこの数日でわかりました。

お互い普段の役割を置けば、ありのままの姿が見えてきて
やはり私は彼自身がとても好きだということに気づかされました。

いつかのときめきはないけれど
恋愛として、やはり彼が大好きです。


先ほどお祭りがはじまり、彼は出かけていきました。
今年は大型台風が接近しているため、いつもより心配です。
ケガやケンカなどなく(お酒もほどほどに)、どうか無事帰ってきてほしいです。
帰ってきたらすぐに眠れるよう、布団を整えて
彼を待ちながらそろそろ床につこうと思います。





友情のヒビ 

2013年08月28日(水) 17時57分
結婚が縁の切れ目とは、誰が言った言葉か。

定かではないが、結婚をするにあたって
ここまでさまざまな関係にヒビが入るとは思っていなかった。

縁が途切れる原因は、お金だけじゃないんだね。



逆に、「もういい!」と思って手離そうとした縁を
手離しきれなかったりもした。
10年以上続いた関係のなかには、
嫌なことをされた思い出がいっぱいある。

だから、これ以上の関係なんてもういらない。

だけれども、私がこんな思いでいるってことは
裏を返せば、向こうにも嫌な思いを
いっぱいさせたのかもしれない。

そして、ちょっとだけ考え直す。
やっぱり私、彼女と友だちでいたいのかも。

こんなに嫌な気持ちになっても尚、切り離せないのは
青春時代のくだらない悩みを
ともに共有し、泣き、笑い、大事にし合ったからなのかな。

青春ってすごいね。







独身最後の夜 

2013年06月30日(日) 23時37分
最後の夜になった。
平日は仕事に追われて、流されるように時間が過ぎていって……

土曜日。
マツエクをつけるために、表参道まで。
すっぴんをサングラスで隠して、
施術が終わったあとは思い出の「マザーリーフ」でワッフルを。

彼にまだ片思いをしてた頃、音信不通の関係にとまどっていた頃
仕事の休憩でたまたまここでワッフルを食べた。
美味しくて、感激して、彼にも食べさせたい。
そう思ったかどうかは忘れてしまったけど、
曇天の空が自分の心のようでため息をついた。

あの頃、気を抜けばいつも泣きたい気持ちになった。

失恋くらいでは、死なない。
それは、死ねない、という意味だったのかもしれないし、
いい加減それくらいはわかっていたけれど、
自分が後退しているのか足踏みしているのか
どこを見て進めばいいのかもわからないまま、
私は途方に暮れていた。



どこかであの25歳の私に出会えるなら、
「人生そんなに捨てたもんじゃない。生きろ」
と、言ってあげたい。

いろんなものをやり過ごして、やっとのことで呼吸をして、
だけど自分の気持ちからは絶対逃げるな、捨てるな。
どんなに時間はかかっても、必ず答えが出るから。
そう、教えてあげたい。



彼と付き合ってからも、楽しいばかりではなかった。
いっぱいケンカもしたし、いまだにわかり合えない部分もたくさんある。
たまに、彼の言っていることが音だけでしかわからないことがあって、
「こんなに価値観が違うのに、果たしてこれからも一緒にいれるのか」
そう不安になることも多々ある。

それでも、6年目のいまもやっぱり彼のことは愛しいし
これからの私の人生で、これが最後の恋愛になるんじゃないかと思う。

……いまのところ。

だから、私はしあわせです。
大切なこの日記を抱えて、明日
新しい自分に出会いにいきます。









わらい顔 

2013年03月11日(月) 22時19分
さっきまでふてくされていた彼の顔が
私のキャキャッとした笑いで、
ほころんだ。

ああ、彼は私のことが好きなんだ、
ということを知る。

彼もうれしそうに笑う。

私は、できるだけ笑っていよう。
彼と私のために。





久しぶりの再会。 

2013年02月28日(木) 17時44分
1/12(土)、北海道の友だちが東京に遊びに来ました。
正確には、秋田出身の北海道在中の友だち。

てっきり飛行機に乗って来るんだと思っていたら、
1/13(日)に静岡県の富士宮に用事があるから
フェリー+車でウチまで来ると言う。

そ、そんなにハードな旅をするのか……。

何に対してもすぐに疲れてしまう私には、ちょっと考えられない選択。
同い年なのになぁ〜、体力あるなぁ。



ということで、1/12(土)の夜に友だちは無事我が家に着き
彼と3人、ごはんとお酒で久しぶりの再会にカンパイしました。
そしていつも通り、グダグダな話をして『チューボーですよ!』を見て就寝。

次の日は朝早くからドライブがてら
3人で富士宮を目指しました。
静岡に入ると、やっぱり富士山は大きい。




でーん。
車酔いの激しい彼に余裕はなく、
友だちと私の2人ではしゃいでおりました。
お天気でよかった。



あっという間に富士宮に着き、友だちとは別行動。
彼と私はお目当ての富士宮焼きそばを食べに
いそいそ散策。

さすが、街をあげての商品だけあって
学会やアンテナショップまである!



たくさんお店があって選ぶのに迷いましたが
結局最初にビビッと来たお店にしました。
サイズ展開があるのも、少食の私にはうれしい。


※富士宮やきそば(小)

食事を終えたら、お土産を買って
ジェラートを食べながら彼とそこらへんをブラブラしました。
近くに神社があり、鳥居から覗く富士山がまた格別です。



生活に根差して富士山があるって素敵だし、
地元の人たちにとっては
私が想像する以上に大きな存在なんじゃないかなと思いました。

一通りあたりを満喫した頃に友だちから連絡があり
どうやら用事も済んだようなので、
早々に富士宮を後にしました。

夜の約束に間に合うように、安全運転をしつつダッシュで。



夜からは東京でプチ同窓会。
みんな久しぶりに会うのに、なんだか昨日も会っていたような。
いつもと変わらないくだらない話をして笑っているのに、
ふとした瞬間に「歳をとったな〜」と感じます。

会わなかった期間にみんなそれぞれたくさんの出来事があって、
いろんな選択をして、生活も変わって、今に至って。

それでも、あの頃と変わらない関係でいられる
あの頃の自分に戻れる、そんなことがとってもうれしい。
あー、私、支えられてるんだなって思いました。

とてもよい、3連休でした。









誕生日のサプライズ 

2013年01月31日(木) 11時23分
2012年12月15日は、彼が誕生日を祝ってくれました。

「お出かけするよ」
「でも、どこに行くかは秘密だよ」

そんなふうに言われ、
ひょこひょこ彼についていくと現れたのは隠れ家的なフレンチ。
フルコースを予約していてくれました。




まずは乾杯。
私はキールロワイヤル、彼は白ワインを。



一緒に出てきたアミューズが、お米と野菜のピクルス。
さっぱりもちもちで美味しい。



前菜1種目は、鮮魚と野菜のマリネ。
魚のとろける触感と野菜の甘みが食欲を増進させます。



前菜2種目は、私の大好きな生ハムとサラミのサラダ。
こんなに乗せてもらっていいんですか!
というくらい、たっぷりの生ハム。
これだけでもうしあわせ。



メインの前にもう1品。蛤のガーリックバター焼き。
ソースが絶妙で、ついついパンをおかわりしてしまう……。
まだメインが来ていないのに。



いよいよお魚料理。
鯛のポワレ クリームマスタードソース。
やさしいクリームソースに、
ピリリッとアクセントの利いたマスタードがよく合います。



そしてついに、お肉料理。
鹿肉の赤ワインソース。
一度にたくさんの食事がとれない私は、
だいたいいつもメイン前に力尽きて
大好きなお肉を逃すパターンなのですが、
今回はちゃんと辿り着きました!
お肉はやわらかジューシー、さっぱりとしていて
いつまでも食べていたい気持ちになりました。


そして食事が終わると、
「ハッピバースデイ トゥ〜ユ〜♪」
という歌とともに私のいちばん好きなケーキ、
ガトーショコラが。
そしてネーム入りのワイングラスまでプレゼントしていただきました。

本当にほんとうに、しあわせなひと時でした。
普段こんなことし慣れていない彼が、
一生懸命考えてサプライズしてくれたのかと思うと
感無量でした。

なんとなく区切りのつかないまま30代になって
あっという間に31歳になってしまいましたが、
こんなにうれしい気持ちでいられるなら31歳も悪くないなと思いました。

彼に、心からお礼を言いたいです。
ありがとう。










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