今朝の夢『長い階段の駅』

March 16 [Wed], 2011, 8:13
お笑いタレントとテレビ局の女子アナウンサーと共に列車に乗っている。
女子アナウンサーは独身で、普段から番組ではお笑いタレントからからかわれる役回りで、今日はおれがその女子アナウンサーと付き合っちゃえよ、とからかわれている。

駅に着いた。
おれたちは乗り換えるために列車を降りると、さらに長い階段を下って広いコンコースに出た。コンコースは古びたコンクリート造りで、天井はとても高く、ぱん、と手を叩くといい感じで反響する。天井近くに何か大きな絵が飾ってあるが照明が暗いのと埃をかぶっているのとで、何の絵かは判然としない。
さて次に乗る列車は、と見回すが案内板や時刻表の類いのものが全くない。スタッフの誰かが二番線だというので、二番線ホームへの長い階段をみんなで上がった。
息を切らしてホームに辿り着いた。見上げるとホームの上には「一番線」と書かれた札が下がっていて、線路を隔てた向かいの「二番線」の札が下がったホームに、今まさに列車が入って来るところだ。なんだなんだ。おれたちは慌てて長い階段を駆け下りて、二番線ホームへの階段を駆け上った。

息も絶え絶えになりながらホームに上がると、列車は今まさにドアを閉めて発車したところだった。おれたちはへたり込んだまま列車を見送った。
何でホームを間違えたのだろう、と言っていると、かしゃんと軽い音がした。見上げるとさっきまで「二番線」と書かれていた札が回転をして「八番線」に変わったところだった。なんだなんだ。線路を隔てたさっきのホームは「六番線」となっている。これではいつまで経っても二番線には行けないぞ。おれたちは取り敢えず長い階段を下りた。

コンコースの真ん中あたりに案内カウンターがあって女性の係員がいるのが見えた。さっきはこんなの無かったよな、と思いながら、おれたちは行き先を告げてホームはどこか尋ねた。女性係員はにっこり笑うと手元の表をちらりと見て、
「あちら、二つ目の階段ですね」
と左手を肩の高さにあげて首をかしげた。よく通る声がコンコースに響いた。「ね」の残響の中、おれたちは示された長い階段を再び上った。
ようやくホームに上がると、頭上でさっきの軽い音がして「二番線」が表示された。線路の彼方から黒煙を上げて列車がやってくるのが見えた。
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P R
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後前原猿彦
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