「まほろ駅前多田便利軒」三浦しをん

May 02 [Wed], 2007, 16:08


おもしろかった!
読むのに時間はかかってるけど、じっくりと楽しめました。

便利屋を営む多田が、行くあてのない昔のクラスメイト行天とバス停で再会した事がきっかけで、居候という形で同居生活をする事に。
真面目な多田に対し、自分の事など興味がないという仰天。
この二人のコンビがいいんです。

便利屋としての仕事は、塾の送り迎えや荷物の運び出しなど身近な依頼ばかりだけど、何かと揉め事に巻き込まれるところも楽しかった。
しかもほとんどが行天が関係しているところとか。
便利屋としての信用問題に関わるからと行天をうっとうしがっている多田だけど、怖い物知らずの行天を扱えるのは多田しかいなんじゃないかと思う。
その逆に多田をこれだけ振り回せるのも行天しかないと思う。
得体の知れない行天だけど、腕っ節も強いし、小さい事は気にしないし(気にしなさすぎだけど)、ふらふらしてるけど、過去に辛い経験もしていて大事な事はわかってるし、友達にしたいぐらい(笑)

しをんさんの小説を読むのはこれが初めてだけど、以前エッセイを読んで感じた面白さが、小説の中のちょっとしたところにも出ていて、ああしをんさんだと思えて楽しかったです。

ラストも好きです。
続きが出るのなら是非読みたいです。
きっと今以上に行天に振り回されるんだろうなあと思うと楽しそう(笑)
イラストもまさにイメージ通りで素敵でした。

「まほろ駅前多田便利軒」
三浦しをん著 文藝春秋三浦しをん
  • URL:https://yaplog.jp/sanbun/archive/241
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