ハッシュパピー バスタブ島の少女

May 24 [Fri], 2013, 20:49
Beast of the Southern World

「バスタブ」と呼ばれるコミュニティで暮らす少女ハッシュパピーが見つめる、獰猛で大きな世界のかけら。

力強い自然描写と音楽で神秘的に描く、ハッシュパピーの目から見た世界のできごと。
生命力に満ちた小さな詩人・ハッシュパピーを演じたクゥヴェンジャネ・ウォレス(←調べた)がアカデミー賞の主演女優賞にノミネートされていたことでも話題だった作品。
子供の目から見た世界、という枠組みで特殊な環境で精一杯生きるハッシュパピーの姿を彼女の想像力とモノローグを多用して描く。・・・という、何というかサンダンスの好きそうな映画だな〜。と思った。あと視点が常に低い?ハッシュパピー目線?
良い意味でも悪い意味でも荒削りなので、そこに共鳴できるかが鍵だと思うんだけど、ちょっと個人的には入り込めなかったかな。音楽は力強く、生命の息吹に満ちた感じで良かったんですけどね。

ハッシュパピーちゃんは想像力旺盛、という設定なので彼女の脅威は想像上、野生の動物たちによって表現されているのですが(Beastってことね)、それで思い出したのが『かいじゅうたちのいるところ』だったりする。そういえばあの作品もあんまりピンとこなかったんだけれども。汗
そして彼女の語るお子ちゃまとは思えぬ詩人のような言葉の数々・・・結構印象的なものもあったような気がするんだけど時間が経ってしまったせいか忘れてしまった。(←)

ハッシュパピーが父と暮らす「バスタブ」は、文明的な世間とは隔離され、自然と共存した生活を送っている。
それでも水没の危機を常に抱えている、バスタブの名前どおりなんだけど住む人々にとっては地上の楽園のような、一種神秘的な場所。
その楽園を突然嵐が奪い去ってしまう、という危機的状況と共に、ハッシュパピーには父との別離がやがて訪れる、二重の試練が猛獣のようにやって来る。

クゥヴェンジャネちゃんが6歳とは思えぬ貫録(?)でハッシュパピーの感性を表現してみせ、常にそこにあるものと対峙し、強く生きる術を説く父との繋がりは一見粗野に見えるものの、自身がいなくなることを想定しての愛情の在り方であることも分かってくる。
・・・なんだけど、映画として観るには少し説明不足というか、分かりずらい気がした。もっと土着的な神話性を強めて現実とは違う場所にある「バスタブ」を強調しても良かったんじゃないかな。って私だけかもですが。それでも荒々しさと裏表の美しさが垣間見える映像は一見の価値ありです。
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