the Future ザ・フューチャー

March 31 [Sun], 2013, 1:43
The Future

未来を模索するための1ヶ月。4年めの倦怠期カップルの1ヶ月間のこころの旅を繊細に描く。

ケガをした猫を拾ったカップルは、シェルターに預けた猫を迎えにいくまでの間を未来への猶予期間とする。

主演も兼ねているミランダ・ジュライの監督作品は『君とボクと虹色の世界』以来ということでかなり久しぶり。
前作はもはや懐かしいというかぶっちゃけよく覚えてませんが(←)、女性監督らしいガーリーで可愛らしいイメージの群像劇だったように記憶しています。
今回は一転、あるカップルに焦点をあて、彼らの心の機微を詩的とも私的ともいえるタッチで綴った、若干「閉じた」イメージの作品。う〜ん・・・、個人的にはあまり入り込めなかったかなぁ。時を止めるとか、ファンタジー?な展開が入るのもちょっと理解しにくい感じだし・・・。

同棲4年めの35歳カップル、ソフィーとジェイソンは変わらない日常の中で起こった、ちょっとだけ新鮮な出来事をきっかけに、30日間の期間を決めて「これから」を変えてみようと試みる。
・・・猫の語りを入れるのはちょっと狙い過ぎだけど。笑
そう、○○までにしたいこと、的な展開ではあるんだけど、しばらくはそれに気づかないくらい、ドラマティックなきっかけも何もない。ただこのままでいいのか?という漠然とした不安の中でやりたかったことを試みる、というひじょーにざっくりとした流れ。笑
仕事を辞める、とかはありがちだけどインターネットを解約する、とか何?

でも未だに人生が定まらなくて、ふわふわとしてる・・・というのは結構共感できる気がしたかな。汗
特にソフィーが友人たちに会い、自分は何も変わらないのに、彼女たちの人生だけがどんどん進んでいく・・・というシーンは痛い。爆
結局ジェイソンの元を去り、新たな出会いへと走るソフィー。彼女の周りでジェイソンと過ごした時間とは違う、新しい未来の時間が動き始める。
このあたりから、今まで同じベクトルだったソフィーとジェイソンの人生が枝分かれしたように違う方向へと流れ始め、何が本来あるべき未来なのかが曖昧になってくる。

一方で、ジェイソンは月に向かって懇願し、一瞬先の未来へ進む時間を止めてしまった。人は過去にも戻れない、現在にもとどまれない、未来を待つこともできない。
この映画の中では、そんな未来が少しだけ、登場人物の手に委ねられる、ちょっとした夢なのかもしれない。
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