ライフ・オブ・パイ

March 21 [Thu], 2013, 17:19
Life of Pi

副題は「〜トラと漂流した227日〜」です。ベンガルトラと共に生き延びる少年の、世にも奇妙な漂流記。

インドからカナダに移住することになった一家が乗り込んだ船が嵐に遭遇。少年パイは、トラと共に救命ボードで漂流することになるが・・・。

最初予告編を見た時は、ディズニー制作のファミリー向け大味アドベンチャーものっぽいな・・・とか思ってすみません。その後アカデミー賞にも絡んでいる作品と知り、さらに監督がアン・リーとのことでこれは観るべき?と(変わり身早いな」と映画館へ。
そしたら出た、鬼門の3D。汗
レディースデーなのに1400円とられるのは納得いかん。もっと平等に3Dと2D(字幕で)上映してほしい・・・。(切実)

ていうか、今回は特にあんまり3Dの必要性感じなかったよ?
ファンタジーでも派手なアクションでもないしね・・・。映像的には冒頭のオリエンタルムード漂う動物園の動物たちが最大の見どころかも。なんて。
そう、動物園経営のインド人一家がその動物たちまるごとカナダへ移住する、というのが物語のポイントなんですね。ライフ・オブ・パイだから一応幼少時代からの主人公パイの姿がダイジェスト的に語られ(ちびっこパイかわいいなー)、彼が三つの宗教を同時に信仰する、という特異な宗教観の持ち主であることが明かされる。

そして本編、ベンガルトラ=リチャード・パーカーとの緊迫の漂流生活に突入。
何というか、心臓に悪い映画ですね。(私がビビり過ぎなのか?)いえ彼が過酷なトラとの共存生活を乗り越え、生き延びるであろうことはわかってるのですが「がおーん!」となる度にびくっとなってる私は一体。。
「やるかやられるか」というか、この状況下では圧倒的不利な立場の人間がその緊張感と「生き延びる」という必死さをトラとの共存で逞しく育てていく、というサバイバルの過程をベースに、時折挟まれる神秘的なまでの美しい映像がどこか神話の冒険譚のような雰囲気を同時に醸し出す。

真夜中のクジラ、そして楽園のような人を喰らう島。あのミーアキャット軍団は完全に現実世界ではないかのような・・・この地上でパイの記憶にしか残らない、幻想的ですらある体験。そしてリチャード・パーカーが森の中へと去って行った姿も彼の脳裏にしか残らない・・・。
精神における異世界との遭遇というアン・リーらしいテーマが垣間見える、単なるアドベンチャーにとどまらない異色の漂流記といえそう。
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