ルビー・スパークス

March 03 [Sun], 2013, 1:25
Ruby Sparks

小説に描いた理想のガールフレンドが、現実となって現れる・・・。彼女とリアルな世界での恋愛は可能なのか?

思い通りにできる存在を操る、ファンタジックな現代のピグマリオンものがたり。
『リトル・ミス・サンシャイン』を手掛けた監督による、一見小洒落たキュートな女子向けのラヴ・ストーリー、でも意外と暗い作品であります。汗
『(500日の)サマー』との関連性も言われてますが、まあ、らしいっていえばそうかな。自由だけどそこが魅力の個性的でキュートなヒロインと、彼女に振り回される気弱な草食系男子、という構図は一緒だし。ただどちらもあんまりそれほどヒロインが魅力的に思えないのが個人的にはちょっと・・・。滝汗

この作品で肝心のヒロイン、ルビーを演じているゾーイ・カザンはエリア・カザンの孫娘で脚本も担当しているとか。
ベビーフェイスで、何というか、、そんな可愛く・・・ない?(あくまで個人的にです)のがまず辛い。爆
仮にも主人公の理想の女性なわけで・・・彼はビジュアルもこの通りに想像してたのか?(まあ、映画内ではそういうことになってますけど)
そう、現代版ピグマリオンみたいなことになっている主人公の悩める青年・カルヴィンは若くして天才と呼ばれ、その後スランプ気味の小説家。(あれ、この設定どこかで・・・)ポール・ダノ君はまあ、合ってるんだけど兄とあまりにも似てなくないか?汗
まるで兄はアントニオ・バンデラスの息子のような・・・。

理想は実現しないから理想なのであって。人は永遠に満足することはない生き物ですから。
ルビーは自分が創作したのだから、カルヴィンは彼女を思うように動かすことができる。彼が創作しなければ、彼女は思い通りにならない。カルヴィンが狂ったようにタイプライターを打ち続け、ルビーが抗うこともできず彼の紡ぐ言葉どおりに踊らされるシーンは、結構ホラーです。怖。
それでいて、ルビーはどんどんひとりでも歩き出す、自立したキャラクターなのでファンタジーとの境目がつかなくなる。

ルビーとカルヴィンが、永遠に仲良く暮らしました・・・という結末におさまることは不可能なはず。創造者は創造物を自由に操れるけれど、同じステージには立てないのだから。
ルビーが消失した後、カルヴィンはその体験を元に小説を書き、その作品が新たな出会いを運んでくる。これは本物のロマンティックな出会い・・・なの?それとも、歴史はまた繰り返す?
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