最強のふたり

February 06 [Wed], 2013, 23:22
Untouchable

出会うはずもなかった正反対の二人が育む、一風変わった痛快な友情物語。

全身麻痺の身の大富豪フィリップは、住込みの世話係としてストリートで育ったドリスを雇うが・・・。
観賞前は、この邦題ってどうなの?と思ったり、誰もがこぞって絶賛する映画は逆に遠ざけたくなるあまのじゃくな私ですが、結果として、いい映画でした。笑
爽やかで、後味すっきりの「アンタッチャブル」なふたりのお話。こういう題材ではありがちな、変に涙を誘おうとするようなウェットな展開もなく、最後まで良い気分で観られました。おフランス映画っぽい難しさもないし、というかこんなに万人受けするタイプのフランス映画も珍しいのでは?Do you remember?のBGMがこんなにも違和感ないフランス映画って。

良かったところを挙げませう。

●ドリスは特に良い奴ではない
●でも正直、たまにおバカ
●ドリスのフラットな(?)フィリップへの接し方
●R&B推奨
●高い値がついたドリスの絵
●フィリップは最後まで生きています
●最後に特にオチはない。爆

でもそこが良いのだ。
せっかく心を通わせた二人の別れ・・・という苦しさが映画内ではないし、今でも続く彼らの人生の断片としてとらえることが出来る。
苦しい環境で育った割りには妙に能天気で大らかな、ドリスの愛すべきおバカさも映画にコミカルな味を添える。
そしてフランソワ・クリュゼの芸術や詩を愛する紳士ぶりはとても素敵。それでいてロマンチック万歳な手紙を交換する文通相手には会うことができないシーンでは切なさも見せる。

「一人の人間として見てくれる」というフィリップのドリスに対する評価は観る者にとって大いに頷けるものでもあるし、また勇気を与えてもくれる。ありのままの自分自身を評価してくれる、奇跡の出会いがこの世には存在しているかもしれない・・・ってこと。それは一種の幸福なファンタジーにも似ていませんか?
  • URL:https://yaplog.jp/sally-c/archive/518
☆Message☆
イギリス旅行記、更新中♪
♪Profile♪
name:sally
映画とロックを愛する年中モラトリアム人間のつぶやき。
好きなもの:映画のジャンルは青春もの。UK、NY、旅行、海外ドラマ、演劇、ファッションetc
気まぐれに綴る映画日記&えとせとらです。
2013年02月
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28
メールフォーム

TITLE


MESSAGE

P R
https://yaplog.jp/sally-c/index1_0.rdf
★えいがにっき(2013)★
☆えいがにっき(2012)☆