愛と誠

July 01 [Sun], 2012, 0:00
一匹狼の不良少年を献身的に追いかける超お嬢様の恋を描く、ハイテンションなエンタテイメント作品。

昭和の香りの不良物語を彩る、愛と誠を唄うミュージカルナンバー。何でもありの賑やかさ。
久々に三池崇史監督の作品を鑑賞。
原作は人気漫画らしいですが、全く知りません。学ランといいお嬢様と不良少年の永遠の(?)組み合わせといい、今どきあるか?っていう荒廃ぶりの高校といい、舞台設定は一昔前の学園ドラマか。
そこにアニメーションやらミュージカルやら、映画内コントやら、色々詰め込んだ三池流全開のエンターテイメント。『スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ』にテイストは近い感じかな。スタイリッシュな喧嘩シーンは『クローズZERO』を彷彿とさせるものが。

どうでもいいんですが、ぎりぎりに劇場に入ったからまっくらな中で席を探すのに手間取ってしまい、冒頭のアニメーションがいつの間にやら始まっていたからその内容をあまり理解していなかった。笑
そんなわけで冒頭部分が幼いころの二人のつながりを示す重要な意味があったことに気付いたのはラストだった。爆
だから全編を通してイマイチなぜ愛が誠を一途に慕う(?)のかが腑に落ちなかったんだけど(汗)、二人の過去のつながりが見えていなかった状況だったからなのかしら。まああくまで漫画的な世界のお話ですからね。

効果音ビシバシの劇画調世界の中、偶然再会した誠を少年院から退所させ、なんと水と油な良家子女高校に編入させる暴挙に出る愛たん。
彼のためを想って数々の大胆行動に至るズレた愛に実は振り回される結果になる誠、というのが基本パターンなので、誠ひとりが唯一正常なツッコミ役である、というのが実際のところ。だから妻夫木くんだけがひとり普通のテンションともいえるんですよね。
そうなると、愛役の武井咲ちゃん、可愛くて好きなんだけど(←)もう少しコメディエンヌ的資質があったら良かったかなぁ・・・と感じてしまうのが残念。特に前半部分は空回りしているように見えてならない。汗
終盤、捕らえられたあたりからはいい味が出てきたと思うんだけど。そういう意味では、やっぱり安藤サクラちゃんとか振り切れてるもんなぁ。こうした役どころでは、もっともっとやってくれていいと思いまふ。これからに期待ということで・・・。
清純派のように見えて実は裏番だった大野いとちゃんも中々秘めた凄みがありました。名前は鑑賞後に知りましたけど。汗
最近若いお嬢さんたちにすっかり疎くなってしまった。汗汗

モザイクのように色々なものが散りばめられた映画は、それがひとつにまとまれば無二のハーモニーを生み出すけれど、ちょっととっちらかった印象が否めなかったかな。何となく集中できなかったというか・・・。
お話は懐かしさのある青春物語として、基本の軸があるんですけどね。ただこれを今普通にはできないか・・・。「愛」を捧げる対象になる孤高の不良少年を生み出したのは、伝統のマザコン絡み。これもまたひとつの王道でしょうか。
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