セイジ 陸の魚

April 22 [Sun], 2012, 16:09
大人になる前、漠然とした不安を抱く20年前の「僕」は、とあるドライブインに辿り着く・・・。

「僕」が出会う、不思議な男・セイジと周囲の人々の交流をアート感覚溢れる映像で描くドラマ。
当日、観たかった映画に振られ、どうしよっか〜と新宿界隈をうろうろしてたらテアトル新宿で上映していた作品。
内容も何も知らず、でもとりあえず交通費かけて来てるんで(←)急いでどんな映画なのかをチェックして深く考えずに映画館に入りました。
というわけで伊勢谷友介の監督作、西島秀俊と森山未來の共演の人間ドラマらしい。というだけの事前情報。
・・・まあ、自分から好んで観るタイプの作品ではありませんでしたね。だからインプットもされてなかったんだろうけど。
邦画だけどちょっと観念的フランス映画を観ているような「・・・」感が。心象風景を映像で表すがごとく、なのですがそれがあいにく私には分かりづらかったかな〜と・・・。汗

伊勢谷さんは芸大出身なだけあってこうしたアートセンスが映画監督としては作品作りに現れてくるのでしょうね。
まあ、私は俳優さんが監督をするのはあまり好きではありませんが・・・。クリント・イーストウッドぐらいになれば別だけど。特に若手俳優あたり。爆
物語はある中年の男性が20年前の体験を思い起こすところから始まる。
かつて自分自身が鮮烈な体験をした場所に、(どういういきさつでしたっけ?)もう一度訪れようというのだ。そして20年前に舞台はフラッシュバック。

男性はまだ若者の「僕」に変わる。これが森山未來くんですね。
何となく就職を決め、夏休みを自転車旅行で過ごす青春アウトサイダー気取りの(←)「僕」が、ふとした事故をきっかけに寂れた居酒屋のようなドライブインにしばらく住み着くことになる。
何だか時代が過ぎたアメリカン・ニューシネマでも観ているような設定ですな。(・・・)
そこで登場するのが、まさにアウトサイド・ヒーローを絵に描いたような寡黙な男・セイジ。陸の魚とは彼のことなのか。そして予想通りセイジに感化されていく「僕」、というある意味定番な展開。

ヒロインが裕木奈江さんというのはかなり意表を突かれるキャスティング。
ドライブインのオーナーである彼女とセイジ、一風変わってるけどいい奴らな常連客との交流を描く・・・というインディー精神まっしぐらな映画かと思いきや、意外な方向に事態は転換する。
若干中だるみが感じられるのと、トーンの静かさが心地よく眠気を誘う中(←)、町で起こる凄惨な事件とセイジとの関わりによって、浮かび上がる彼の過去の傷、そしてその場所との決別の時が訪れる。
「なんとなく」大人になろうとしていた「僕」が、大人になることで置いてきた過去。再び訪れたその場所で、「僕」は何を目にするのか?
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