ドリームガールズ

March 24 [Sat], 2007, 0:34
Dream Girls

パワフルなナンバーにのせて描く、60年代のブラック・ミュージック界に現れた女性3人組グループ「ドリーメッツ」の軌跡。

ザッツミュージカルな華やかでゴージャスなキンキラ世界。音楽界を舞台に描かれるシビアな人間関係のドラマも見応えアリ☆
突然唄い出されるのがダメ、っていうミュージカル苦手人間ではないんだけど、どっちかというとミュージカルは舞台で観たい派なので、正直あんまし好きな映画化作品ってないのです。(普通に観るけど。)
結構、セット撮影が多くて、それなら映画にする意味あんましないぢゃん・・・とか感じてしまうのが大きな要因と思われ。それと、朗々と歌い上げるミュージカル風ナンバーが好きなタイプの音楽とはだいぶ違う。というのもありますが。
ちなみに今も昔もいちばん好きなミュージカル映画は『雨に唄えば』です♪
(え、あれも同じだって?でも単純に映画として面白いし、ドナルド・オコナーの芸達者ぶりが好きだし、あの雨の名場面が・・・以下略)

で、これ。
菊池凛子ちゃんのオスカーを阻む存在として(ジェニファー・ハドソン)、日本でも注目度抜群のようですねー(?)。
基本、このキンキラキンはやっぱ私には濃すぎる味つけなんですが、ドラマ部分もストレートながら中々飽きさせない展開。ドラマティックなのよ!ミュージシャンって!を地で行きます。そういう意味では新味はないんだけど、こういう栄光と挫折と友情と・・・って、時代や国を問わず観る者を引き付ける力があるよね。

モータウンをモデルにしてるのは明らかで、デトロイト出身の小娘時代から、人気歌手ジミー(エディ・マーフィー)のバックコーラス隊を経て、スター街道に乗っていくディーナ、エフィー、ローレルの「ドリーメッツ」。彼女たちを売り出すためには黒モード発動の元中古車ディーラー・カーティス(ジェイミー・フォックス)。彼らの愛と××の○○が今始まる。という具合で。

ビヨンセ(ディーナ)は今まで顔が良く分かってなかったんだけど(笑)、べっぴんさんですねー。
カーティスをして「夢の女・・・」とか唄わせるだけあり。ドリーメッツはやがて美しいディーナをリードシンガーとして前面に出して売り出していくわけですが、哀しいかな、自己主張のないお人形さん的な役どころで・・・まさに夢の中の女ってか?
自分の歌にプライドを持ち、自己顕示欲が強く波乱の人生を辿るエフィーはやっぱり迫力あります。イヤ体格だけではなくて。。
ドスのきいた・・・じゃなくて、魂のこもった歌声はパワフルそのもの。

ジェイミー・フォックスはあの腹黒さが地に見えたのは気のせいだろうか・・・。成功のためには手段を問わず、優れたマネージメントの手腕がありながら、音楽的な才能はない。売れる音楽と、表現したい音楽の狭間でアーティスト側と対立が起こる展開は、音楽業界では普遍的なテーマなのでしょう。。
常に夢の女を探していたカーティス、本当の意味での「ドリームガール」を、最後に見つけたのかもしれない。

エディー・マーフィーは悲劇的な最期をむかえるジミー役で意外な好演。更にダニー・グローバーが健在なところが見れたのも嬉しい。

劇中でのナンバーはさすがに粒揃い。
同曲の別バージョンがあったり、曲を全く違うアレンジでパクられたり・・・なんていうのも面白い。

「夢」ってどこにあるのだろう。夢のかたちはいろいろある。
たぶん、女の子は誰でも、ドリームガールになれるのだ。自分なりの形で、大切なものを手に入れることで。
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