博士の愛した数式

2006年02月16日(木) 13時43分

記憶が80分しか持たない数学者の博士は、通いの家政婦とその息子に、世界が驚きと喜びに満ちていることを愛すべき数式で示した。映画化もされた小川洋子の著書。

***
博士のように数字をみることができたら、本当に素敵だと思います。
この本を読むまでは、数学なんて無機物的な冷たい学問なのかと思っていたけれど、博士が話してくれる数式には壮大なドラマがありました。
なんとなく、数字が人間味がかったものになったような気がします。

博士の子供への愛や謙虚な姿勢も尊敬すべきところだし、なにより、記憶が80分しかもたない博士を認め、彼の気持ちを傷つけぬように気遣う家政婦親子の博士への愛情も深いものを感じました。

映画も観たけれど、絶対に原作本のほうがおススメです。
映画は細かい情景が描かれていないため、博士の人柄が十分に伝わってこないし、最後も本のほうが気持ちの良い、すがすがしい終わり方をしています。


→博士の愛した数式をさがす
2006年02月
« 前の月  |  次の月 »
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28
カテゴリアーカイブ
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:sakurawords
読者になる
Yapme!一覧
読者になる