「アナザァ・ワールド」載せてみたw

September 04 [Sat], 2010, 17:10
今回は製作中のアナザァ・ワールドだよー^^
最近はネタ切れで進んでないけどね
クラスメイトに漫画も描いてもらってて、今度ブログに載せるために絵を描いてくれるって
楽しみだなぁ


                               アナザァ・ワールド

ある日、私はふと思った。
「この世界じゃない、『アナザァ・ワールド』はあるのかなぁ?」
第一章  転校生と自分の正体

第一話  謎の転校生

今日は、二学期の初め。
緊張もなく、私は転校生を楽しみにしていた。
教室に入ると、黒板に座席表が貼ってあるのが分かった。
座席表を見に行こうとすると、誰かに話しかけられた。
「カノン!おはよー!席、誰が隣だった?」
その声は親友のミルカだった。
「あ、おはよう、ミルカ。えっと・・・私の席は・・・・・・あれ!?」
「ん?どうしたの??」
「私の隣・・・空席だ!!」
「え?空席・・・?ホントだ!!」
座席表には私の隣の席だけ空白。
「空白って事は・・・転校生じゃない!?」
「転校・・・生・・・」
「ん?カノン?嬉しくないの?」
「あ・・・ううん」
なんだか気持ちが変わったような気がした。
転校生が来るのを楽しみにしていたはずなのに。
私の中の何かが落ち着いてくれない。

キーンコーンカーンコーン――――――――
チャイムが鳴った。
皆、席に着き、隣の席の人と話をしている。
私だけ一人で下を向いて座っている。
「カノンさん?どうしたんですか?」
「え!?」
後ろからルウトが話しかけてきた。
「あ、ルウト・・・」
「どうしたんですか?」
「・・・・・・いや・・・さっきからルウトが見当たらないなーっと思ってて・・・後ろにいたんだね、えへへへ」
こんな嘘、誰も信じないと思う。
「・・・・・・あ!僕のこと、気にして下さってたのですね!!」
「え!?う・・・うん!勿論!!」
ルウトは気づいてはいなかった。
「あのさぁ、何でいつも私には敬語を使うの?」
すると、こんな言葉が返ってきた。
「それは、カノンさんは僕にとってお姫様だからです」
「!!!!!」
顔が真っ赤になった。
お姫様だなんて言われたのは初めて・・・いや、二回目だ。
つい、十日前、ミルカにもお姫様といわれた。
何か、関係があるのだろうか。少し気になる。
「僕は、カノンさんのことが・・・・・」
ガラッ
先生が教室に入ってきた。
「あ・・・先生来ちゃった。後で話してねルウト」
「はい!」
黒板の方を向いたとき、目の中に男の子の姿が映った。
黒い綺麗な髪で赤っぽい茶色の瞳、全体的に背が高い。
「あ・・・・・・お・・・王子・・・」
「え?」
ルウトとミルカが同時に何かつぶやいた。
同時に『わぁ!!かっこいい子!!』と周りのクラスの女の子達が騒いだ。
確かにかっこいい。けれど、男の子は無表情で笑いもしない。
それに、何よりも、男の子は私を見つめていることが気になる。
男の子の瞳を見ていると、何か、懐かしい気がしてしまうから。
「自己紹介をお願いします」
先生がそう言った。
「王我 クロル(おうが くろる)です。よろしくお願いします」
ものすごく変わった名前だった。なんて、言えない。
ミルカもルウトも私だって名前が変わっているから。
「王我君は、姫華さんの隣の席です」
「はい」
クロルは私の隣の席に座った。
「私、姫華カノン。よろしく」
「名前は知ってるから」
「えっ・・・知ってる・・・?」
そう言ってクロルはルウトの方に振り向いた。
そして、こう言った。
「久しぶりだな。ジャック・ルウト」
「あなたこそココの世界に来てしまったのですね」
『ジャック・ルウト?』
ジャック・ルウトとは、誰のことなのか。
そして、ルウトが言っていた、「ココの世界に来てしまった」とは、どういうことなのだろうか。
この、二人はもともと、知り合いだったのか。
何故、クロルは私のことを知っているのか。
この日は、それ以外、何も考えられなかった。
次の日――――――――
「ねぇ、カノン。ルウトとの話の続き、まだしてないけど、どうするの?」
「あぁ!!忘れてたぁ!!ルウトのところに行ってくる!!」
廊下を全力疾走。
ふわっ―――
「え・・・!?」
「カノン、廊下走るなよ」
クロルだった。
体が浮いたように感じられたのは気のせいか。
「ちょっ・・・おろしてよ!今急いでるんだからっ」
「放課後、屋上に来い。絶対だ」
「は!?」
「さっさとあいつのとこに行けよ」
そう言って、私を投げるようにおろした。
クロルは人の扱いが悪い。そんな、印象があった。
急いで、教室に向かう。
ガラッ!!
「あ・・・カノンさん。おはようございます」
ルウトはすでに教室にいた。
「おはよ!ルウト!ゴメンっ・・・、昨日の話の続き・・・」
息切れして、少し喋りにくい。
「あ!昨日の続き・・・今は話せないから、放課後、屋上で話したいんだ」
『放課後・・・屋上・・・クロルと約束しちゃった・・・』
クロルと約束してしまった以上、ルウトには断らなければいけない。
クロルとの約束を破れば、とんでもないことになる。
「あ・・・あの・・・ルウト・・・」
「うん?」
「・・・・・・・・・・・・・ごめん・・・今日の放課後は用事があるから・・・」
「そっかぁ・・・じゃあ、明日の朝、門の前で話をしよう」
「うん!わかった!」
ルウトといると、なんだか心が落ち着く・・・。

とうとう、学校が終わってしまった。
「放課後、屋上に来い。絶対だ」
行きたくないけど、行かなきゃ殺されるんじゃないかと不安になる。
そんな気持ちで約束どうり、屋上に行った。
ドアを開けると、銀色の髪の少年が立っていた。
ドアの閉まる音と同時に、銀色の髪の少年が振り向いた。
少年はクロルだった。瞳は赤茶ではなく、アクアマリンのような青で笑みを浮かべていた。
「来てくれてありがとう、カノン」
「・・・・・・・・・・・・」
「さっそく、話をする。が、この話は誰にも言うな」
「何・・・早く話して・・・」
誰にも言ってはいけない話・・・。
「・・・・・・驚くなよ?」
「・・・・・大丈夫・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・お前は人間じゃない」

「・・・・・・・・・・・・え?ど・・・どういうこと!?」
「言ったとうりだ。カノン、お前は人間じゃない」
『人間じゃない・・・?』
胸がズキズキする。人間じゃない?私が?嘘だ・・・。
「お前の本当の両親はすでに死んでいる。『アナザァ・ワールド』に住んでいたんだ。」
「まって!どういうこと!?私の両親は死んだの!?それを何でクロルが知ってるの!?
                                   ・・・・・・・ 『アナザァ・ワールド』って・・・何?」
「・・・アナザァ・ワールドは俺とお前の生まれた世界だ。俺は、アナザァ・ワールドの王子だ。
                    だから、お前の両親のことを知っている」
アナザァ・ワールドは私とクロルが生まれた世界?
そして、クロルはその世界の王子・・・
「じゃあ・・・・じゃあ、私は誰なの!?」
「お前は、アナザァ・ワールドの姫だ」
「ひ・・・姫っ・・・!?じゃあ・・・何でココの世界に住んでるの!?」
頭がおかしくなりそうだった。
私がどうして、ココの世界にいるのか。両親は何故、死んでしまったのか。
私は、それを知りたかった。だけど、知りたかったこと以上の言葉がもれた。
「お前は、誘拐されたんだ」
「!」
「お前の生まれたミウー族は右目がルビー、左目はサファイアという特殊な色の瞳を持った王家だった。しかし、お前が生まれてから、謎の一族がミウー族を次々と殺していった」
「じゃあ、私の両親を殺したのは、その謎の一族って事?」
「ああ。そうだ」
私の一族を何故、殺したのか。何かの怨みを持っていたのだろうか。
「話の続きを話すぞ。 ミウー族は今や十人・・・いや、六人もいないだろう。
カノンはその、残り少ない中の一人だ。俺の一族は考えた。『このままではミウ一族が滅びてしまう』と。
そこで、ミウ一族の姫、カノンをココの世界に送ったんだ。謎の一族に殺されないように」
「・・・・そうだったんだ」
「・・・お前、疑問は無いのか?」
「あ・・・私、瞳の色が茶色なんだけど・・・」
「それなら、今、封印を解いてやるよ」
「えっ?解けるの?」
「解けなきゃ、ココの世界に来れねぇよ」
『・・・そうなんだ』
いきなり、クロルが両手を出した。すると、赤と青の小さな玉が現れた。
「『ミウ一族の封印、今、解かれる、アナザァ・ワールド!!』」
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ぽむ
久しぶりでげそ。

「・・・」は「…」にした方が
より高等な小説に見えると私は思っております((

お前は人間じゃないーって場面、
送ってもらったFAXの漫画のシーンだよねw

ではではー
September 11 [Sat], 2010, 18:04
アドバイスさんきゅー^^
September 04 [Sat], 2010, 21:22
クロウサギ
おお、とうとうアナザァ・ワールド出てきたw
口調は統一した方がいいと思うけど、設定ならばしかたないww
漫画化ってすごいなぁww
ではでは
September 04 [Sat], 2010, 17:38
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