コミック「ハチワンダイバー」柴田ヨクサル

2007年01月01日(月) 23時41分
Grading:イイカンジ!(^_^)b
参考URL
えー表紙で引くかたもいるかもしれませんが、いや内容はこんな手があったか!
という感じ。賭け将棋…「真剣師」の世界が舞台なのですが、それをいわゆる格闘漫画のノウハウで描いているんですな。プロではない「裏の世界」の猛者たちとの死闘…つまり将棋のストリートファイトなわけです。これがぐいぐい読ませる。アクション漫画の描き方なのでまったく将棋のルールのわからない私ですが(^-^;がぜん、面白い。この作者の前作の「エアマスター」はそれこそずばりストリートファイトの格闘漫画だったわけですが、そのノウハウを駆使してこれまでにない「将棋漫画」になってます。エアマスターが強さのインフレで最後はちょっとオカルトめいてしまったので、若干パワーダウンしちゃった気もするんですが、こっちはどうなるかなー。まあいまのところかなり面白いので注目していきたいと思います。

コミック「デスノート」大場つぐみ・小畑健  

2006年11月24日(金) 14時55分
Grading:イイカンジ!(^_^)b(ただし1巻、2巻と最終3話のみ)

デスノートというマンガの本質は何か。ズバリ、答えを言ってしまえば裏・ドラえもんということだと思う。つまり
何もできないダメなやつだけど根は善良(のび太)←→何でもできるが本質は悪魔(月)
世話焼き女房的な1種の保護者(ドラえもん)←→基本的には面白がるだけの傍観者(リューク)
…とか色々と符号するのだ。そう、「書いた名前の人間が死亡する」という死神の落し物デスノートはそのアンモラルさゆえに決してドラえもんにはでてこないが、裏版「ひみつ道具」と言える。ここで「ドラえもん」という作品のポイントを考えるに、あれだけの長いマンガ連載がつづき、アニメが続いたのはなぜかというと「1話にひとつのひみつ道具」というアイディアをどんどんもりこんでいったこと、これだ。「ひみつ道具のバリエーション」がそのままいい意味でのマンネリズムも持ちつつ、名作として長期にわたる作品となったのだ。では「デスノート」は。その作品の内容からすると「ひみつ道具を続々登場させる」というわけにはいかない。たったひとつのデスノートというアイテムで話を続けなくてはいけないのだ。これは実は長編のプロットではない。もともと、短編のアイディアなのだ。たとえるなら「どこでもドア」というタイトルで延々と話を続けなくてはいけない状況。これはつらい。ここがデスノートという連載作品の弱点となっている。そういう意味で、実際作品は中盤の展開に整合性もなく、個人的に連載中はまったく少年漫画として面白いとは思えなかった。そのあたりの展開を「神」だとする過大評価、信者が多いのも「デスノート」評価の困ったところなんだよなー。1巻と2巻、それとラストあたりが抜群に面白くて、それ以外が退屈になってしまうのは当然だ。元々、短編のアイディアなのだから。この作品がもし全3巻で構成されていたら、名作というに私もやぶさかではない。…とか言ってると刺されそうなのも困りモノだよなあ。まあ私は「魔人探偵脳噛ネウロ」のほうがやっぱ好きだな(でも多分、世間的には「少年漫画濃度」の濃さゆえにネウロのほうが受け入れるヒト少ないんだろうけど)といったところで?多分次回はデスノート映画の感想(前・後編見ました)

先週というか今週というかの週刊少年ジャンプ(33号)

2006年07月18日(火) 21時13分
ウ、ウソップ(そげキング)かっちょええ〜。
このカタルシスはアレですね。劇場版ドラえもんにおけるのび太くんな感じですね。

アイシールド21のこのところの展開も燃え燃えです。

コミック「のだめカンタービレ」二ノ宮知子 (15巻)

2006年06月23日(金) 0時01分
いま、確実に面白い漫画といえばこの「のだめ」なわけですが、今回(15巻)も笑わせて笑わせて、ちょっとキュンとくるというか。
例えばうまいなーというか、この漫画でいいなーと思うのは(以下ちょいネタばれ)この巻のエピソード、ターニャとくろきんのやりとりで一方的にターニャがくろきんに冷たくしたかのように見せつつ
「一目見て露骨にイヤな顔して」「あ…」みたいな(セリフうろ)。うーん、このへんの乙女ゴコロつーか人間心理の機微っつーかが描かれてるのがこの漫画の一見軽いよーで実は味わい深いとこなんですよね。まあ一例ですけど。ってゆーか今後の展開、くろきんはターニャとアレなんですか!?全国のくろきんファンはそれで納得するんだろうか…(笑)

で、話は変わりますが、コミックス限定版のほう買いましたよ。マングース付き。いやーこれがけっこうよくできてる(笑)
ヘソを押すと「ギャボー」って声がでるのも笑えます。




…ですがこれを職場のヒトたちに見せた反応が「かわいー…かわうそ?」「りす?」「これなに?わかんない」って…
あんたたちにはがっかりだよぉ
(まあ桜塚やっくんネタはすぐ風化すると思いますが)
…確か俺皆さんにこのマンガ貸したよなあ…まあいいけどね!
ちなみにマングースの着ぐるみは5巻25話に登場、学園祭でのだめがこのかっこ(楽器はピアニカ)で「ラプソディ・イン・ブルー」を演奏します。って読んだことないヒトにはどんなマンガかサッパリだなきっと。

コミック「働きマン」安野モヨコ

2006年05月28日(日) 12時57分
Grading:イイカンジ!(^_^)b
いや、これ、スゴイ漫画だよ。俺たち世代にとってのお仕事漫画がついに来た、って感じ?やっぱ「課長島○作」でも柴門ふみの「お仕事です!」でもなく、我々の世代が真に共感できるのはコレかもしんない。恋愛の描き方も旧来だと「おふぃすらぶ」って感じだったりするけどこの漫画だと描写とかリアルなんだよなー。

コミック「鋼の錬金術師」荒川弘

2005年12月21日(水) 15時15分
作品link   Grading:イイカンジ!(^_^)b
最新12巻が先月でたので全体の感想をば。この作品で何がすばらしいかといえば、ひとつには作品世界を支配する「錬金術」の法則と、物語自体のテーマが見事にリンクしている点だろう。この世界での錬金術は「等価交換」の法則を持つ。「何かを得るためには、何かを犠牲にしなくてはならない」ということ。力を得るために相応のリスクがともなう、それは人生においても…というのが単純にいってしまえばこの作品のテーマでもあるのだ。これで思い出されるのはSF作家であるル・グウィンが描いたファンタジー文学の金字塔「ゲド戦記」(特に1巻である「影との戦い」にテーマは凝縮されている)である。ゲド〜の世界での魔法の正体は対象の「真の名」を呼ぶ、ということだった。この「魔法の法則」が、結局「人間自身の存在証明」という物語のテーマとも直結していて、そこが見事だったわけだが、「ハガレン」の世界もそういった意味で「異世界」設定と物語性・テーマ性とが結びついていて、この漫画に骨太な読み応えをもたらしてる。と、同時にあくまで「少年漫画」の王道たるケレン味、すなわち主人公の決めゼリフや大見得をきるシーン、手に汗にぎる戦闘シーンなども充実しているというところが、この漫画の離れ業というか、多くの人に支持される理由だろう。あと某ベルセルクとは違って「ちゃんと終わりそう」(イマドキ珍しい)だったり、小技のギャグが効いてたりと、そういう部分でも何かと漫画が達者であったりする。ということで「ボリューム感のある物語が読みたい」「少年漫画が好きだ」というヒトにはいま一番オススメの漫画だ。(ちなみにアニメのほうは…正直イマイチ…オリジナル色出しすぎ)

コミック「魔人探偵脳噛ネウロ」松井優征

2005年12月09日(金) 12時35分
作品link   Grading:イイカンジ!(^_^)b
いやーコレかなり面白いよ。見た目で敬遠するヒトもいるでしょう(ワタクシもそうでした)しかし!これが意外や、抑制の効いた上々のエンターテインメント作品なのだ。なんていうか、漫画は単に画力じゃないんだねーホント。悪い意味でライト・ノベル風の自己満足系マンガかよ、という、絵だけから判断した第1印象だったのだが、これが読んでみると、「展開」の見事さがキワだって素晴らしいマンガなのだった。そして「絵」も読んでいくと、「これしかないな」という印象になっていくから不思議だね。猥雑であったりする部分も含めて正しく少年マンガでもあるし。また漫画のキャラクターというのは単に「陳列」してるだけではダメで、キャラ同士の「関係性」ではじめてたってくる、と思うのだが、この漫画はそういう意味で、非常に「キャラだち」している。超常的な力を持つ魔界の住人で「謎を食べる」という「食欲(これが裏テーマでもある気がする)」に基づいて事件を解決していく超傍若無人(人間じゃないからね)な魔人探偵ネウロ。一見フツーの女子高生だが、ネウロに目をつけられ、服従というか下僕というかとんでもない状況になってもどっこいタフでツッコミ体質で超大食家(こちらはホントの意味での食欲)のヤコというふたりのSともMともいえない関係が、まずはいい。他にもやる気がないけどわけありの刑事とか、凶暴なチンピラだがネウロに雑用係にされてしまう吾代とか、ヤコとの会話からかいまみえるそれぞれのキャラクターに説得力があるのだ。またそれは基本的に読みきりエピソードの連作形式で、推理モノ風なつくりになっている本作だが、実のところ、トリックがどうというより意外性と濃い悪意にみちたとんでもない犯人像が面白さの肝であったりして、それがネウロ&ヤコと対峙したときにたちあわらわれる、この漫画の「キャラクターもの」としての特徴でもあったりする。
と、まとまらないがとりあえず続きが楽しみな漫画のひとつである。それと週刊連載でヤコの毎週変わる好物↓も楽しみのひとつ

備忘録・現在読んでいる連載マンガ(H17年11月現在)

2005年11月11日(金) 12時50分
現在進行形で読んでいる連載マンガを書いておこうかな、と。このなかからそのうち詳しく感想書くかも。んで「*」ついている作品はコミックスも買ってます。
「ONE PIECE」* 「アイシールド21」* 「BLEACH」 「NARUTO」 「魔人探偵脳噛ネウロ」*
「銀魂」 「HUNTER×HUNTER」 「ムヒョとロージーの魔法律相談事務所」 「ピューと吹く!ジャガー」* 
「金色のガッシュ!!」 「からくりサーカス」 「史上最強の弟子ケンイチ」 「MAJOR」 
「はじめの一歩」 「GANTS」 「あずみ」 「おおきく振りかぶって」*
「鋼の錬金術師」* 「ベルセルク」 「エアマスター」 「のだめカンタービレ」* 
「カイジ」 「最強伝説黒沢」 「NANA」 「アニメ店長」* 「新吼えろペン」*
「仮面ライダーSPIRITS」* 「PLUTO」 「辣韮の皮」*

他にもあったかもしれないけど、あったら追加で。
ちょっと前まで「魁!クロマティ高校」「ブラックジャックによろしく」「バガボンド」…とか読んでたけど、最近ご無沙汰だなあ。どうなったんだろう。

コミック「花より男子」神尾葉子

2005年11月09日(水) 12時15分
というわけでドラマがちょっと面白いので、マンガもお借りして、読んでみた。途中までだけど。設定はやはり繰り返しドラマ化・映画化されるだけあって、面白い。というか「御曹司」と「庶民」の恋というある意味ベタな少女マンガのネタを、学園を舞台に「いじめ」などの現代的な要素をいれて描くという意味で、なるほどヒット作の要素はある。御曹司役がF4、花の四人組ってのもアピール度高いんだろうなあ。漫画的には一種のインフレとも言えますな。(実際、物語的には白王子、黒王子の2人がヒロインとはからんで、残り2人はその他大勢なのだが)んーでも色々「現代性」をとりいれたことで逆に今、その約10年前の現代性が「古っ」って感じも否めない。牧野つくしのドレスアップとか。(肩幅ひろっ)それに、マンガ自体の「展開」は連載作品ゆえにだと思うが、微妙に未整理に思われる(伏線とかがあまりないんだな)ワタシにとってマンガはやはり「展開」なので、ここがちょっと楽しめないとツライといえばツライ。その点、現在放送中のドラマは実はオリジナル要素が強いのだが、展開としては整理されていて、面白く見れる。まあ、後だしジャンケンな感じだが。例えば、マンガでは道明寺の「黒王子」と花沢類の「白王子」の役割に微妙にブレがあるのだが、ドラマではマンガのエピソードを整理していて、道明寺に黒のドレスを着せてもらう→「バッカじゃないの!」、パーティーで白いドレスを着る→花沢類が「かわいいじゃん」、のように対比がうまくいっている。このへんがマンガだと若干、散漫な印象になっているのが惜しいなあ。

コミック「NANA」矢沢あい

2005年10月25日(火) 12時53分
作品link   Grading:イイカンジ!(^_^)b    
面白い。なるほど、ベストセラーである。正直、読む前までは批判を前提、くらいの気分だったのだが、逆に引き込まれてしまった。続きが気になる漫画がまたひとつ増えてしまったよ(^-^;映画はミョーに薄かったが、漫画のほうは十分に「濃い」。うーん香港や韓国で映画化してもらったほうがよかったな、きっと(日本映画と日本の漫画って実はそんなに食い合わせよくないよね、いまのところ)
 バンド描写は正直古い、というか20年前に先進的にバンドを描いた漫画「TO-Y(上條敦士)」のころからほとんど進歩がない(明らかに漫画自体が「TO-Y」の影響下にあるんだけど)とか、そういうのはなくはないけど、この漫画の主題は実はバンドでも音楽でもないので、そこは不問にしていいところだ。というか恋愛も友情もすべては音楽表現が乗り越えていってしまうという「TO-Y」のテーマとは真逆で、「NANA」の世界では音楽やバンドを男女の「恋愛」が押し流していってしまうのである。ここが「少女漫画」側からの「TO-Y」への現在的な解答のようにも思えて、とても興味深い。
それはともかく、「語り口」の見事さがすばらしい。演出も的確だ。プロットは冷静に考えてみるとかなりトンデモというか、女子の妄想を現実化しちゃったみたいな力技なストーリーなのだが、いちいち感情の流れが的確なので、読んでるほうは納得させられてしまう。(ここは同じく人気アーティストとの恋愛という女子妄想系であろう「快感フレーズ」と読み比べてみたいところだなあ<未読 でも内容みるとキツそう(^-^;)漫画の作り方として、ベテランならではの安定感。ワタシのように少女漫画を読みにくいと感じる輩もスイスイ読めるのもすばらしい(そういう意味ではあまり少女漫画的作法は使ってないのかも)
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■プロフィール&決まりゴト■
■じょに倉■
■70年代前半生まれ、男■
以下の評価はあくまで独断と偏見ね。
エクセレント!!(☆0☆)…最高評価。人生変わっちゃうかも?!な作品。
イイカンジ!(^_^)b …高評価。おもしれ〜〜作品。まあ大抵はこのあたりの感想かと。
ビミョー(-_-)…低〜中評価。ビミョーにツマラナイというかなんというかな作品。
ガックシ(x_x;)…最低評価。相当キッツイ作品。限りなく0点に近い。
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