« RAINが快挙! 韓国人初、「最高のアクションスター」受賞 | Main | JSP、インド子会社設立 »
ギリシャ4段階格下げで想定される今後の影響 / 2010年06月16日(水)
■ギリシャ国債の格付け「4段階引き下げ」

 14日、米系格付会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスがギリシャ国債の格付けを4段階引き下げました。これにより、ギリシャ国債の格付けは「A3」から「Ba1」となり、ギリシャ国債はジャンク債へと転落しました。

■長期投資家の離脱

 ジャンク債へと転落したことで、6月30日付けでギリシャ国債はバークレイズ・キャピタルグローバル債券インデックスや、シティグループ世界国債インデックスといった主要なインデックスより除外されます。

 世界にはいわゆる「パッシブ運用」と呼ばれるインデックスに連動する運用を行っている投資家がたくさんいます。日本の多くの年金基金やGPIF、投信などはその一例です。あまりアロケーションを動かさないこれら長期投資家が保有するギリシャ国債すべてを月末までに売却することになります。

 パッシブ運用投資家だけではありません。金融機関にとって、規制によりジャンク債を保有する負担は非常に大きいため、今までギリシャ国債を保有していた欧州系金融機関もギリシャ国債を手放す可能性もあります。

■影響はECBの対応次第

 元々ギリシャ危機は収束しておらず、買い手が不在で大きく売られていたギリシャ国債を、ECBのみが何とか買い支えている状態です。この状態で数千億円もの追加のギリシャ国債の売りが出てくると市場の混乱は必至です。

 今回の救いは、ギリシャ国債を売りたい人と量がだいたい分かることです。売りたい人が売り切ってしまえば追加はもう出てきません。

 買い手と期待されるのはECBのみでしょう。ECBはドイツの反対の中で、5月以降ギリシャ国債を少しずつ購入してきましたが、今回も最終的には大規模なギリシャ国債購入を決断せざるを得ないものと想定されます。月末に向けて、ECBの内部の混乱が露呈し、決断が遅れるほど市場の混乱は増していくものと想定されます。ECBの早期の決断を期待しています。

【6月15日16時0分配信 MONEYzine
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100615-00000000-sh_mon-bus_all

Posted at 05:07/ この記事のURL
この記事のURL
https://yaplog.jp/rmajmbxshghpio/archive/648
P R
カテゴリアーカイブ
   
Powered by yaplog!