続き→“It”(それ)と呼ばれた子

2004年10月21日(木) 22時43分
話してしまえば本当は楽になるだろうけど、話せないこともあるのでしょう。
身体も同じです。
患者さんの身体をみていて思うこと。
身体が緊張していて、邪気(身体が不必要と認識するものの総称)をためこんでいるとき。
コリや、スジの張りもひどいものになっています。
鍼で、一番弱ったところを補ってあげると、フッと身体が緩んで、どんどん邪気が排出されていきます。
具体的には、汗や油、呼吸の二酸化炭素、おしっこやうんちとして、邪気は排出されていきます。
安心できる場所でないと、話せないことというのもありますよね。
身体も、弱った部分があるからギリギリの緊張状態を保つしかないという時があります。
強制的に吐き出すことは、エネルギーを使います。
でも、弱ったところに、ちょっとエネルギー(氣)を補うと、吐き出す力が出てくるのです。
悪いもの、邪気をためこむと、内蔵を攻撃してしまいます。
心もそんな感じなのでしょう。
優しさをちょっと与えてあげると、ためこんで話せなかったイライラも、もし言葉に出して吐き出さなかったとしても、うまく何かに変換して排出してしまうことが可能なのではないでしょうか。

“It”(それ)と呼ばれた子

2004年10月21日(木) 21時51分
4冊一気に読みました。
児童虐待経験のある作者の話。
虐待される子どもに罪がないのは当然だけど、家族の秘密を守るために、愛されたいがために、救いを求めることができない。
自分が悪いのではないかという罪悪感も持ってしまう。
救い出されて保護されてから、里親や周りの温かい人々とのふれ合いによって、憎しみの連鎖から抜け出すことができた作者。
でも、なぜ虐待されたのか、という疑問は残り、母親と対決。
「声」が気にさわった、というささいなことがきっかけだったという事実がわかる。
もちろん、アルコールが原因ではあるけども。
母親もまた、虐待の経験者だったという事実。
作者が、虐待の連鎖を断ち切ることができたのは、もちろん本人の努力と、本人のたくましさと純真さなのだとは思うけども、周りの優しさに触れることができたからだということは大変大きなことなのでしょう。
イライラを解消するために、弱い子どもが犠牲になってしまう事実。
もし、母親も、周りの優しさに触れることができたら・・・そして、周りの優しさに心を解放することができていたなら・・・ここで虐待の連鎖も終わっていたのかもしれない。


2004年10月
« 前の月  |  次の月 »
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
最新コメント
アイコン画像三上諭
» 合同会社ノアールシーン設立 (2016年03月07日)
アイコン画像えぼけん
» 11/21〜23の臨時休業について (2012年03月04日)
アイコン画像S
» 英語の論文読んでいます! (2011年09月15日)
アイコン画像RELSHY・鮒田新世
» 8月の休業日、休診時間のご案内 (2010年02月26日)
アイコン画像hiroshi・n
» 8月の休業日、休診時間のご案内 (2010年02月26日)
アイコン画像ひろぽん
» マフェトン理論とLSDトレーニング (2009年03月30日)
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:鮒田新世
  • アイコン画像 誕生日:1968年8月3日
  • アイコン画像 血液型:B型
  • アイコン画像 現住所:北海道
  • アイコン画像 職業:専門職
  • アイコン画像 趣味:
    ・アウトドア-スキー・登山
読者になる
鍼灸師です。 パワーストーンを使ったセッションも行っています。 冬は、スキーのインストラクターもしています。 宇宙のリズムに合わせて、自然の一部として生きることが、自分のために生き、他の人々の幸せにも通じることと思っています。 まずは「今」という時を・・・「自分」が幸せであるということを感じることが大切だと思っています。
Yapme!一覧
読者になる