大戰R陸→弓R瑜(周瑜没後)

2006年08月24日(木) 19時22分
拝啓
野原に伸びた緑の苗が紅の鳳仙花を咲かせ、辺り一面を真っ赤な朱に染め上げています。
貴方が愛したこの花は今年も綺麗に咲き誇り、まるで貴方の俤を写しているかのようです。
思い浮べるのは貴方の笑顔ばかりですがお元気ですか?
私は夕焼けを見上げるたびに哀旬を感じています。
夕焼けは、いえ、太陽はまるで貴方のようです。
その志は熱く燃え、その思いは全てを焼き払う。
貴方という太陽は私を魅了して止みませんでした、いえ、今も私は目を離せずにいます。
私は貴方が好きでした、今もその思いは止まる事を知りません。
貴方の美しい漆黒の髪が東南風に靡く様を見て私は心が妖しく騒ぎました。
貴方の行動の一つ一つに魅入り、貴方を欲しいと思いました。
でも、貴方は決して私のものにはなりませんでした。
貴方の眼は、私ではなくて何時もあの人を見ていました。
死んでも尚貴方を引き寄せるあの人を私は心から怨みました。
それは一言で表すならば『嫉妬』なのかもしれません、私はあの人に嫉妬していたのです。
あの人は貴方にとってかけがいない人なのは解っていました。
それでも、今となっては思いのみで貴方を苦しませるあの人を私は許せなかったのです。

私は一族をあの人に殺されました。
なのにこの国に遣えたのは貴方が居たからなのです。
一目見て貴方に恋慕しました、ですが貴方の隣には何時もあの人が居ました。
それでも貴方が嬉しそうだったから、貴方の表情が綺麗だったら私はあの人に遣えました。
ですが、あの人が消えたと同時に貴方の笑顔も消えました。
私は喜び、悔いました。
あの人が消えた今がまさに好機ではなくて、寧ろ逆でした。
あの人が居なくなった貴方はまるで蛻でした、そしてそんな貴方の溝を私が埋めるのは無理でした。
だって貴方は私ではなくて何時もあの人を見ていました。
そんな貴方の溝を埋められるのは、あの人しかいません。
悔しいけれど、私は貴方に何も出来ません。
そんな私など、貴方にとっては空気も同然だったのでしょう。
別に私はそれでも構いません。
貴方の心があの人のものならば、私は何も出来ません。
貴方はあの人に連れられていってしまったから、私は追い掛ける事も出来ません。
そう解ったから私はもう何も言いません、ただ貴方の幸せを祈るのみです。
貴方が何時までも笑顔で居られるように、貴方が何時までも幸せに満ちているように。
貴方の隣に…何時までもあの...
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腐♀ですので苦手な方は避けた方が賢明かと。
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