血の同異

September 04 [Sun], 2011, 19:56
十数年前―――――

一と一は1つであった。

そして鏡の時節―――――

人にとって当然のことであるが、
1にとっては
断絶。
千切れた。

一人は悖徳を遠ざけ、
一人は鏡に目がくらんだ。

しかし1は二人になり切れなかった。

彼は、体に金を纏いて心を隠し、
彼女は右手の錐で幻想の岩に、
細かい四角で彼の姿を刻んだ。
二人は、1つを想った。


だがそんな陳腐な想いなぞ
中流家内産業でしかない。

二0十一年 九月
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創作サークルMagic Journeysのメンバー。主に詩や散文を担当します。
痛かったり新興宗教めいた意味の分からない文章を書いていくつもりです。
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