カテゴリ:この先音楽業界を生き抜いていくには
■皆さんのお悩みを受けてA
『活動の行き詰りに関しての考え その1』
A『活動が行き詰った』
次に多かったお悩みが『活動の行き詰まり』という内容でした。
現状は皆さんそれぞれ違うと思いますが、ワンマンライブをやったり、地方ツアーをやったりして、
知名度もソコソコ、そんな状況で行き詰っているバンド・アーティストが多いようです。
ある程度活動出来ている状況ですが『それ以上なかなか広がっていかない』
『広げるやり方がわからない』というところで停滞してしまうのです。
●まず、皆さんが目指している環境を考えていきます。
皆さんが目指しているアーティストの形は、大勢の人から支持される事が目的だと思います。
自分たちの世界観、価値観、理念、志、等を、支持してくれる人(ファン)を沢山増やすという事です。
ファンを増やして、より広いライブ会場、活動範囲を全国に、等々、『規模を広げて活動していく』事を目指しているのです。
それでは、『規模を広げて活動していく』の先には、何があるのでしょうか?
どんな有名なアーティストでも、『規模を広げていく』の先に、特別な事は無いのです。
よく『ワンマンライブ』と言いますが、ブッキングのライブがあるから『ワンマンライブ』と、特別な感じに言っています。
しかし、毎回『ワンマンライブ』しかやっていないアーティストは、特に『ワンマン』という事を強調しません。
毎回『ワンマンライブ』というのが当たり前にならないといけません。
しかし、規模を広げる事がアーティストの本質ではありません。
ある程度規模を広げたら『活動し続ける』という事が大切になります。
ビジネスである以上、ある程度お金が回っていないと成り立ちません。
しかし、アーティストの本質は、作品を作り続け、活動を続ける事です。
『ある程度規模を広げて』『活動をし続ける』という位置を目指しているのです。
●広げたところの規模を考えると…
CDを100万枚セールスすると、ミリオンセラーと言われ「かなり売れた」となります。
現在100万枚以上販売する作品は、年間に1タイトル出るか出ないかという感じなので、
実際に「かなり売れた」という事になります。
一方、現在の日本の人口ですが、約1憶3千万人です。
100万枚という数字を人口比率で考えると、約0.77%です。
つまり、「かなり売れた」と言っても、
日本人全体の1%にも満たない人が買ったという事なのです。
日本経済全体からいえば、音楽業界はとても小さな規模なのです。
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『活動の行き詰りに関しての考え その2』に続きます。
■皆さんのお悩みを受けてA
『活動の行き詰りに関しての考え その1』
A『活動が行き詰った』
次に多かったお悩みが『活動の行き詰まり』という内容でした。
現状は皆さんそれぞれ違うと思いますが、ワンマンライブをやったり、地方ツアーをやったりして、
知名度もソコソコ、そんな状況で行き詰っているバンド・アーティストが多いようです。
ある程度活動出来ている状況ですが『それ以上なかなか広がっていかない』
『広げるやり方がわからない』というところで停滞してしまうのです。
●まず、皆さんが目指している環境を考えていきます。
皆さんが目指しているアーティストの形は、大勢の人から支持される事が目的だと思います。
自分たちの世界観、価値観、理念、志、等を、支持してくれる人(ファン)を沢山増やすという事です。
ファンを増やして、より広いライブ会場、活動範囲を全国に、等々、『規模を広げて活動していく』事を目指しているのです。
それでは、『規模を広げて活動していく』の先には、何があるのでしょうか?
どんな有名なアーティストでも、『規模を広げていく』の先に、特別な事は無いのです。
よく『ワンマンライブ』と言いますが、ブッキングのライブがあるから『ワンマンライブ』と、特別な感じに言っています。
しかし、毎回『ワンマンライブ』しかやっていないアーティストは、特に『ワンマン』という事を強調しません。
毎回『ワンマンライブ』というのが当たり前にならないといけません。
しかし、規模を広げる事がアーティストの本質ではありません。
ある程度規模を広げたら『活動し続ける』という事が大切になります。
ビジネスである以上、ある程度お金が回っていないと成り立ちません。
しかし、アーティストの本質は、作品を作り続け、活動を続ける事です。
『ある程度規模を広げて』『活動をし続ける』という位置を目指しているのです。
●広げたところの規模を考えると…
CDを100万枚セールスすると、ミリオンセラーと言われ「かなり売れた」となります。
現在100万枚以上販売する作品は、年間に1タイトル出るか出ないかという感じなので、
実際に「かなり売れた」という事になります。
一方、現在の日本の人口ですが、約1憶3千万人です。
100万枚という数字を人口比率で考えると、約0.77%です。
つまり、「かなり売れた」と言っても、
日本人全体の1%にも満たない人が買ったという事なのです。
日本経済全体からいえば、音楽業界はとても小さな規模なのです。
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『活動の行き詰りに関しての考え その2』に続きます。