愛されてるなぁって実感するとき。 

2018年06月14日(木) 22時41分

いつも23時に帰ってきて、翌朝6時起きの夫。
疲れてて、休めるときはゆっくり休みたいだろうに。


今日は6時起きで出勤しなくてもいい日だったみたいだけど、
私はが月1のお稽古日で早起きしないといけない日で…。
目覚ましで起こすの申し訳ないと思ってたら、
早く行く必要のない日に、いつも通り起きて、
同じ電車乗ってくれて、しかも特急券を並んで買ってくれて。
いつも朝早く出て、満員電車で通勤してるのに、
私が早く行かなきゃいけないから、
早起きして、付き合ってくれて…。


帰省したときの新幹線でも、
グリーン車を予約してくれて。


大丈夫なのに。
体調も悪くないし、悪くなったら途中下車して休むし。
大丈夫だよって言ってるのに、そうやって気遣ってくれて。


優しいなぁ。
愛されてるなぁ。
大事にされてるなぁ。


私酷いこと言ったのに。
夜遅くに帰ってきて、みっともない格好で寝てても起こさないように気を遣ってくれるし…。


お寿司食べたい、フルーツパフェが食べたいなーって言ったら連れて行ってくれるし。
滅多にない休みの日はデートしてくれるし。
ああ、もう。


なんであの日、たった数時間ゲームに夢中で帰るの遅くなったくらいで怒ったんだろ。
夫はこんなに大切にしてくれるのに、なんで私は彼を大切にできないんだろう。
イライラしちゃうんだろう。


今朝も、10分に家を出発しなきゃ19分の電車に遅れるのにって、荷物整理してる夫を見ながらイライラ。
19分の電車に間に合うように彼も用意してるのにね。
現実間に合ったし。


あー、イライラしたくない。
心に余裕を持ちたい。
傷つけたくない。
大事にされてる分、私も大事にしたい。


不器用だし、気が利かないけど、
体調心配してくれて、大切にしてくれて。
甘やかしてくれて。


こんなに優しい人ってこと忘れたくない。
P R
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李の哀を奏でましょう




女が、我が子を生きながらにして土に埋めた…__。





まだ産まれたばかりの儚い命。

おそらく、止むを得ない理由があったのだろう。

女は泣いていた。

何度も、謝罪の言を繰り返しながら…。

震える手で穴を掘り、幼き我が子を横たえる。

子供は眠っていた。

すやすやと、気持ちよく目を閉じている。

女の涙が子の頬で一粒弾けた。

子供は純粋なその瞳を開き、女に笑いかけた。

女は子供を一度だけ力強く抱きしめると、

せめてもの手向け草として 、

傍に落ちていた花弁を子供に持たせた。

子供は再び眠りにつく。

その上に土が振りかけられていく。

それでも、子供は目を覚まさない…。

女は美しいその顔を歪めてぼろぼろと涙を零す。

それでも、女は土を被せることを止めない…。


やがて…

子供は土に埋まり、

女は何日も何日もその場に佇み、

枯れるまで涙を流したのだった__。











それから…

どれだけの月日が過ぎたのか、

知るものは誰一人としていない。

しかし、

いつしか…その場には大木が生え、

青く葉を茂らせていた。



風が木の葉を揺らす度、

それは切ない音で応えるのだ…。

それは、まるで女の啜り泣く声のようだった。

聴く人を切なくさせる…それは、唄だった。

あまりにも哀しい唄を奏でる木の周りには

人の気配はなかった。

陽の高いときは、日向ぼっこの影として…

空が泣いているときは、雨宿りとして…

丁度良い立派な枝を持っていたにも関わらず、

一度も村人が近寄ることはなかった__。








とある夜…

金色に輝く月がその木を照らし出した。

月光のもと、

少女が木の根元で箏を爪弾いていた。

風に吹かれれば消えてしまいそうな、

儚い面影だった。

少女の奏でるその音色は、木の葉の音のように…

人の心を痛くさせるほどに切ない、

そんな音だった__。





柔らかな、風が悪戯に過ぎていった。



一瞬だけ…

木枯らしと箏の音が合奏をする。





それは、本当に一瞬で。

その音が消えたときには、既に…






あれほどに大きな木が倒れ、

根さえも土から顔を出していた。






少女はいつの間にか女となり、

大木の真下に眠りし我が子を抱き上げた…__。







あれから、

どれほどの月日が経っていようとも、

子供は変わらずそこにいた…。

震える女手で掘った浅き穴のまま、

土の中で、大木を支えていたのだ。









翌朝、

村人は倒れた大木を呆然と囲んでいた。

一夜にして顕になった根は、

あれほどに立派な枝を支えるには細過ぎた。

子供が根の下で眠っていたため、

深く根が張れなかったのだろう。

それでよくもあの大木を支えていたものだ、と

感心したように誰かが呟いた。









子を下敷きに枝を張る……








子に手向けられた花弁を咲かせる木は、





故に__"李"と名付けられたのだ…__。







『李の哀を奏でましょう』

哀李奏とは、その意を持つ語です。。

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