第一回ボイドラpart2

February 06 [Mon], 2012, 15:31
残り台本と反省点とアンケでっす!ヽ(●´Д`●)ノ


**参加者様**





   @桃色ピカチュウ

   セイル:こすも+男
   フェイ:流星+女
   ゼニガメ:でりでり
   主人:糸葉ろあ+女
   ピチュー兄妹:煉杜+男・女

   @PCS

   翔:でりでり
   恭介:煉杜+男
   蜂谷:あいくい
   向井:糸葉ろあ+男
   薫:Y+女
   佐藤:さく

   @不憫同盟

   アイク:Y+男
   ラスア:こすも+女
   メル:ぴかり+女
   会長:流星+男
   ネイラ:由月
   ゼニガメ:でりでり

   @七色一思案

   七斗:ぴかり+女
   草斗:こすも+男
   雪乃:糸葉ろあ+女
   ピジョット♂(名前未定):いるみしゃ

   @きらきら
   ゾラ(ゾロア・♀)
   :Y+女
   ヒメ(チラーミィ・♀)
   :煉杜+女
   ブク(ヤブクロン・♀)
   :もみの木
   ヤッさん(ヤミラミ・♂)
   :でりでり
   ぺらーり(ペラップ・♂)
   :あいくい
   ムー(ムーランド・♂)
   :いるみしゃ

   @感情

   ユウ:こすも+男
   ジュン:あいくい
   ミュウ:さく
   ミュウツー:ハミング

   @ねばぎぶ

   クルス:糸葉ろあ+男
   カイト:ぴかり+男
   ヒスイ:こすも+男
   ローザ:さく
   アロエ:ぴかり+女
   クシナ:Y+女
   スター:もみの木

   @風に乗せて届ける詩

   雪穂:煉杜+女
   雄哉:あいくい
   彩月:流星+女





*****






***反省点****

*きげんが遅れたひとにわたしがブチギレるシーン多々あり
↑いやでもこれはもう参加者さんの問題かと……期間は十分とってたので
でもあえていうならば期間が長すぎたと思います もっと短いほうがよかったかな
長いからみなさん忘れる人が多かったのかも

*人によって役の量の差がはげしい
↑オーディションを次からしたらどうかという意見もあったので検討したいです
でも今回は全員わたしが個人的に頼ませていただいたので全員入らないと本当に面目がたたなかっt(Ry←本音

*動画編集がしょぼ(Ry
↑初体験☆でした……次あるときは技術付けるようにしたいです!笑
今回はわりと早さ重視でしたので……

*その他いっぱい(てきとう)


反省会終わりィイイイ!!!(限りなくロケット団のノリで)
つかこんだけ言ってましたけど第二回は絶賛未定です笑


*****


***アンケ****



よろしければどうぞ!
わたしが木に登ります!!
投票結果は後日公表させていただくかもしれません(*'-'*)




http://enq-maker.com/bGDxuQS





****






追記でpart1に載せきれなかった台本ですー!





***

不憫同盟→PCS→きらきら→ねばぎぶ


*****不憫同盟*****




【BGM H/MIX GALLERY 幸福の余韻 指定のところまで控えめな音量でエンドレスリピート】

ネイラ(以下ネ)「さぁやってまいりました、第一回ボイスドラマ”カオスの部”不憫同盟。マスターオブセレモニーはわたくし、やりたい放題オールおっけぇ、ネイラと」
ザルバ(以下ザ)「不憫同盟会長、サンドのザルバでお届けしたいと思います」
ネ「さてさて、ザルバさんは今回の参加メンバーはポケ徹の中ではなかなか知名度の高いメンツなのですが……その中に不憫同盟が参加できたことについて、どう思いますか?」

【幸福の余韻終了】

ザ「女の子の良さをよく知ってもらういい機会だと思います!!」←【魔王魂・ワンポイント04 一回】


【BGM H/MIX GALLERY ハンター見習い 会長のセリフの後から控えめな音量でエンドレスリピート】
ネ「おーっと、気合が入ってますね。カオスに始まり、カオスで終わるがモットーの回にふさわしい、宣言です」
ザ「正直言って女の子と話せればそれでいいので、ボイスドラマは話す絶好の機会だよ。うちの作者、こういう機会がないと俺と女の子を話させてくれないからね。今回の参加は絶好の機会だよ」
ネ「そういういらない裏事情は黙ってないとよくないですよ。人気が取れませんからね」
ザ「この収録が開始された時点で俺の目的は達成されてるからいいよ。ぶっちゃけ、聞かれなくてもいいもの。さっさと飛ばしちゃえばいいよ。不憫同盟はCM担当だからね」
ネ「声優陣はポケ徹の大物がついてるので、そういうこともないんだと思いますけど?」
ザ「作者が無名じゃん。ぐだぐだで終わるのは見えてるよ」
ネ「それもそうでしたね」
ネ「では、気を取り直して、ゲストを紹介いたしましょう。ザルバさん、不憫同盟に少ない女の子分、ラスアちゃんとメルさんでございます」
ラスア(以下ラ)「えと、その不憫同盟所属のラスアです。よろしくお願いします」←緊張しながら
メル(以下メ)「………………メル」←不機嫌そうに
ネ「あれ、メルさん? テンションが低いようですがどうしましたか」
メ「……い」
ザ「い?」←不思議そうに
メ「衣装がチャイナ服ってどういうことなんですか!」
ネ「それを言ったら、ラスアちゃんは和服だし、会長に至っては帽子をつけてるだけであとは全裸ですよ? それぐらいでなにをおっしゃるのやら」
メ「会長はポケモンだから、いいじゃないですか!」
ザ「メルちゃんもラスアちゃんも似合ってるから全然いいよ」
ラ「……自信満々に肯定されても困るんだけどな」
メ「これボイスドラマですよね?」
ネ「そうですね、ただの音声のみで楽しむ会話劇ですね」
メ「じゃあ、なんで衣装着る必要があるんですか!」
ザ「そりゃあ、目の保養だよ」
ラ「言い切りましたね!?」
ネ「モチベーションの向上はボイスドラマの質を向上させるから」
メ「わたしたちのモチベーションがダダ下がりなんですが」
ネ「そのうち怒りのボルテージが上がってくるから問題ないよ」
ラ「それはダメだと思いますが……」
ザ「可愛いからそのままでいいと思うんだけどなぁ」←しょんぼり
メ「着てるのを見られるのが恥ずかしいって気持ちを分かってほしいですよね」
ザ「でも、それこそボイスドラマなんだから、いいじゃない」
メ「う……それはそうなんですが」
ネ「大体、カオスの部の趣旨としてはこれで正し――」

アイク(以下ア)&ゼニガメ(以下ゼ)「ちょっと待てよ!」←音量大きめで

ネ「現場のアイクさんとゼニガメさーん、どうかいたしましたか〜?」
ア「そんな遠いところ居ないよ、真横に居るからね、俺たち!」
ゼ「無視なんてよくないよ」
ザ「女の子だけでいいから」
ネ「これ以上ゲストが増えたら、MCがめんどくさいからだめ」
ラ「すごい個人的な理由ですね……」
ネ「でもさー考えてもみてよ。うちの作者の技量じゃ、五人以上は書き分けるのが無理なんだよ? そうなると必然書けなくなる人はいるわけで」
メ「それなら、わたしとラスアちゃんを抜いてくれれば、万事解決ですね」
ザ「そうなるとブーイングしかこなくなるから、やめてください。ほんと、おねがいします」
メ「……土下座するほどなんですか」
ア「いや、おれたちを蚊帳の外にすんなよ」
ゼ「そうだそうだ、皆平等に、ボイスドラマに登場させるべきだ」
ザ「平等……か。お前がそれを言える立場なのか、ゼニガメ」
ラ「いや、別に言ってもいいと思うんだけど、実際無視されてるし」
メ「そういえば、今回のボイスドラマって……【魔王魂 紙02をゆっくり一回】……ゼニガメさんはこれを含めて、二本でてますね」
ザ「だから、声優さんの負担が大きくなりそうだからいいよねってことでこっちはカットでよくねってことになったんだよ」
ゼ「やだよ! 大体、あっちでもひどい扱いだったのに、こっちでもそんな扱いなの!?」
ラ「いや、ここ以上の酷い扱いってあるんですか?」
ゼ「もうね、筆舌に尽くしがたいレベルの扱いだったよ。だからこっちくらいではもうすこし良い扱いを希望する」
メ「そうですか……でも、不憫同盟なんて、収録場所からして不遇な扱いじゃないですか。良い扱いなんて期待できないと思うんですが」
ゼ「うっ……そういえば、なんでこんなところで収録してるの?
ア「どう考えても本の散乱した部屋にしか見えないしな」
ネ「あ、それはね、予算の都合上”不憫同盟だけ”作者の家で収録しなきゃいけなくなったんだよ」
ア「いや、予算とかないだろ、ふつう……」
ネ「アイクは分かってないなぁ。あのね、舞台がどこであれ、国の土地であるところで収録するには許可が必要で、許可を取るには面倒くさい事務手続きと多少の先立つものが必要で……あ、先立つものってお金のことね?」
ア「そのくらいは分かるから!」
ネ「で、不憫同盟に回ってきた予算はなんと、ゼロ円、ナッシングだったというわけなのですよ」
ザ「ということで、ただで使える作者の家に撮影機材を持ち込んで、撮影してるわけ」
ラ「えっと……他の方はそれなりにまともな場所で収録してたんですが、そんなに予算が不均等に分配されているんですか?」
ザ「うんにゃ、有志の集まりだから、ゼロ円だよ」
メ「じゃあ、なんで収録場所に差が出来るんですか?」
ネ「ほかの人たちは普段の行いがいいから、無償で提供してもらってるみたいだね」
ゼ「なるほど、作者の違いか……」
ア「なんていうか……おれら恵まれてないなぁ」
ラ「あ、そのえっと、で、これからどうするんですか?」
ネ「えっとね……台本を見てみるとガールズトークについて話すらしいよ」
ゼ「なんで俺が参加しづらい内容をするのさ!?」
ザ「そりゃあ、お前、元から入る予定のないやつを想定して台本なんて作らないじゃないか」
ゼ「役者発表の記事に俺の名前が入ってたんだけど!」
ネ「公式が使ったフェイントだね」
ア「俺もか! おれもなのか!」
ザ「アイクは打ち間違いだな」
ア「それ、ひどくね! どこでそんな間違いが起きたんだよ! なんの陰謀!?」
ネ「でも、それを言ったら、このボイスドラマに不憫同盟が参加してること自体が大いなる間違いであるわけで」
ラ「それを言ったら、なにもかもが終わりだと思うんですが……」
ア「カオスの部とか最初言ってたくせに、なんでガールズトークなんだよ。どう考えてもカオスじゃねえ」
ネ「カオスの部だからこそ、これだよ」
ザ「てか、カオスの部でこれ以上の選択肢なんてねぇよ」
ア「カオスってどういう意味だと思ってるんだよ。お前ら。どう考えても相応しくないからな」

ザ「カオスって”かわいいおんなのこが好きな人”の略語だろうが!」【魔王魂・ワンポイント03 一回】

ア「その発想はなかった!!」
メ「どんな思考回路してるんですか!」

ザ「逆にこれ以外、どんな意味があるのさ!!」

ラ「混沌だと思いますよ……広辞苑にだって載ってますし」
ザ「ダメだよ、ラスアちゃん。辞書に載ってることがいつも正しいとは限らない。自分がなすべきことの意味は自分で決めなくちゃだめなんだよ」
ラ「言葉ぐらいは辞書通りにやりましょうよ!?」
ザ「辞書通りの言葉を使っても、正しく伝わらない時もあるから、なんともいえないよね」
ラ「いや……ある意味では正しいんだよ。正しいんですけど、この状況下じゃ間違ってますよね!」
ネ「ならば、その幻想をぶち壊す」
ラ「壊されたくないです!」
ザ「大体、不憫同盟だって”不憫な女の子も幸運な女の子も可愛い女の子も美しい女の子も皆大好き同盟”の略だから」←【魔王魂・ワンポイント04 セリフ後半の大好き同盟辺りから一回】
ラ「初めて聞きましたよ!? しかも略し方が強引ですね! そんな人たちのボイスドラマを聞きたい人たちっているんですか!??」

ザ「べつにいようがいなかろうが女の子の良さを布教する機会を逃すわけにはいかないじゃない」
ネ「大丈夫、大丈夫。ここらで一発きゃいきゃい甘酸っぱいガールズトークへの考察でもしとけば、皆騙されるって」
ゼ「おそらく誰も望んでないと思うが、大丈夫か?」
ザ「大丈夫だ、問題ない」
メ「問題あり過ぎでしょう! ガールズトークの考察なんて、普通しないでしょうよ……」
ネ「大丈夫です。純粋な意味合いで女子なんて、ラスアちゃんだけですからガールズトーク自体をしようとしても無理なんですよ」
メ「あれ、喧嘩売ってますか?」
ぜ「いや、これに関してはネイラが正しくね?」
ア「メルの女の子らしいところなんてないものな」

 ごっ←【魔王魂・爆発04 一回】

メ「全くもって失礼です」
ザ「なんという見事なまでの一発KO」
ネ「利き腕の強さは理解できるけど、逆の腕も同じ強さとは……すごすぎるね」
ラ「それより大丈夫ですか? ゼニガメもアイクも動いてないんですけど」
ザ「これで心置きなく、考察が出来ていいね」
ネ「ですね。邪魔物が排除されたところで、本題にレッツらゴー」
ア「待てよ! なんで俺とゼニガメが殴られて、ネイラは無傷!? 訳が分からん!」
ザ「チッ! はやい復活だな。流石ギャグキャラ」
ゼ「おい、そろそろ俺らの扱いに本格的なストを起こすぞ」
ネ「だって、私のはジョークで、アイクさんたちのは本気じゃん。そりゃあ、怒りのボルテージも違うよね」
ア「事実を言って、何が悪い!」
メ「あら、また殴られたいみたいですね」
ザ「メルちゃんも十分、女の子らしいと思うんだけどな」
ラ「アイクたちが悪い」
メ「まったくどこがどうなったら、女らしいのか、はっきり聞きたいぐらいですね」
ア「そりゃあ、体け――」
メ「なんか言いました?」
ア「なんにも言っておりません!」
ア「なんだよ。てか蹴るなよ。馬鹿になったらどうするんだよ」
ザ「もう取り返しがつかないからいいだろ」
ゼ「それはたしかにそうだよな」
ネ「大体、最近はいろいろと性別の違いなんてよくわからない人が多いからね」
ザ「それでも、やっぱり性別の違いってのはあって、異性には聞かせたくない話ってのはあるわけだ」
ラ「それを話すのがボーイズトークとかガールズトークとか言うわけなんですか?」
メ「そうなんでしょうが……参考までにボーイズトークってどういうことを話すんですか?」
ア「何カップが理想的なのかとか、女子の服装はなにがいいのかとか」
ザ「女の子について話してるよね」
ラ「なんだか女子とは違いますね……」
ザ「女子の場合はあれでしょ、美容品の話とか自分たちの服装とか、それと恋バナが入るぐらいで」
メ「概ね、間違いじゃないところがあれですけど、なんで会長が言うんですか……」
ネ「実際問題、そこまで差が出るわけじゃないよね。下ネタだっていうし、汚い言葉だって使うだろうし。そこまで幻想を持つほどではないよね」
ゼ「そんなもんなの? なんていうか、もっとこうグッとくるものがある話とかないの」
ラ「どうなんでしょうね。やっぱり、話す人たちでどんなことを話すかも変わるだろうし、そんなことはないんじゃないんですか」
ザ「でも、女の子だけで話すという状況が既にロマンにあふれてる状況じゃないか」
ネ「相撲取りみたいな男子がサウナで話すのと、水着女子が砂浜できゃいきゃい言ってるのじゃそれこそ天と地ほどの差があるよね」
メ「それは極端な例じゃないですか」
ネ「しかしですよ? 男子の恋バナと女子の恋バナでもやっぱり違いませんか?」
ア「恋バナねぇ……そんなに聞きたいものなのか?」
ザ「やっぱり恋バナっていうのはその人個人の好みが出るからね。知ることでその人に対する心の距離ってのが縮まる気がするよね」
ネ「秘密の共有ができるってことも大きいだろうね。それだけでなんとなくその人に近しくなった気もするし」
メ「でも、いつのまにか皆知ってるもんですけどね。誰と誰が付き合ってるだとかぐらいは」
ネ「それはそれでいいんだよ。ただ、直接本人から教えてもらったってのがやっぱりうれしいんじゃん」
ゼ「そういうもんなの?」
ネ「そういうもんだよ。人間って同じ飯食ってるだけでうれしくなるもんなんだから」
ザ「そうそう、それじゃ今から皆でなんか食べに行かない。作者の金で」
ネ「いいですね、じゃあいきましょうか」






***PCS*****




翔「お邪魔しま〜す。あーよっこらしょう」
薫「よっこら……しょう? なにそれ翔、今のギャグ?」
翔「ごめん薫、聞かなかったことにしてくれ」
恭介「あれ、翔と薫ちゃんじゃん。二人もかーどひーろー来たのか!」
翔「おっす恭介。蜂谷(はちや)も向井もいるじゃんいるじゃん」
蜂谷「よ! ほら向井もなんか言っとけ!」
向井「えと、こんにちは」
翔「で、恭介は何してるわけ」
恭介「かーどひーろーに来てやることは一つだけだろ! カード買うんだよカード。かーどひーろーはカードショップだ、カード買う以外に何やるんだよ」
蜂谷「二階のデュエルスペースで対戦とかできるよな」
恭介「うっ」
向井「カードの買い取りとかもやってるし……」
恭介「ぐっ」
薫「というかカード買わずに見るだけも出来るんじゃないの?」
恭介「ごふっ」
翔「ははっ、馬鹿丸出しだな」
恭介「お、俺は今日はカードを買いに来たんだ! これでどうだ、どーだ!」
蜂谷「よりによって開き直んなよ」
(一同笑う)
翔「で、なんかいいのあった?」
恭介「もちろん! このゼクロムのカードだ」
薫「ホワイトコレクションのやつね」
恭介「そうそうそれそれ」
向井「でもちょっと高いですね」
恭介「そうなんだよなぁ、もうちょっと値段安くしてくれれば迷わず買ったのに」
佐藤「あら、どうしたの皆」
翔「あ、佐藤さん」
向井「蜂谷先輩、この人は?」
蜂谷「ああ、ここの店員の人。大学生で、ここでバイトしてるんだってさ」
恭介「それより佐藤さん、このゼクロムのカード安くしてもらえません? 俺最近食費がバンバン飛ぶからちょっとこの値段はな〜」
佐藤「そんなこと言われてもねぇ……」
恭介「お願いします!」
佐藤「いやだからそんなこと言われてもね」
蜂谷「お。いいことひらめいた! な、翔?」
翔「は? なんで俺に振んの?」
佐藤「それよりも、いいことって?」
蜂谷「翔が今から説明してくれるぜ」
翔「だからなんで俺に振んの? 何も聞いてないし」
蜂谷「こないだ俺がやったやつみたいな感じでいいじゃん」
翔「あー。またアレやるのね。……じゃあ、二人がポケモンカードで対戦して、恭介が勝ったらゼクロムを値下げ。佐藤さんが勝ったらゼクロムのカードをちょっとだけ値上げ。ちなみにどっちが勝っても絶対恭介はゼクロム買うことな」
恭介「ナイスな案じゃん! それなら文句なしだ」
佐藤「仕方ないわねぇ。その代わり、私たちが使うデッキはこのバトルスタートデッキに収録されてる構築済みデッキ。自分のデッキは使用禁止! 条件を対等にするためよ。文句なしね」
向井「バトルスタートデッキと言えば全部で四種類ありますよね」
薫「守りのドダイトスデッキ、力のブーバーンデッキ、技のカメックスデッキ、速さのライチュウデッキの四つね」
恭介「いろいろあるよな。……うーん、じゃあライチュウデッキで」
佐藤「私は力のブーバーンデッキにするよ」
翔「そうと決まれば早速始めようぜ」
(プレイマットを広げて対戦準備)
恭介「デッキをシャッフルし、手札となるカードをデッキから七枚引く。そしてたねポケモンをセットだな、俺はこいつをセットだ」
佐藤「私はこの子とこの子をセットね。さ、開きましょう」
蜂谷「恭介はマイナンか」
薫「佐藤さんはバトル場にドンメル、ベンチにロコンね。三匹とも全員HPが60だけ、か」
佐藤「そっちが持ちかけてきた勝負だから先攻くらいはもらうわよ。私のターン。手札の炎エネルギーをドンメルにつけ、グッズカード、デュアルボールを発動!」
向井「コイントスを二回して、オモテの数だけ自分の山札からたねポケモンを加えるカードですね」
翔「序盤だから、駒を揃える感じだな」
佐藤「ウラ、オモテ。よって私は自分のデッキからブーバーのカード一枚を手札に加え、ベンチに出す」
向井「HPは70、他の三匹より抜き出てますね」
佐藤「ドンメルのワザを使わせてもらうわ。フレアボーナス! 手札の炎エネルギーをトラッシュすることで、カードを三枚ドローする」
蜂谷「うおおおお! すごいドロー出来るワザだ」
恭介「俺だって負けないぜ。俺のターン! よし。サポートカード、MCのおしゃべりを発動。コイントスを行いオモテの場合、カードを三枚。ウラの場合カードを二枚ドローする」
翔「負けじと互いにカードを引きあう流れだな」
向井「手札はあればあるだけチャンスが広がりますもんね」
恭介「オモテだ。だからカードを三枚ドロー。そしてマイナンに雷エネルギーをつけてベンチにリオルを出す。そしてマイナンでワザを発動。仲間を呼ぶ!」
蜂谷「確か自分の山札からたねポケモンを二枚までベンチに出すワザだったな!」
恭介「そう! そして俺はピカチュウとプラスルを選択してベンチに出す」
薫「リオルとプラスルのHPは60、ピカチュウのHPは50。やや佐藤さんと比べると小粒揃い?」
翔「恭介の選んだライチュウデッキは小粒でも素早さを活かした戦闘特化デッキだ。ここからトントンと進んでいくぜ」
佐藤「私のターン。グッズカードのモンスターボール、行くわ」
蜂谷「あれ、このカードよく見るけど、効果はどんなんだったっけ」
向井「コイントスをしてオモテなら、自分の山札から好きなポケモンを選んで手札に加えれるんですよ」
蜂谷「好きなポケモンってことはデュアルボールと違ってたねポケモンじゃなくてもいいのか!」
翔「そう。それがデュアルボールとの差になってるんだ」
佐藤「オモテ! 私は手札にキュウコンを加え、ロコンをキュウコンに進化!」
蜂谷「あれ、ドンメルを進化させた方がいいんじゃなかったの?」
翔「このブーバーンデッキにはバグーダは収録されてないんだ。そしてようやく進化ポケモン、キュウコンが出たな。HPは90、なかなか骨が折れる相手だ」
佐藤「そして新たにブーバーをベンチに出して、もう一度ドンメルでフレアボーナス。手札の炎エネルギーをトラッシュして三枚ドロー」
向井「佐藤さんの場がどんどん整って行きますね」
薫「そうね。たくさんドローしてるから山札ももう残り十枚よ」
恭介「俺のターン、まずはリオルをルカリオに。ピカチュウをライチュウに進化!」
蜂谷「おおっ! ルカリオのHPは90にライチ ュウのHPは80! どんどん恭介の場に強いポケモンが揃って行くぜ!」
恭介「ベンチのルカリオに闘エネルギーをつけてグッズカードのポケモンリバースを発動」
翔「ポケモンリバースは、コイントスをしてオモテならば、相手のベンチポケモンを一体選んで強制的にバトル場に出させるグッズ。まだエネルギーがついていないポケモンを潰しに出るつもりか?」
恭介「……ウラ。不発か! だったらマイナンで攻撃、タッグブーストッ! このワザの元々の威力は10だが、ベンチにプラスルがいると20ダメージさらに追加して与えることが出来る!」
薫「ということは30ダメージ。丁度ドンメルのHPの半分を削って残り30!」
恭介「どうよ!」
佐藤「それくらい想定済みなんだから。私のターン。 モンスターボールを発動。……ウラなので失敗ね。そしてドンメルに炎エネルギーをつけてサポートカード、エンジニアの調整を発動」
蜂谷「エンジニアの調整?」
向井「手札のエネルギーを一枚トラッシュして、山札からカードを四枚引けるサポートカードです」
薫「ドンメルのフレアボーナスがサポートカードになった感じね」
佐藤「ドンメルでバトル! 火炎攻撃」
恭介「なっ!」
翔「火炎の威力は40! マイナンのHPはもう残り20か。もう迂闊にダメージをもらえないな」
恭介「くっ、まだまだァ! 俺はライチュウに雷エネルギーをつけ、リオルをベンチに出す。さらにサポートカード、ジャッジマン! 互いの手札を全て山札に戻しシャッフル。その後互いに手札が四枚になるよう にカードを引く」
薫「上手い! 佐藤さんの手札は七枚もあるから、実質手札を減らしたことになるわ」
蜂谷「それに恭介も手札が二枚だけだったから手札を稼いだことになる!」
恭介「マイナンの雷エネルギーをトラッシュしてベンチに逃がす。俺はライチュウをバトル場に出すぜ」
蜂谷「あれ、マイナンのタッグブーストでも倒せるのに」
向井「たぶん、その返しのターンでマイナンが倒されることを防いでの判断だと思います」
翔「そしてライチュウは雷エネルギー一つでも十分なワザを使える」
恭介「ああ! ライチュウで攻撃だ。コッペパンチ! このワザの威力は30。丁度ドンメルには退場してもらうぜ。サイドを一枚引く」
佐藤「っ、私はキュウコンをバトル場に出すわ。私の ターン。まずはブーバーをブーバーンに進化!」
翔「来たか、このデッキのエースカードが!」
蜂谷「HP110もあるのか……」
佐藤「キュウコンに炎エネルギーをつけてワザを発動。熱加速! トラッシュの基本炎エネルギーを三枚まで、自分のポケモンに付けることが出来る。私はベンチのブーバーンに炎エネルギーを三枚つける」
向井「だからさっきからフレアボーナスやエンジニアの調整とかで、トラッシュに炎エネルギーを溜めてたんですね」
薫「まだ佐藤さんのトラッシュには炎エネルギーが三枚もあるから、もう一度熱加速で三枚つけることが出来るね」
恭介「おそらくなんらかの手段でエネルギー加速を行うのは読めてたぜ!」
佐藤「へぇ?」
恭介「俺のターン! 俺はライチュウに雷エネルギーをつけて攻撃だ。スパーク!」
翔「そういうことか」
蜂谷「どういうことだ」
翔「スパークの威力は40だけど、その効果としてベンチポケモンに20ダメージを与える効果もある。だから今のからでもブーバーンにダメージを与える、っていう訳」
恭介「その通り! というわけでキュウコンに40、ブーバーンに20ダメージを受けてもらう」
薫「それでもキュウコンの残りHPは50に、ブーバーンの残りHPは90。まだまだ削り足らない!」
佐藤「その通りよ。そして君がそうやってくることをこっちも読んでいたわ。私のターン。ベンチのブーバーをブーバーンに進化!」
恭介「ぶ、ブーバーンが……」
蜂谷「二匹も並んだぞ……」
佐藤「今進化させたばかりの ブーバーンに炎エネルギーをつけてキュウコンで熱加速。トラッシュの炎エネルギーをこの番に進化させたブーバーンにつける」
翔「どっちのブーバーンにしろ、すぐに攻撃に移れる状況になっちまった! これじゃあさっきスパークで20ダメージ与えた意味が」
恭介「どうにせよ必ずどちらか一匹は倒さないといけないんだ。俺のターン!」
蜂谷「でもスパークを使ってもキュウコンのHPは10だけ残っちまうぞ」
恭介「ま、見てろ。まずはベンチにいるルカリオに闘エネルギーをつけてからグッズカード、発動だ。プラスパワー!」
向井「プラスパワーは相手のバトルポケモンに与えるダメージを10加算するグッズカード! これでスパークでキュウコンを撃破出来る!」
恭介「そう! そしてラ イチュウでスパーク攻撃! ベンチのさっき進化したばかりのブーバーンにもダメージを受けてもらう」
薫「元々威力40のスパークにプラスパワーで10加算して合計50ダメージ。丁度キュウコンのHPは無くなったわ」
翔「更に佐藤さんのブーバーンの残りHPはどちらも90!」
恭介「サイドを一枚引くぜ」
佐藤「私はさっき進化させたブーバーンをバトル場に出す」
蜂谷「恭介のサイド、もう残り一枚じゃん! それに対して佐藤さんのサイドはまだ三枚もあるし、勝負は決まったな」
翔「それはまだ分からない」
蜂谷「え?」
翔「あのブーバーンのパワーは相当だぞ、見てれば分かるさ」
佐藤「私のターン。バトル場のブーバーンに炎エネルギーをつけ、攻撃よ! マントルバズーカ!」
恭介「ぐ! 俺のライチュウが一撃!?」
佐藤「マントルバズーカはブーバーンについている炎エネルギーを二個トラッシュしなくちゃいけないワザだけど、威力は100! HPが80しかないライチュウなんて一撃よ。サイドを一枚引くわ」
恭介「くそっ、だったら俺はルカリオをバトル場に出す」
蜂谷「ひゃっ、百ダメージ! ブーバーンつえぇ」
翔「言っただろ?」
向井「あのライチュウデッキにはHPが100より多いポケモンは入ってないですね」
薫「つまりマントルバズーカで常に一撃で倒されてしまう……」
佐藤「サイドを二枚あげたんだから、一気に三枚回収させてもらうわ!」
恭介「そう簡単にはさせない! 俺のターン。よし、サポートカード、MCのおしゃべりを発動。……ウラなのでカードを二枚引く」
蜂谷「おいおい恭介のデッキがもう残り四枚しかないぞ」
恭介「慌てんなって。ベンチのリオルに闘エネルギーをつけて、ルカリオで攻撃だ。マグナムパンチ!」
薫「50ダメージ! これでブーバーンのHPは40、もう一発マグナムパンチで倒せるわ!」
翔「でも次のブーバーンの攻撃をルカリオは耐えきれない」
佐藤「そう、その通りよ」
恭介「だがその返しのターン、俺の新たに育てたバトルポケモンがトドメを刺す!」
佐藤「それはどうかな。私のターン。バトル場のブーバーンの炎エネルギーを二個トラッシュしてベンチに逃がす!」
恭介「何っ!?」
翔「恭介のチャンスが!」
佐藤「そしてベンチにいるもう一匹のブーバーンをバトル場に出す。あらかじめブーバーン二体にエネルギーをため込んでたのは、こういう状況になったときに自由に交代させれるときのためよ。私はグッズカード、エネルギーリターナーを使うわ」
蜂谷「リターナー?」
向井「自分のトラッシュの基本エネルギーを四枚まで山札に戻すカードですね」
佐藤「私はトラッシュにある炎エネルギーを四枚デッキに戻し、シャッフル。そしてブーバーンで攻撃、ハードクラッシュ! このワザは自分の山札の上からカードを三枚トラッシュし、その中にあるエネルギーの枚数かける50ダメージを与える!」
翔「だからエネルギーリターナーでわざわざ炎エネルギーを戻し、ダメージの期待値を上げたのか!」
佐藤「キュウコン、炎エネルギー、炎エネルギー。二枚あるので100ダメージを受けてもらうわ!」
蜂谷「まっ、また100ダメージ!」
恭介「ルカリオも一撃でっ……!」
佐藤「サイドを一枚引くよ。……これで状況はもう五分、いや、私の方が有利ね。今の君の場にはリオルとプラスルとマイナンしかいない。そんな貧弱なポケモンだけじゃあ勝てないわよ」
恭介「俺はリオルをバトル場に出す。……もう佐藤さんの勝ちだなんて、まだ分からないぜ」
佐藤「そうかしら?」
翔「いいぞ、恭介。お前の根性見せてやれ!」
恭介「俺のタァーン! よし! リオルをルカリオに進化して、ルカリオに闘エネルギーをつける!」
薫「でもルカリオの一番強いワザであるマグナムパンチは50ダメージっ。今バトル場にいるブーバーンのHPは90もあるわ。いくらプラスパワーを使っても30ダメージも残るのに」
恭介「俺はこいつに懸ける! グッズカード、ポケモンリバース!」
向井「そうか! 先輩はこのカードのコイントスに勝負を委ねるつもりなんだ!」
蜂谷「どう委ねるって?」
翔「さっきも言ったけど、ポケモンリバースはコイントスをしてオモテなら相手のベンチポケモンを一匹強制的にバトル場に出させる効果のグッズだ。これでオモテを出して、ベンチのHPが40しかないブーバーンを攻撃すれば!」
蜂谷「そうか!」
佐藤「やるじゃない。でもそんな都合良く行くとは……」
恭介「悪いな、オモテだ!」
佐藤「はっ!」
恭介「効果でベンチの残りHPが40のブーバーンを引きずり出す! そしてルカリオで攻撃。マグナムパンチ!」
翔「決まったな」
恭介「最後のサイドを引いて、これで俺の勝ち!」
蜂谷「よっし!」
薫「あそこからどんでん返しで勝っちゃうなんて」
向井「すごい……」
(しばらくの間)
佐藤「お買い上げありがとうございましたー」
恭介「じっ、十円しか安くならないだなんて……」
翔「こればっかしは、勝負前にどれだけ安くするか決めてない恭介が悪いな」
蜂谷「日頃の行いも悪いからな」
恭介「お前には言われたくねーよ!」
薫「ま、いいじゃないのいいじゃないの」
向井「そうですよ、楽しい対戦出来たじゃないですか」
恭介「まあそれもそうだなあ」
翔「よし、じゃあ今から俺たちもやろうぜ!」
蜂谷「乗った乗った!」
薫「あたしもやるやる!」
向井「僕もお願いします」
恭介「あっ、ちょっ、俺も混ぜろよー!」

ちゃんちゃん



*******



*****きらきら******


<ボイスの皆さまへ>
北埜です(*´∀`はじめまして、こんにちは
このたびはなんだかスライディング的タイミングで台本参加することになった私です
他の皆さまより知名度的にかなり劣る原作(?)で書かせていただきましたので、正直どうなのかなぁと今更思うのですが
そんなことより思ったより長くなってしまいまして、なるだけ削りはしたのですが;
特に台詞量はんぱない煉杜さんには大変申し訳ないと……申し訳ないですorz
気軽に楽しくやっていただければ幸い……(*´∀`

その原作なんですが
『きらきら』という2万字程度の短編作品・ラストゥレーヌという小さな国を舞台にしたちょっとした冒険?譚でして、
ポケ徹ポケモンノベルの短編小説集のだいたい136番目くらいに上げているので、お暇でしたらどうぞ!
知名度稼ぎのために近々連載スレのほうにも載せる予定ですが なんかもうすいません本当に

ゾラ:Yさん
ゾロアの女の子、船着き場の小屋で、ブク、ヤッさん、ぺらーりと4匹で暮らしています。原作では一応主人公なんですが割と空気になりました
やんちゃで泣き虫でいっつもぴょこぴょこしてる小動物系のゾラです。女の子らしいポジションではないので、元気っこな感じでお願いします!
というか歌パートがあるんですが ぴかりさんがYさんならやってくださるとおっしゃったので((
youtube音源 http://www.youtube.com/watch?v=eIwdr209Qfw 歌っていただきたいのは1番2番です。こんなオッサンっぽく怪しく歌わなくて大丈夫です、楽しいかわいい感じでやってくださいませ!
ただ歌っていただくのはこちらのキーでして…… http://www.youtube.com/watch?v=dWHBQKPleyU&feature=related
もしあれでしたら私歌って送りますし いや訳分からんわすいません
よくわからんとこあったら遠慮なくぴかりさん通しておっしゃってください!よろしくお願いしますっ

ヒメ:煉杜さん
チラーミィの女の子、ラストゥレーヌの王女・アザレア(人間)に飼われているやんちゃざかりのトンデモお姫様。
ぼくっ娘です。喋り方は『STARDRIVER輝きのタクト』というアニメに出てくるミズノちゃんという女の子を意識したのですが、ご存知でなければ無理にチェックしていただかなくても大丈夫ですb
とんでもなく台詞量が多くなってしまって、ご負担をかけてしまうことをお許しください(´・ω・)よろしくお願いします!

ブク:もみの木さん
ヤブクロンの女の子、おしとやかだけど自分の意見ははっきりもってるしっかり者の、でもちょっと抜けてる、みたいなイメージ。かわいがられてます。
原作上げたとき一番人気だったのですが普通に空気になりました(*´∀`
サンプルボイス聞いた時これだ!!ってなったので、決まって本当にうれしいですwにやにや!
ゆっくりおっとりしゃべっていただければっ  よろしくお願いします!

ヤッさん:でりでりさん
ヤミラミの男の子。非常に動かしやすいキャラクタなので台詞量が多くなったように感じます、ただでさえ役多いのに申し訳ない><
関西弁に凄く自信がないのですが、偶然!関西圏にお住まいのでりでりさんにやっていただくことになったということで、台詞も本場の関西弁に適宜直していただいて結構です!Σb
いやぁ私はラッキーですね!^^よろしくお願いしますっ

ぺらーり:あいくいさん
ペラップの男の子。喋る鳥ってインコですっけ?オウムですっけ?そんな感じです
サンプルボイスの「プリンとクレープなら、クレープに決まってるだろ!」を聞いて この方ならきっとやっていただけると思いました
台詞訳分かんない感じになってると思いますが、インコっぽくやりやすいように適当に改造してくださって構いません(*´∀`無理難題すぎて申し訳ないですがクレープの人ならきっと……!(
よろしくお願いします!

ムー:いるみしゃさん
ムーランドの男の子(男の子って年齢ではないですが)、お城の偉いわんちゃんでヒメのお世話をしています。
威風堂々、カタブツって雰囲気で、原作の短編のほうではその感じがしっかり出てると思います。台本では振り回されて残念な感じになってますが^^;
落ち着きのある素敵なイケメンボイスなので安心して任せられますb(  よろしくお願いします!









<<1 ラストゥレーヌ城内・ヒメの部屋>>

ヒメ「(語りかけるように)
……ずっと、ずぅっと昔のおはなし。
あるところに、それはそれは美しい娘がおりました。
名前はエレナ。お姫さまで、大きなお城に住んでいます。
エレナの一日は、父上に挨拶をするところから始まり、お勉強に、お稽古に、朝から晩まで大忙し。自由な時間などありません。
そんなエレナの楽しみは、窓の向こうを覗くこと。
彼女の部屋の窓からは――【魔王魂・紙01(控えめな音量でお願いします)】――とってもとっても広い世界を、見渡すことができるのです。
そこには、エレナの知らない世界があります。
一列に並んだ出店の屋根。
げらげら陽気な笑い声。
球蹴りをする子供たち。
城下町の人々は、三ツ星シェフのディナーを食べたり、高級ベッドで眠ることはできないけれど……エレナの絶対にできないことを、たくさんやってのけるのです――」


【ちょい音・本005本をゆっくり閉じる】


【BGM H/MIX GALLERY ハンター見習い】

ヒメ「……うーん、囚(とら)われの哀れなお姫様かぁ。
(うれしそうに)ねぇねぇムー、このお伽話のお姫様って、なんだかぼくみたいじゃない?」
ムー「姫さま、お伽話もいいですが、宿題はもうお済みになられたのですか?」
ヒメ「えー、だってつまんないんだもん、アレ」
ムー「……(軽く溜め息)」
ヒメ「あーあ、ぼくも、自由な時間が欲しいなぁ」
ムー「今でさえ十分自由でしょうが、もう少しお姫様らしくしていなさい。
姫さまは、ラストゥレーヌの王女、アザレアさまのたった一匹のポケモンでしょう?」
ヒメ「もうっ、ムーのバカ! つまんないつまんないつまんなーい!」
ムー「何をおっしゃるか。切り花、声楽、午後はお茶会! やることはたくさんありますぞ」
ヒメ「そういうことじゃないのー!
(少し寂しそうに、ぽつりと)……はぁ、ゾラたち、元気にしてるかなぁ。会いに行きたいなぁ……」
ムー「む……。【BGM小さくなり消える】
いいですか、姫さま。わたしは公務に出ますが、きちんと大人しく勉強しておくのですぞ?」
ヒメ「はぁーい……【ちょい音・足音006(すぐフェードアウトしていく感じ)】……ヒヒヒッ、よぉーし!」

(ヒメの声から間髪いれずに)【BGM? ノートルダムの鐘・吹奏楽】


<<2 船着き場の小屋>>

(ノートルダムの鐘・20秒くらい(静かになるとこ)から)ヤッさん「な、なんやねん一体」
ゾラ「しっ、静かに!」

(26秒からのテーマソングに合わせて)
ゾラ「♪朝のパリに響くのは 鐘だよノートルダム
    パリの街が目を覚ます 鐘だよノートルダム
    パリの街の心は 鐘の音で弾む
    大きく小さく響くのは 鐘だ
    きけーよー」
(58秒くらいで急に音が止まる)
ヤッさん「(音が止まると同時に)うるさい!」
ゾラ「Σあぁっ もうヤッさんっ止めないでよ!」
ヤッさん「ゾラ、お前なぁ、朝からやかましいねん」
ゾラ「むぅーっ」
ブク「ふわあぁ(あくび)……おはよう」
ゾラ「あっブクちゃん!おはようー」
ヤッさん「おはよう」
ブク「ゾラ、今の歌なぁに?」
ゾラ「あのね、遠くの国の昔話を歌にしたものなんだけど……えぇと、なんって名前だったかな」
ブク「ねぇねぇ、続きも聞かせて?」
ゾラ「いいよ!うーんとねー」
ヤッさん「あぁもうッ、オレのおらへんところでやれ! まだ全然寝足らんのに……」

【ノートルダムの鐘(22秒付近から)】
ゾラ「♪おはなしが始まるのは 船着き場からだ」
ブク「うんうん!」
ゾラ「♪四人のジプシーがついたのは 近くだノートルダム」
ブク「それでそれで?」
ゾラ「♪罠にかけられたジプシー!」
ブク「Σひどい!」
ヤッさん「んん?」
ゾラ「♪彼らを憎んでるー」
(47秒のところで)【魔王魂・ドア01】
ヤッさん(ドアの音と被せるように)「だ、誰や!?」
ゾラ「♪恐ろしい男の手の中にー」
ムー「見つけたぞ!貴様らを逮捕する!」
ヤッさん「なんやて!?」
ゾラ「♪とらーえーらーれーたー」
ムー「確保ー!」
ヤッさん「なんでやねぇぇぇんッ!!」

【曲 01:10秒付近でフェードアウト】


<<3 ラストゥレーヌ城内・地下牢>>

ゾラ、ブク、ヤッさん「「「うわぁっ!」」」←牢屋の中にぽいっと投げ捨てられた


ゾラ「いたたたた……」
ブク「はー、びっくりしたぁ……ここって、お城の牢屋?」
ヤッさん「はぁ、はぁ……みたいやな。おい、出せ!」【魔王魂・戦闘16 つづけて二回】
ムー「大人しくしなさい」
ゾラ「ムー!?」
ヤッさん「クッ、その首輪の紋章……お前、警護団のワンコか!」
ムー「いかにも。わたしはラストゥレーヌ警護団、ポケモン部隊隊長のムーランドである」
ブク「国の警護団が、どうして私たちを捕まえるの……?」
ゾラ「ムー、ゾラたち、何も悪いことしてないよ!」
ムー「ふむ……胸に手を当てて、よく考えてごらんなさい。
食い逃げ、万引き、営業妨害。器物破損に、公務執行妨害! ラストゥレーヌの城への度重なる不法侵入、それだけならまだしも、地下倉庫に忍び込んで宝石を食い荒らすなど言語道断!
命があるだけで、ありがたいと思いなさい」
ヤッさん「言いがかりや!」
ムー「フン、そこで大人しくしておくのだな」
ゾラ「ちょっと待って、ムー! ねぇ、ムーってば!
……行っちゃった……」
ヤッさん「なんやアイツ、感じ悪い」
ブク「ひどいよ、わたしたち、逮捕されるほどのこと……あれ?」
ヤッさん「どないした?」
ブク「……ねぇヤッさん、さっきあのムーランドが言ってた、お城の宝石を食い荒らしている……って、本当なの?」
ヤッさん「うっ」
ブク「わたしたちには、忍び込むけど見てるだけ、ひとりじめはせぇへん、取り分はみんなで山分けや! って、いつも言ってたよね?」
ヤッさん「うっ、うっ」
ゾラ「ヤッさん……」
ブク「ねぇ、そうなの?」
ヤッさん「うぅ〜……そ、そういや!」
ブク「話をそらすなぁ!」
ヤッさん「ゾラ、ワンコと知り合いみたいやったけど」
ゾラ「あ、うん知ってるよ。ムーは、ヒメのお目付け役、っていうか」
ヤッさん「お目付け役ねぇ〜」
ブク「ねぇ宝石ッ」
ヤッさん「ゴミ袋はちょっと黙らんかい!」
ブク「ゴミ袋って、ひどぉい!」
ゾラ「もう、やめなよこんな所で;」
ブク「ふんっ」
ヤッさん「ふんっはこっちの台詞や……しかし、お目付け役、とすると……この不当逮捕には、別の側面が見えてくるな」
ゾラ「どういうこと?」
ヤッさん「そりゃあ……まぁとにかく、この牢屋を出んことには始まらへん」
ブク「でも、この牢屋すごく頑丈みたいだよ。どうやったら出れるんだろ……」
ゾラ、ヤッサン「「うーん……」」


<<4 ラストゥレーヌ城内・ヒメの部屋>>

【魔王音・足音02 を台詞「あの連中も大人しく……」まで一定リズムで鳴らし続けてほしいのだけど 無理なら無しでお願いします】

ムー「フゥ、世話の焼ける! 船着き場の連中にも、姫さまにも……
しかし、こうして牢屋に入れておけば、姫さまもいくらか勉強に熱心になってくれるだろう。
多少強引な方法ではあったが……城の豪華な食事が食べれるとなれば、あの連中も大人しく……姫さま、入りますぞ」

【魔王音・ドア04】

ムー「……ハッ、い、いない!?
まったく! どれだけお転婆をすれば、気が済むのだぁ!」



<<5 城下町>>

【BGM H/MIX GALLERY 風船カーニバル 一周でOKです】

ヒメ「ふんふんふふふーん♪(鼻歌)
えっへへー逃げてきちゃった! 誰にも見つからずにお城を抜け出すくらい、ぼくにかかれば朝飯前さ☆
ウーンッやっぱり街はいいなぁ。広くって、賑やかで、お店もいっぱいで!
さてさて、ゾラたちの住んでる船着き場は、どっちの方向だったかな? 確かこっちだったような……」

ぺらーり「(遠く聞こえる)――インコじゃなーい! インコじゃなーい!」

ヒメ「あっ、あの声は!(・∀・)」

ぺらーり「(どんどん近づいてくる)インコじゃなーい! インコじゃなーい! インコじゃなーい!」

ヒメ「おーい、ぺらーりー!」
ぺらーり「おーい、ヒメー! 久しぶりー久しぶりー」
ヒメ「うははー(*´∀`*)久しぶりだねぇ!」
ぺらーり「ヒメチャン、なーにしてるのー?」
ヒメ「へへへっ、お勉強したくないからちょっと散歩してるんだ!
ねぇ、船着き場はどっち? ぼく、ゾラたちにも会いたいなぁ」
ぺらーり「アッチーだけど、今はいなーいよー」
ヒメ「え、そうなの?」
ぺらーり「アッサー起きたら、だーれも、イナカッター!」
ヒメ「そっかぁ……どこにいるのかなぁ」
ぺらーり「ヒメチャン、きょう、ぺらーりたちの家に、お泊まりスルー?」
ヒメ「お泊まり!? おぉっいいねぇいいねぇ!
あーでも、ムーが怒ってるだろうしなぁ……」
ぺらーり「ムーって、だぁれ?」
ヒメ「ムーはね、ぼくのやることに全部、くどくどくどくど言ってくるんだぁ。
あーあ、ムーさえいなければ、もっと遊びにこれるのに」
ぺらーり「ぺらーり、ムー、こらしめたい!」
ヒメ「こらしめる……?
アハハ、いいね、ちょっとこらしめちゃおう!
そうだね、こんなのはどうかな? ごにょごにょごにょ……」


<<6 ラストゥレーヌ城内・地下牢>>

【魔王魂・足音02 5回くらい】

ムー「……はぁ、まったく、姫さまはどこに行かれたのだ……これではせっかく連中を連れてきた意味がない!」

【ちょい音・ドア008 マンションの鍵閉め】

ムー「貴様ら、入るぞ……って、な、なんと! アザレアさま!?」

ゾラ(アザレアにイリュージョン中・うわずった声で)「そ、そそそそう! わたしはこの国の王女、アザレアよ!」
ムー「な……(少し低い声)なぜアザレアさまが、このような牢屋の中に?」
ゾラ「ととっととと、閉じ込められてしまったの! ムー、早くここからだだだ出してちょうだい!」
ムー「……グフッ、この強烈な生ごみの臭いは一体……」
ブク「……ふんっ、ふんっ、ふんっ、ふんっ」
ヤッさん(ひそひそ声)「ブク、もっとしっかり体振りぃや!」
ブク(ひそひそ声)「も、もう限界……」
ヤッさん(ひそひそ声)「ゾラのイリュージョンは見た目はカンペキやけど、ワンコ相手じゃニオイがごまかせへん!お前の生ごみ臭でワンコの鼻を潰すんや」
ムー「……聞こえてるぞ、後ろに隠れとる二匹」
ヤッさん「ギクッ」
ムー「イリュージョンで姿だけ似せて、騙される私ではない!」
ヤッさん「くっ……こうなったらしゃあない! 実力行使や!」
ムー「フン、貴様らの力なぞでこの鉄格子が破れるとでも……」
ブク「ふふふ、攻撃力だけが力じゃないんだから!」
ゾラ「ヤッさん、いっちゃえ!」
ヤッさん「おい、そこのアホワンコ! お前が考えとることなんて、俺さまにかかれば全部お見通しや!」
ムー「なっ、何を急に……」
ヤッさん「お前が俺たちを捕まえたんは、逮捕なんかやない。ずばり! 捕まえた俺たちをエサに、ヒメちゃんにおとなしく言う事を聞かせるためや!!」
ムー「それは……!」
ヤッさん「それだけちゃうで。そのお前がすごすご戻ってきたということは、つまり……ヒメちゃんはおらへんかった! もう逃げ出してもうた後やったんや、行方不明っちゅうこっちゃ!」
ムー「ぐっ、そこまで……」
ヤッさん「どうや!」
ゾラ「さすが、ヤッさんのアニキだっ」
ブク「だったら、わたしたちをここに閉じ込めてる理由はないよね? 早く出してっ」
ムー「し、しかしだな……いつものように城をうろついておられる可能性も……」
ヤッさん「(たのしそうに)おぉ、ええんか? 急がんでえぇんかぁ?
チョロチョロ街まで出て行ったあのアホネズミが、わるぅい人間に捕まっとるかもしれへんねんで?」
ムー「ぐぅ……!」
ブク「そうだよ、それからそれから、わるぅい人間にかぁわいいお洋服を着せられて……」
ヤッさん「(冷めた声で)なんでやねん」
ムー「うぅぅ……!」
ゾラ「そうそれで、わるぅい人間にパシャパシャ写真を撮られて、お礼にリンゴ飴とか水風船とかオモシロお面を……くーっ、うらやましい!」
ムー「うおぉぉぉ……!」
ヤッさん「……こ、この際なんでもえぇわ。
ほぉーら心配になってきたやろ〜? ここから出してくれればヒメちゃん探しを手伝ってやらんでもないで」
ゾラ「ムーだって、ヒメのこと心配でしょ!?」
ムー「し、心配だ……あぁ、姫さま……」
ブク「それならはやく、この牢屋の鍵を……」

ぺらーり「――タイヘーン! タイヘーン! 大変ダヨー!」

ゾラ「えぇっ、ぺらーり!? なんでこんなところに」
ムー「貴様、この地下牢に一体どこから侵入した!」
ぺらーり「タイヘン、タイヘン!」
ブク「ぺらーり、一体なにが大変なの?」
ぺらーり「ヒメチャン、大変! わるぅい人間に、ツカマッチャッター!」
ムー「なんと!」
ヤッさん「な、なんやて!? まさか、そんでそれから」
ブク「かぁわいいお洋服を着せられて」
ゾラ「リンゴ飴とか水風船とかオモシロお面!?」
ムー「なんということだ、わたしというものがありながら……! 姫さまァー!!」

【魔王魂・足音02 走ってる感じにできますかね?無理なら「姫さまァー!」が急激に遠ざかっていく感じにできますでしょうか】

ぺらーり「エ、エ? カワイイ? お面?」
ゾラ「よし、ゾラたちも急ごう!」
ヤッさん「ぺらーり、外からこの鍵を外してくれ!」
ぺらーり「ワ、ワカッタ、ワカッタ」


<<7 城下町>>

【BGM H/MIX GALLERY I'm home  ↓指定のとこまでエンドレスリピートでお願いします】

ヒメ「はーあ、みんなに会えないまま夕方になっちゃった。
……ぺらーり、ちゃんとムーに会えたかなぁ。
ぼくが人間に捕まったって言えば、ムーのやつ、びっくりするんだろうなー。まぁ、嘘だけどね。いひひッ!
……はぁ、心配してるんだろうなぁ……。
ムー、心配性だからなぁ。
ぼくが勉強してなかったら、怒るけど、ちゃんと分かるまで教えてくれるし……ちょっとお皿割ったり、窓から落ちたりしたら、やっぱり怒るけど、怪我はないかってしつこいくらい聞いてくるし……
うーん、冗談にしても、ちょっとやりすぎだったかも……」

ヒメ「ううんっそんなことないない!
だってだって、ムーがいっつもつきまとってくるから、ぼくは好きに遊べないんだ!」

【魔王魂・足音01 控えめな音量でゆっくり4回】

ヒメ「……いっつも、かぁ……。
一人でつまんないとき、ムー、いっつも一緒にいてくれるんだよなぁ……
あぁもーっ、ちがうちがう! ムーはそうするのが仕事なんだから、面白いこともちっとも言ってくれないし!
やっぱりこらしめてやらないと!ふんっ」

ヒメ「……あれ? そういえば……ここ、どこだろう?
確かこっちから来たような……あれ……あれ? どうしよう、どっちだか分かんなくなっちゃった。
しかも、どんどん薄暗くなってきてる……
おーい、ぺらーりー! どこまでいっちゃったんだよー!
……。ど、どうしよう。
ゾラー! ブクちゃん、ヤッさーん!」

【魔王魂・足音02 控えめな音量ではやめに5、6回】

ヒメ「お城はどっちだろう……このままじゃ夜になっちゃうよ……」

(間を置いて)

ヒメ「こんなとき……ムーがいたら……
ムー……ムーゥー!
こわいよぉ、ムーッ!!はやく迎えに来いよぉー!!!
ふえぇ〜ん(´;ω;`)ふえぇ……ムーのバカぁ!バカムー!!……えっぐえっぐ
くすん……くすん……」

ヒメ「(さみしそうに)これからは、ちゃんと勉強もするし……
わがまま言ったりしないから……
だから、迎えに来いよぉ……」

ムー「……言いましたな? 姫さま」

ヒメ「ム……ムーッ!」
ムー「ハァ、まったく! 一体あなたは、どれだけ心配をかければ気が済むのですか!」
ヒメ「もぉ……おそぉい! 遅いよぉ、バカムー!!うわぁぁぁん><」
ムー「こんなところで泣かない! 姫さまともあろうものが、人前でみっともないでしょう
(独り言のように)……本当に、世話の焼ける……わたしがどれだけ心配したか、本当に分かっておるのか?」

ヤッさん「みつけた、あそこや!」
ブク「ムーさーんっ」
ゾラ「ヒメ、ヒメー!」
ヒメ「みんなぁ!」
ゾラ「はー、無事でよかったぁ」
ぺらーり「サガシタ、サガシタ」
ヒメ「うぅ……ごめん」
ヤッさん「本当に、とんだお姫様やなぁ、ヒメは」
ゾラ「でも、そういうのがヒメらしいけどねっ!」
ヒメ「うん……みんな、ぼく、これからは、ちゃんとお姫様らしくしようと思うんだ」
ゾラ「えっ?」
ムー「姫さま……」
ヒメ「絵本じゃなくて、お勉強の本を読んで……遊んでばっかりじゃなく、お稽古もする。このままムーに心配かけてばっかりじゃ、だめだ……ぼくは、ラストゥレーヌのお姫様なんだから」
ゾラ「ヒメ……」
ブク「ヒメちゃん、すごく素敵!」
ヒメ「えへへっ だから、ムー、これからもずっと、お勉強教えてくれる?」
ムー「もちろんですとも! あぁ、ヒメさまからこのようなお言葉を聞ける日がくるなんて……!
ですが……わたしの強引なやり方も、間違っていたのかもしれません。時には気晴らしに、城下に降りて行くことも必要なのです。少しずつ成長すればよい。素敵な友人たちにも、恵まれたようですしな」
ゾラ「素敵な友人たち……へへへ」
ぺらーり「トモダチ、トモダチ!」
ヒメ「ねぇ、それって、ぼく……少しはやんちゃしても、いいってこと?」
ムー「少しは、ですよ?」
ヒメ「ムー……!だぁいすきっ!」
ムー「お、おぉ……//」
ヤッさん「よかったな、ヒメちゃん」
ヒメ「うん! じゃあ、今日はもう、夜も遅いし」
ムー「えぇ、城に戻って……」

【BGM 小さくなって消える】

ヒメ「――ゾラたちのおうちで、お泊まりだぁー!!」
ムー「…………え?」

【BGM 風船カーニバル 一周でOKです!一周のうちに最後まで終わらせたいっ】

(セリフは主旋律始まってから入れてほしいです///)
ゾラ「おぉぉっ、やったぁー!」
ぺらーり「オトマリ! オトマリ!」
ブク「えっえっ、ヒ、ヒメちゃんと、一緒に寝れるの!?」
ヒメ「いーっぱい女の子だけのお話しようね♪」
ブク「わぁー↑↑///」
ゾラ「いえーい!」
ヤッさん「なんや夜まで睡眠妨害かいな……まぁ、賑やかなのもたまにはえぇな」
ムー「お、おい……ちょっと待ちなさい」
ヒメ「(ムーの台詞に被せるように)そういうわけで! ムー、お城の皆には適当に言っておいてよ!
さぁさぁ行こう、船着き場へ!」
ゾラ「お泊まりお泊まり〜♪」
ブク「ねぇヒメちゃん、わたし、今度はお城にお泊まりしたいな///」
ヒメ「あっそれ楽しそうー! ごちそうたーくさん用意させるよ!」
ヤッさん「ご、ごちそう!? ごちそうやと……宝石やと……ウイィィィィィィッ!!!」
ぺらーり「ウイィィィィィィッ!!!」
ムー「ちょっと話を……き、貴様ら……!」
ヒメ「じゃあねムー、よろしくー!」
ゾラ・ヤッさん・ブク・ぺらーり「よろしくー!」

(↓↓ここから尺合せに適当にフェードアウトしていってください・足りなかったらナシで)

ブク「ゾラ、今朝歌ってたあの歌、ヒメちゃんに聞かせてあげたら?」
ヒメ「歌? なにそれ聞きたいっ」
ゾラ「えーっしょーがないなー(*・∀・」
ヤッさん「あんなんただの騒音やっアホギツネ」
ゾラ「アホじゃないもん!」
ヤッさん「アホーアホアホー」
ぺらーり「アホアホー!」
ブク「もぉー(笑)」
ヒメ「そういえば、アホギツネにインコにネズミにゴミ袋で、」
ぺらーり「インコじゃなーい!」
ブク「ゴミ袋って言わないでよぉ」
ヒメ「ヤッさんって、アホ何なの?」
ゾラ「あーそう言われれば……」
ヤッさん「アホゥ、おれはアホちゃうからそういうのいらんのんや、アホゥ」
ブク「アホって言う方がアホなんだよー」

(↑↑ここまで   ↓そんでこのセリフで終わり!)



ム「……ま、ま、ま、ま、待たんかぁー!!!!!」



【BGMのちゃんちゃん♪で上手く終われたらいいな☆】





********




*****ねばぎぶ****




クルス「……ん〜……」
ヒスイ「どうしたの、クルス?」
クルス「ん〜、ん〜? いや、何かいつもと違うような気がして」
ローザ「そう言われてみれば、確かに何か違和感を感じますわ」
アロエ「なんだろー、いつもうるさいクルスさんのナレーションが、会話の合間合間に挟まれていない程度のイワカンだよねー!」
ヒスイ「それだぁ!」
クルス「オイコラちょっと待てぃ。お前ら常日頃からボクの心のこもったありがたいナレーションをそういう風に思っていたのかい」
アロエ「うん!」
クルス「君のそんな純粋なところがある意味好きだよ(げんなり)」
ローザ「でもどうして、クルス様の美しくも神々しい心の声……およびナレーションが聞こえないのでしょう?」
クルス「そこまで言ってほしくもないけどさぁ!(泣)」
カイト「何だお前たち、まだ気付いてなかったのか」
クルス「カイトの存在にならたった今気付いた」
ヒスイ「あ、真っ黒くろすけだぁ」
アロエ「いたんだーほんとうに!」
カイト「……話を進めていいか?」
ローザ「真っ黒くろすけが何か口をきこうとしてるそうですわよ」
アロエ「れきしてきはっけん!」
カイト「(華麗にスルー)で、お前たちが感じてる違和感の正体だが」
クルス「ナレーションならもう見つけたよ」
カイト「じゃなくて。ナレーションのない理由だ。今回は俺たち……声があるんだ」
アロエ「声があるって、ふつうでしょ?」
クルス「全くこの黒だんご、逆人魚姫にでもなった気でいるんだろうね」
ヒスイ「かわいそぉー」
カイト「【魔王魂・ワンポイント29】……頭が痛い……」
ローザ「……っは、クルス様!」
クルス「何?」
ローザ「今気付いてしまいましたわ、わたくし!」
ヒスイ「なになに?」
ローザ「なんとわたくしたち、声があるのですわ!」
アロエ「な、なんだってぇー!!」
クルス「そうか、だから今まで変に思っていたのか! なんかボクら今日は……ひと味違うぜ!」
ヒスイ「すごいやぁ!! ダイハッケンだねぇ!」
カイト「なんなんだ……」
クルス「ん、アレお前、何でそんなトコで縮こまってんの」
カイト「もう放っといてくれ」
ローザ「クルス様、そうと決まれば、本日はクルス様の美声で幕を開けましょう!」
クルス「おしきた! よぅしじゃあタイトルコールいっくぜぇ!」
ヒスイ&アロエ「いぇーっ!」
カイト「……はぁ」

【HMIX・街へ行こう】

ヒスイ「タイトルコールいくよーっ」
クルス「『ねばー・ぎぶあっぷ! ボイスドラマ  略してねばどら!〜俺の美声で世界が泣いた〜』 はっじまっるよーっ!」
カイト「無駄になげぇ……」
【街へ行こうフェード】


スター「と、言うわけで。今回はボイスつきらしいわね」
クルス「いつもいきなりだなこの……(小さな声で)おばさん……は」
スター「あら、何か言ったかしら?」
クルス「イエ、ナンデモゴザイマセンヨー」
アロエ「スターさん、今日はいったい何の暇つぶしに来たのー?」
スター「会うたびに口が進化していくわねこの子は。あなたの影響なんじゃなくて?」
クルス「いやきっとローザの」
ローザ「そんなことございませんわ、クルス様v(無駄に可愛く)」
スター「そんな問答はさておいて。丁度いい機会だから、あなたたちにやってほしいことがあるのよ」
ローザ「さておかれましたわ」
ヒスイ「やってほしいことぉ?」
スター「ちょっと、知り合いから取り寄せた本があってね。とあるもののやり方が載っているのよ。でも、私には読めない字だから」
クルス「相変わらず好きだなぁそういうの」
スター「お黙り。で、あなたなら読めるんじゃないかって」
カイト「なになに……【ちょい音・本No,002】『楽しいあそび おへや遊び・おそと遊び』」
クルス「お前が読むのかよ」
ローザ「奇っ怪なタイトルですわね。この黒いのが言うと、なおさら」
クルス「とあるものって……まさか、遊び? しかも、こんな子供が読むような絵面の本の」
スター「ええ、そうよ。楽しいじゃない?」
クルス「ムーゲンの爺さんと同じくらいの歳のババアが子供の遊びって……」
スター「エアスラッシュッ!!」
クルス「うごぉぅっ!?」
スター「楽しむのに年齢は関係ないのよ。お・わ・か・り?」
クルス「………………ハイ」
ヒスイ「こーいうときに、『口は災いの門』って言うのかぁ」
アロエ「べんきょーになりましたー」
スター「で、この本に書かれてる遊びの中から楽しそうなものをピックアップして、それを実際にやってみましょう。ってコーナーなんだけど」
カイト「いつのまにコーナーに……」
ローザ「でも、そうは言っても探すだけで時間が終わってしまいません?」
スター「だからこそ、あなたたちを捕まえたのよ」
カイト&クルス「え?」
スター「あなたたちなら、この本の中の遊びも当然知っているわよね? それで特に面白いものを厳選してほしいの」
クルス「って言っても、ボク字は読めてもやり方とか何があるのかとかわからないよ?」
スター「じゃあ、そっちの彼がいるじゃない」
カイト「う゛ぇっ……!? お、俺、ですか……?」
スター「ほかに誰もいないんだから」
カイト「じゃあこれ以外の奴をやれば……」
スター「自分の知らない分野の研究をしようとする探求心は、いつの時代、どの年代にも変わらず必要なものよ。つべこべ言わず……やりなさい?」
カイト「ハ、ハイ!」
アロエ「こーいうのを、『アーボに睨まれたニョロモ』って言うんだねー」
ヒスイ「ベンキョーになるねぇ」

【魔王魂・ベース12】

カイト「と、いうわけで……俺なりに選んでみました」
クルス&ヒスイ&アロエ&ローザ「おお〜っ(拍手)」
スター「何かしら?(ワクワク)」
カイト「えーっと、まず名前と言うか通称……『山手線ゲーム』」
ヒスイ「ヤマノテセン?【魔王魂・ワンポイント21】」
カイト「まぁ、この世界にはないものだから単語の説明は置いておくとして……。要約すれば、一つのお題を決めてそれに関する言葉を順番に言っていく、というゲームだ」
ローザ「言葉遊びみたいなものですわね?」
カイト「まぁ、そういうもんだな」
アロエ「おもしろそー!」
スター「暇つぶしにはなりそうね。それをやってみましょうか」
クルス「いえーい! それじゃあカイト、やり方教えてっ」
カイト「いいぞ。それでは、はじめにお題を決めるわけだが……」
ヒスイ「じゃあ、雑草ジョークのタイトルでー!」
カイト「【魔王魂・ワンポイント06】Σなにぃっ」
スター「あら、そういうのでいいの? じゃあ私はサイコロの目で」
アロエ「わたしは木の実の種類ー!」
ローザ「では、わたくしはクルス様の個人情報ランキング50位で!」
クルス「待て待て待てぃ!」
カイト「ちょ、お題はひとつだけだぞ!」
ヒスイ&スター&アロエ&ローザ「えぇ〜〜」
クルス「だいたいそんな無茶苦茶なお題が認められるか! てかひとり確実にボクのプライバシーを亡き者にしようとしていた奴がいたぞ!?」
ローザ「大丈夫ですわクルス様、どのような寝言を言っていらしたか、一週間分の統計を発表するまでしか言いませんから」
クルス「それも随分なプライバシーいじめだ! シカトしないでお願いだからっ。プライバシーは保護されるものであって晒されるものではないんだ!」
カイト「……ま、まぁ。説明が少なかった。このゲームは、決めた一つのお題に関する事柄を順番に言っていくゲームなんだ。
    例えば、『ポケモンの種類』ってお題になったら、時計回りに『ロコン』とか『ナゾノクサ』とか答えていき……詰まった時点で終了だ」
ローザ「言えなくなったらそれで終わりですの? なんだかシビアですわね」
カイト「まぁローカルルールが色々あるからな。音楽に合わせて答えていって、リズムに乗り切れなかったらアウト、とか。詰まったやつだけ外れて、最後に残ったやつが勝ち、とか……。
    勝ち負けを決めないでただの問答遊びという遊び方もあるが」
アロエ「なんか楽しそうだねー!」
スター「それじゃあ、こういう小さい子もいることだし。ふつうに楽しむだけの遊びにしましょうか」
ヒスイ「えーおー! さんせー!」
クルス「おっけー! ……あ、でも、ポケモンの種類とか、木の実の種類とか、ボク答えられない事の方が多いよ?」
カイト「そこは安心しろ。公平に、誰もが知っているお題にするのが、このゲームの優しいところだ。と、いうわけで……。マニアックなお題は禁止。自分しか知らないようなことや、誰かを仲間外れにするようなものも禁止。お題は『果物』とか『色』とか、そういうありふれたものを使うんだ」
ローザ「無難なもの、というわけですわね。つまらないですわぁ」
スター「でも、そういう誰でも知っているようなものを、『如何に面白おかしく言えるか』っていう工夫ができて、なかなかいい遊びよね。あなた達のいた世界には、ずいぶん楽しいものがあるのねー」
クルス「ぅえっへん。……ボクは覚えてないけど!」
アロエ「じゃあ、早速やろー!」
スター「お待ちなさい。ちょっと人数が足りないみたいだから……」
ローザ「え、別に良いのではありませんの? すでに6にんいるわけですし……」
スター「こういうのは、大人数でやった方が面白いのよ。自分の番までの待ち時間は長くなるけど、その分いっぱい考えられていいじゃない」
カイト「ま、まぁ、そうです、ね」
スター「と、言うわけで……早速呼んできたわ」
クルス「はっや!」
クシナ「呼ばれて飛び出て☆じゃじゃじゃじゃーん! チーム“鋼鉄の騎士”筆頭、クシナさんだー!」
クルス「なんだお前かクシナサンダー」
クシナ「クシナサンダー違う。クシナさんだー!」
スター「それじゃあ、人数も揃ったことだし、始めましょう」
ヒスイ「え、でもクシナしか来てないよー?」
アロエ「ココアさんはー?」
クシナ「ああ、ココアはちょっと今日は用事があってさ。これなくなっちゃったんだ」
スター「……。……二人増えようが、一人増えようが、ゲームの進行には全く関係ないわ」
クルス「え、さっきまであんなに熱弁してたのに」
スター「お黙り。さぁ、さっさとやるわよ!」
クシナ「え、ところで何やるの? 全然聞かされてないんだけど……」

【魔王魂・ベース05】

【唄い鳥・ゲームMIDI・楽しい曲】
カイト「それじゃあ、ルールの確認だ。
    まず、お題を一つ決める。この時に注意したいのが、『果物』とか『色』とか、『誰でも知っているもの』にすることだ。一部しか解らないようなマニアックなものはマニア同士でやってくれ。
    それで、そのお題に関するものを、時計回りに言っていくんだ。『果物』だったら、『林檎』とか『梨』とか『葡萄』という具合にな。別に時計回りじゃなくてもいいが、決めるのが面倒だから時計回りと言うことにしておくぞ。
    俺→スターさん→アロエ→ヒスイ→クシナ→ローザ→クルスという順番だな。さて、ここまでで、何か質問はあるか?」
ローザ「はいはーい! 結局、お題は何になったんですの?」
カイト「ああ、それならさっき、スターさんが何やら言っていたが……」【楽しい曲フェードアウト】
スター「ちゃららちゃっちゃらー♪(某猫型ロボットが道具を出すときの効果音) 決めると言ったらこれでしょう。サイコロよ!」
クルス「またそれかぁぁぁ」
ヒスイ「ぅぇえええお。そのサイコロ、やな思い出しかないよー」
スター「じゃあ、行くわよ! 何が出るかなっ♪ 何が出るかなっ♪ それはサイコロ……じゃじゃじゃじゃーん♪」
クルス「相変わらず愉快なひとだ」12:37
スター「はいっ、『楽しかった時』! 『あれはよかったよかった』」
アロエ「(復唱)『あれはよかったよかった』!」
クルス「待て待て待てっ! なんか進化を遂げてないか!? 前は振るだけで終わったじゃないか!」
スター「あらそうね。……まぁ、色々こちらも最近は見るチャンネルが変わったのよ」
ヒスイ「何の話?」
カイト「げふんげふんげふん! ……ま、まぁ、そういうお題でも……あり……かな?」
クシナ「とりあえず、このお題について言ってけばいいんだよね?」
ローザ「そういうことですわね」
カイト「それじゃあ、俺からだな。見本として俺が一番手……の筈だったんだが、よくわからないお題になってしまった……」
アロエ「どーん、まいっ☆」
カイト「はぁ……。えーっと、まぁたまにこんなわけわからんお題になることもあるが、そこは臨機応変に……このゲームの醍醐味は、『如何に面白く』『簡単にまとめる』ことができるかというのも含まれていたり、いなかったり……」
クルス「珍しくカイトが弱気だ」
スター「とりあえず、早く進めなさい」
カイト「はい……お題『楽しかった時』……えーっと、『たたかいで相手の急所に当てた時』。はいっ」
スター「ドSね、あなたも。『サイコロが目の前の相手の頭に当たった時』! はいっ」
クルス「そんなことあったの!?」
アロエ「『お姉ちゃんと一緒に家畜をいじめた時』! はいっ」
クシナ「黒い黒い黒い!」
ヒスイ「んー、『尻尾が邪魔で寝返りが打てないクルスを見た時』、はいっ」
クルス「てめー何見て笑ってんだ!」
クシナ「あたしだね? 『転んだココアが起きられなくてじたばたしてる時』、はいっ!」
クルス「お前らそろいもそろってどんなもので娯楽を得てるんだ!」
ローザ「わたくしはですね、『クルス様の可愛らしいお姿を影でこっそり盗撮する時』……きゃっv はいっクルス様!」
クルス「カメラなんてあるの!? えーっと、ボクはじゃあ、『こいつら全員が痛い目見る時』……はい」
カイト「ストップストップストーーップ!! 待て、やっぱりこれじゃ駄目だ!」
ローザ「あら、なんでですの? せっかくこのゲームの面白さがわかってきたところですのに」
カイト「こんなダークな楽しみ方をするものじゃない! それにこれはある種リズム感を楽しむゲームでもあるんだ。お題が長すぎる!」
スター「そうねぇ、それに……緊張感が、足りないわね」
カイト「えっ……」
アロエ「きんちょーかん?」
ローザ「そういえば、そんなとくせいがあるそうですわね」
スター「違うわ。緊張感と言ったら、緊迫感。緊迫感と言ったら、スリル! 一種のギャンブル性が欲しいわね」
カイト「え、ちょっ」
クシナ「いいね! というと何か賭けるとか?」
ヒスイ「木の実でも賭けるー?」
スター「それじゃあ温いわ。ギャンブルといったらやっぱり……お金よ!」
クルス「ぉぉおおおおっ!」
カイト「えぇぇぇ」
ローザ「でもわたくしたち、自分たちの蓄えがあると言ってもそんな、無駄遣いできるお金は持ち合わせておりませんわ」
スター「問題ないわ。いい? 勝ったら、順位に応じてあなたたちのこれからのお給料を倍にしてあげる。その代わり負けたら……借金でも抱えてもらおうかしら!」
クシナ「な、なんだってー!」
カイト「っていうか、これ別に順位とか、勝ち負けとか、そういうゲーム違う……」
スター「その辺はぬかりないわ。あなたさっき、『リズム感を楽しむ』って言ったわね? だから、リズムに乗り切れなかったものから脱落していくのよ!」
ヒスイ「ナンテコッター!」
クルス「でも楽しそうだなぁ! よし、それやろう!」
ローザ「賛成ですわ! わたくしも受けて立ちますわ!」
*アロエ「やるやるー!」16:45
ヒスイ「えーおー! アロエちゃんがやるならおいらもー!」
クシナ「ギャンブルは大好きだよ! お金がかかってるならなおさら、燃えるね!」
カイト「……はぁ。まぁ、いいか……」

【魔王魂・ギター09】

スター「(タッ、タッ、タッ、タッ、と一定のリズムをたたきながら【魔王魂・拍手01】)良いわね? このリズムよ?」
クルス「それじゃあ、第一回! チキチキ☆ヤマノテセンリズム大会!〜音痴に稼げる金はねぇ!〜 はじまりぃ!」
ローザ「お題は、単純化して『赤いもの』ですわね」
クシナ「ある意味簡単でもあり、難しくもあり……」
アロエ「それじゃあ順番はさっきのだね?」
ヒスイ「よーい……はじめーっ!」
カイト「え、えぇっ、早速俺から!?」
アロエ「【魔王魂・ワンポイント32】ブブーッ! カイトさん、アーウトッ」
カイト「ちょ、タンマとかないのか!?」
クシナ「勝負の世界に甘えは存在しないよ! さっさと立ち去れ、この音痴め!」
カイト「さ、最悪だ……」
スター「全く、とんだあふぉがいたようね」
アロエ「それじゃあ第二ラウンドは、一番手がいなくなったから二番手のスターさんからだよー!」
スター「わかったわ。じゃあ、合図をよろしく、負け犬さん」
カイト「【魔王魂・戦闘06】ぐっ……。……よ、よーい……はじめっ!」
スター「『け・つ・え・き』! はいっ!」
アロエ「『ちゅー・りっ・ぷ』! はいっ♪」
ヒスイ「『り・ん・ご』ー! はいっ」
クシナ「『ク・ラ・ボ・の・み』! はいっ!」
ローザ「『ク・ル・ス・さ・ま』! はいっv」
クルス「『ひ・の・こ』! はいぃっ!」
カイト「い、色々突っ込みたい! とりあえず最後から二番目の奴、それはアリなのか!?」
ローザ「アリにきまってますわ! ねぇ?」
ヒスイ「アリアリー!」
アロエ「アリだよー!」
カイト「くっ……。なんかなんでも許される気がしてきた」
スター「とりあえず黒いの、リズムを乱さないでちょうだい」
カイト「は、はい、すみませんでした……(ショボンヌ」
クルス「哀れだ……」
スター「二週目行くわよ!(リズムをたたきながら【魔王魂・拍手01】) 『し・ん・ぞ・う』! はいっ!」
アロエ「『ツ・バ・キ』、はいっ♪」
ヒスイ「『ぇ……ぇおぉえお』!」
クルス「ボキャブラリ消えるの早っ!」
アロエ「ブブーッ! ヒスイさん、アーウトッ!」
ヒスイ「ぅぇえぉおお(泣)」
カイト「……ドンマイ」
クルス「おお、負け犬同士が慰め合ってるぞ」

カイト「……そうして、勝負はそれから三周、四周と続いた」
ヒスイ「あれー、いきなりモノローグ入った」
カイト「まず、初めは優位に思えていたローザが『クルスの素敵なところ』を語りつくそうとして文字数オーバーで脱落」
ローザ「限度があるなんて知りませんでしたわぁぁ!【魔王魂・爆発05】」
ヒスイ「そりゃあ、『ク・ル・ス・さ・ま・の・あ・い・ら・し・い・ほっ・ぺv』なんて、リズム以前の問題だよぉ」
ローザ「でもわたくしは、それなりに音楽の素養はあったのですわ!」
カイト「次に、何をしに来たんだかわからないクシナが脱落」
クシナ「ぇぇえ、だって一度言ったものをもう一回言っちゃいけないルールなんてなかっただろう?」
ローザ「それでも、その前に言ったアロエの『あんず』をまた繰り返すのは、これは最早救いようのないレベルですわ」
ヒスイ「バラエティー番組だったら、爆笑確実だったのにねぇ」
*クシナ「他のやつらが真剣に燃えすぎてんのさ! 特にスターとかスターとか」20:20
カイト「そして、十周くらいして、ついにクルスがギブアップ」
クルス「ねばーぎぶあっぷなのに……主人公なのに……」
ローザ「元気出してくださいませ、クルス様。ここまで勝ち残ったのは誇れることですわ!」
ヒスイ「そうだよぉ、クルスはキオクソーシツなのに、すごい粘ってたじゃないかー!」
クシナ「ちょ、あんたら。態度違いすぎない? あたしとそいつで。あたしも結構頑張ったよ? あれ?」
カイト「まぁ、主人公という仁徳と、記憶喪失という誰もが忘れかけていた設定ありきだからな」
クルス「でも最後に『りんご』をもう一度繰り返しちゃったのは、クシナサンダーみたいで最悪だったなぁ……」
ローザ「そんな、十周もしたならふつう、最初に言われたものを忘れてしまうのは無理ありませんわ」
ヒスイ「そうだよぉ! クシナなんて、直前に言われたのを繰り返したんだよぉ?」
クシナ「あんたらあとでギルドの裏な?」
カイト「……で、未だ残っているのは……最初からノリノリだったスターと、意外なことに最年少のアロエであった……」
クルス「アロエがあんなにボキャブラリ多かったなんて驚いたよ」
ヒスイ「アロエちゃんって、お花とかに詳しいんだねぇ」
ローザ「アロエは昔から、植物だけは詳しかったのですわ……」
クシナ「……これからあたし、あの子のこと敬称付で呼ぼうかな……」
カイト「同じ言葉を繰り返した負い目もあるしな」
【HMIX・裁きの炎 少しずつフェードイン】
アロエ「『れ・ん・げ』っ♪」
スター「『りゅ・う・け・つ』!」
アロエ「『ア・ザ・ミ』っ」
スター「『しゅっ・け・つ』!」

クルス「いやー続くねー」
ヒスイ「アロエちゃんのお花シリーズと、スターの血液あんど内臓シリーズ……どこまで続くんだろうねぇ」
ローザ「壮絶なラリーですわ」
クシナ「お互いの世界が違いすぎて逆にシュールな気がするのはあたしの気のせいかい?」
カイト「気にするな。気にしたらきっとそれで終わりだ」

アロエ「『ア・カ・ネ……の・根』っ!」

クルス「おぉっ、リズムを崩しかけたが持ち直したっ!」
ヒスイ「でも、なんで『の根』まで言ったんだろう? アカネでいいんじゃないの?」
ローザ「アカネ。根は乾燥すると赤黄色から橙色になり、赤い根であることからアカネと名付けられたと言われる。――ウィキペディアより。ですって」
クルス「なんて律儀な……!(ぶわっ)」

スター「『と・け・つ』!」
アロエ「『ベ・ニ・バ・ナ』!」
スター「『な……な・い・しゅっ・け・つ』!」

クシナ「スターも段々つらくなってきたねー」
カイト「……思ったんだが、こうして実況するような会話形式で、果たしてボイスドラマというものは成り立つのか?」
クシナ「……さぁ?」
クルス「お、おおっと! そろそろスター選手、ネタ切れかっ!?」
クシナ「……クルスが盛り上がってるから、いいんじゃない?」
カイト「……(溜息)」
【裁きの炎少しずつフェードアウト】
アロエ「『ヒ・ガ・ン・バ・ナ』! ……はいっ」
スター「くっ……。…………。……負けたわっ……」
ヒスイ「ぇおお! と、いうことは……」
ローザ「凄いですわアロエ! あなたの勝利ですわ!」
*クルス「何ということでしょう! 今まさに! ここに新王者が誕生いたしましたぁぁぁ!」13:45
アロエ「わーい、わーい!」
スター「……ふっ……。私としたことが。ただの子供に、人生の歴史の象徴である『言葉』で負けるなんてね……」
アロエ「でも、スターさんも凄かったよ! シンキンコーソクとか、ナイゾーハレツとか!」
カイト「……それは、『赤』なのか?」
スター「イメージが『赤』だから、いいのよ。心臓とか、内臓とか、グロテスクじゃない」
カイト「……ぇぇぇ」
クルス「それでは、ヤマノテセン王者、アロエ選手に……負け犬スターから、賞金授与です」
【このあたりから HMIX・風船カーニバル少しずつフェードイン】
スター「楽しかったわ。ありがとう。まさかここまで面白いものになるなんて、思ってなかったわ。これからあなたには今までの倍の給料を振り込んでおくわ。あとクルス、あとで晒し首ね」
アロエ「ううん、オキューリョーなんて、いいよ! わたしも楽しかったから!」
ローザ「アロエ……! なんて良い子なのっ、流石わたくしの妹ですわ!」
クシナ「ほんと、お姉さんとは違って、良い子街道驀進中だね」
ローザ「……なにか、言いまして?
クシナ「イイエ、ナンデモアリマセン」
ヒスイ「アロエちゃんは優しいし可愛いし、ゲームも終わったし。これでイッケンラクチャクだねぇ!」
カイト「……色々と、趣旨がずれていたような気もするが……。まぁ、なんだかんだで楽しかったから、いいか」
クルス「そうだねぇ。終わりよければ全てよし、なのさ!」
【風前カーニバルフェードアウト】
スター「……あら、お待ちなさい? あなたたち、負け犬には負け犬のルールがあったでしょう?」
カイト&ヒスイ&クシナ&クルス「ぎくり」
ローザ「そういえば、借金、とかいうものがありましたっけ」
クシナ「……スターさん? いや、そういうのはほら、丁度良い感じで終わったことだし、水に流していただけるものでは……」
スター「アロエちゃんは良い子よねぇ。……でも、私はそんなピュアではなくて、ルールはルールに生きる女だから……ね?」
クルス「あっ、で、でもさ、流石に年下のアロエが大人なところ見せてるのに……年長者のアロエがボクらからがっぽりお金を取るのは、いかがなものかと……」
スター「そう。だからやっぱり……これで決めようかと思って」
ヒスイ「サイコロォォォ」
カイト「えっ……と、何なに……『一人だけ』『二人まで』『三人まで』『四人まで』『負け犬全員から』『寛容に』……まさか、これで借金を抱える人数を選べと」
スター「その通りよ」
クシナ「負け犬全員なんて絶対に厭だっ! 三人までにしとくれせめてっ」
クルス「この『寛容に』ってことはつまり、この目さえ出せば、全員生きて帰れるって事でおーけぃ?」
スター「ええ。流石にそのくらい優しさを与えておかなきゃね」
カイト「で、それ以外の目だと……確実に俺が、借金地獄ということで」
ローザ「ちなみに、借金って……いくらですの?」
スター「そうねぇ。ざっと、一生ただ働きくらい?」
ヒスイ「お金じゃないの!?」
スター「やぁね。誰がいつ、お金だなんて言ったのよ。子供相手にお金をかけるなんて、大人として道を踏み外しているわ」
ヒスイ「えお? えお、えおえお?」
クルス「このひとの言葉は鵜呑みにしちゃいけないんだ。うん」
スター「さぁて、一体どうなるのかしら? さぁみんな! 目をつぶるのよ!」
クシナ「ウワァァァ」
ローザ「黒いのひとりだけになりますように。黒いのひとりだけに……」
カイト「おいっ誰だ!? 俺を呪ってるのは!」
ヒスイ「えおー! ただ働きなんていやだー!」
クルス「ボクもだー! ……って、あれ」
スター「出たわよ! サイコロが指し示したのは……『負け犬全員から』!」
クシナ「最悪のキタコレ!」
ローザ「なんてことですの! わたくし、黒いのに全部押しつけて仕事なんて逃げてやりますわ!」
ヒスイ「ここで明言すること、それ!?」
クルス「……ねぇねぇ、ちょっといいかなー」
カイト「お前はやけに冷静だな」
アロエ「なんか、カイトさんとクルスさんの立場ギャクテンしてるよね」
クルス「あのさぁ、今思ったんだけど……。……ボクらって、別に給料制でも、なんでもないよね?」
全員「……あ」

沈黙。

【HMIX・昼下がりのワルツ できればラストまで】
スター「……そ、そうよ。経営者の私がそんなことを忘れるはずないじゃない。ちょっとからかって……反応を楽しんでみただけよ。面白い阿鼻叫喚図が見れたわ」
クシナ「なんだ、騒いで損した……」
ローザ「流石クルス様ですわ! 盲点でしたわ!」
ヒスイ「えおえーお! 安心したよぉ!」
カイト「……ふぅ。やれやれ……」
アロエ「もともとただ働きみたいなものだしねー!」
クルス「なんか、意外なところで叶ったなぁ」
ローザ「なにがですの?」
クルス「ボクの『楽しい時』ー! ……『こいつら全員が痛い目見る時』。……神様ありがとう!」
スター「なんだか今、すごいいらっときたから、あなただけこれからの仕事の報酬三十パーセント減らすわね」
クルス「ぎゃぁぁ!」
ヒスイ「『口は災いの門』、ふたたびだねー」
アロエ「……ガッショー!」



クルス「と、いうわけで、ねばーぎぶあっぷ! ボイスドラマ  略してねばどら!
    血の色花の色王者決定戦〜お前の心臓何味だ〜
    ご視聴、どうもありがとうございましたっ!」
カイト「タイトル変わった!?」
クルス「ほら、お前も突っ込みやってないで一緒に言えよ。せーの……」

クルス「(同時に)ありがとうございましたっ!」
ヒスイ「(同時に)ありがとうござぇおぇっ」
アロエ「(同時に)まったねー!」
ローザ「(同時に)クールスー様ぁぁぁ!」
クシナ「(同時に)次回をお楽しみに!」
スター「(同時に)次こそ勝つわ!」

カイト「……最後くらいそろえろぉぉぉぉ!!!」


アロエ「…………ちゃん、ちゃん♪」




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